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2

それから私とボムギュさんは

なんとなく生きてた

なんか死にたくて、なんか生きてた

死んでも良かったけど、 生きてても良かった

〇 〇 .

夕日って、何気に初めてこんなにしっかり見たなぁ。

범 규 .

僕も。

〇 〇 .

綺麗…

범 규 .

だね

〇 〇 .

なんでこんなに綺麗なのに

〇 〇 .

すぐ消えちゃうんだろう

범 규 .

綺麗だからじゃない?

〇 〇 .

…?

범 규 .

綺麗だから、ずっとそこにあれば

범 규 .

皆それに慣れちゃうじゃん

범 규 .

皆すぐ飽きちゃって、誰も見なくなるからじゃない?

〇 〇 .

たしかに、

〇 〇 .

でも皆夕日が無くなっちゃったら悲しむんだろうな

범 규 .

居なくなっても、誰かに悲しんで貰えるなら幸せだよ

〇 〇 .

ね、私が居なくなって、誰かの日常が狂うぐらい悲しんでもらえたらさ

〇 〇 .

幸せじゃんね

범 규 .

でも僕〇〇が居なくなったら

범 규 .

…悲しい、かも。

〇 〇 .

〇 〇 .

な、なにそれ笑

〇 〇 .

照れる

범 규 .

冗談…!!

〇 〇 .

笑笑

〇 〇 .

こんな焦ってるボムギュさん初めて見た

범 규 .

焦ってないから。

〇 〇 .

でも私もボムギュさんが居なくなったら

〇 〇 .

悲しいです

범 규 .

…じゃあ2人とも幸せだね

〇 〇 .

はい笑

なんて、付き合う前の高校生みたいな 会話しちゃって

何気に幸せにやってるし

まあ、相変わらず私達の関係に 名前は要らなかったけど

でも

…好きなのかな

ボムギュさんの事が…

好きなのかもしれない。

범 규 .

…じゃあ2人とも幸せだね

〇 〇 .

はい笑

海と、夕日と…

〇〇。

紛れもなく僕の中で1番輝いてるのは

〇〇だけで

笑顔が綺麗で

生きていたい

〇〇がいるから生きていたい

〇〇が、好きだから…

生きていて欲しい

死にたいなんて、思わないで欲しい

あの日、君が僕にああ言った

僕と一緒なら、生きていけるって

そんなのさ…期待しちゃうじゃん

死ねないじゃん

なんなら、生きていたい。

初めて、生きたいって心から思えた

そう思えた理由は〇〇だから。

だから神様

〇〇が

もし、本当にもしかして

死んじゃった時は、お化けにしてあげて

また、僕の元に来させてあげてください。

僕の生き甲斐を

どうか、どうか…。

〇 〇 .

ただいまー。

범 규 .

ふうっ、

〇 〇 .

…ね、ねえボムギュさん

범 규 .

ん?

〇 〇 .

私、ボムギュさんの事、もう少し知りたい…

범 규 .

〇 〇 .

年齢とか、血液型とか、誕生日とか

범 규 .

うん、僕も〇〇の事、知りたい。

〇 〇 .

〇 〇 .

よかったぁ〜…、

범 규 .

笑笑

〇 〇 .

じゃ、じゃあ…

〇 〇 .

年齢から…?

범 규 .

だね笑

〇 〇 .

私は、

妙に緊張する

こんなにも仲良くなったのに

初めて自分のことを知られると思うと

胸のドキドキが止まらない、。

〇 〇 .

18歳です

범 규 .

若い…笑

〇 〇 .

ボムギュさんは…?

범 규 .

범 규 .

20歳

〇 〇 .

2個しか変わらないですよ笑

범 규 .

じゃあ敬語やめようよ

범 규 .

ボムギュさんって呼ぶのもやめて

〇 〇 .

じゃあボムギュ?

범 규 .

うん笑

〇 〇 .

なんか、更に仲良くなれましたね笑

〇 〇 .

あっ、

범 규 .

敬語は慣れないよね笑

범 규 .

まあ、ゆっくり

〇 〇 .

うん笑

もっと、心が近ずいた気がした

だけど私たち二人は

これ以下になるのもこれ以上になるのも

恐れていた。

私は、ボムギュさんが好き

でも、この気持ちが明らかになってしまえば

全部が簡単に崩れてしまいそうで

消えてしまいそうで

怖い。

終わりなんて、無条件に迎えるものだけれど

この関係に、終わりがなければいいのに

なんて

ね、。

それから、ボムギュとの日々は 寂しいくらいに早く過ぎていった。

気づけば、笑ってた

ボムギュと初めて会った日の

ずっと死にたがってた弱い私なんて

忘れてしまいそうなぐらいに

私は変わった

生きたいって、心の底から笑ってた

ボムギュが私を変えてくれた。

범 규 .

…僕達さ、変わったよね

〇 〇 .

うん、ほんとにね

범 규 .

今、死にたい?

〇 〇 .

ううん、生きたい。

〇 〇 .

ボムギュは?

범 규 .

僕も。

〇 〇 .

良かった笑

범 규 .

あの、さ…

〇 〇 .

ん?

범 규 .

僕、〇〇のこと

범 규 .

好き、なんだよね…、

上手く目を合わせられていなかった

俯いていて、不安げな声

それが、やけに愛おしくて

ああ、好きなんだなあって、

思っちゃったりして。

〇 〇 .

私も、好き

범 규 .

…、!!

범 규 .

うそ、

〇 〇 .

ほんと

범 규 .

良かった…

〇 〇 .

振られる覚悟だったの?笑

범 규 .

うん…

〇 〇 .

そんなの、私たちの関係なくなっちゃうじゃん

범 규 .

それ覚悟しちゃうぐらい好きなの、。

〇 〇 .

…かわいい笑

범 규 .

…///

やっと、私達の関係に名前がついた

私は、自分が思っていたよりもボムギュの事が

好きで、好きで好きで堪らないのかもしれない

私に向けられる美しい笑顔に

まんまと心を掴まれて

その度に

何度でも、私は彼に恋をしてしまうのだろう

私の生きる理由が彼でよかった。

この作品はいかがでしたか?

533

コメント

6

ユーザー

続きってありますか?まじで見たいんですけど、ボムギュイケイケすぎてやばかった😭

ユーザー

この2人だけの世界、大好き。 切なくて甘くて...心がきゅってなるの😭 本当に言葉選びが天才すぎる。

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