校舎まで 向かう途中
ジャージ姿 の 先輩達 に 囲まれた 一人の 女の子 を 見つけた 日下部みやび は
隣 に 居る 豊臣秀吉 へ 、
疑問 を 投げかける
日下部 ︎︎ 「 あの子は ..?? 」
豊臣 ︎︎ 「 ん ...? あー! ちよほちゃ ······ 」
日下部 ︎︎ 「 ちよほ、さん? 」
豊臣 ︎︎ 「 あー、いや? 荒木 咲撫ちゃん やで 」
日下部 ︎︎ 「 あらき、えなさん、 」
歴史人物 に そんな方 居たっけ、 と 頭 を 巡らせる 日下部
( あっぶな .. もう ちよほ やないんやっけ )
先程 の 言い間違い を 本人 に 聞かれてないか 冷や汗 が 止まらない 豊臣 。
『 大勢 で 初対面の人 を 囲うなんて 卑怯な事 よく 恥ずかしげもなく 出来ますね 』
『 みっともなくて こちらが 恥ずかしい。 』
『 金輪際 わたしの前に 現れないで もらっても? 』
そう 淡々と 言い遂げた 様子 を 見た 日下部は
ある 1つの 考えを 思い浮かべる
日下部 ︎︎ 「 端正 な 顔立ち に 物怖じしない 性格 」
日下部 ︎︎ 「 もしかして .. 荒木だし とな ?! 」
豊臣 ︎︎ 「 おーい 、みやびちゃん? 」
豊臣 ︎︎ 「 何ちゃこちゃこ 言うてるん? 」
日下部 ︎︎ 「 あぁ .. いえ。 」
『 豊臣くん 』
豊臣 ︎︎ 「 っはい?! 」
豊臣 ︎︎ 「 もしかして ... 聞こえとった、? 」
『 何が? 聞かれちゃいけないことでも 言ってたの? 』
豊臣 ︎︎ 「 や、全然 ..! 」
豊臣 ︎︎ 「 久々やなぁ 」
豊臣 ︎︎ 「 相変わらず 可愛い! 」
『 豊臣くんは 相変わらず 女誑しな 様 で 何より 』
女性 を 誑かす 豊臣へ
冷めた 目 を 送る 荒木
美人の 真顔程 怖いものは 無く 、
豊臣 が 蛇に 見込まれた 蛙 の 様に なる
そんな 豊臣 は 眼中に 無いのか、 視線 を 日下部 へ 向ける 荒木
日下部 ︎︎ 「 私、日下部みやびと申します! 」
日下部 ︎︎ 「 荒木咲撫さん 、よろしくお願いします 」
『 ふふ、はい、みやびさん宜しくね 』
はにかむ 荒木 を 見た 日下部は、
彼女 の 美女さ を 改めて 実感した __
荒木だし 事 荒木ちよほ は 戦国時代 の 女性 。 黒田官兵衛の 友人 ・ 荒木村重 の 妻 今楊貴妃 と 呼ばれる程 絶世の美女 ⚠︎ 咲撫って名前と だし様は 一切関係してませんが本作では咲撫とさせていただきます
コメント
5件
台詞だけじゃなくてちょくちょく説明?が入ってるから読みやすい🥹♡ 私はよく台詞ばっかになりがちだからほんと尊敬;;
咲撫様 への かるーく 説明を させて頂きました 🩰🩶 次回から 1話完結 の 短編集 と なりますので 良ければ 新信長公記内 での 推しキャラ 教えて下さると 助かります ❤︎.*