今日はいよいよ、総体。
雪
みなさん!お守り作ってきたのでぜひ!
総体にマネージャーはお守りを渡すのが暗黙の了解みたいになっていて、夜中まで作ってきたのだ。
部員
え!まじ!?やば!ありがとう!!雪やるじゃん!
雪
頑張ってくださいね!
夜中までやってきたせいで実は少し体調が良くなかった
涼介
.....。雪だいじょうぶ?顔色あんまり良くないよ?
雪
いや!そんなことないです!!全然元気です!!!
選手にはきずかれたくなかった。だって、自分の種目に集中してもらいたいから。
涼介
そうか、、。なんかあったらすぐ俺にいってな??
雪
ごめんなさい。ありがとうございます。
雪
....,はぁ、徹夜しなきゃ良かった、まぁ、今日1日のりきろう。
バンッ!行き良いよく走り出す他校の選手や、うちの選手先輩たちはこれが最後なんだなぁ、
今日の気温は35度。 朝は涼しいけどだんだん蒸し暑くなってきた
続いて、走高跳です。各校のマネージャーは準備をお願いします。
雪
よし。先輩ラストだし、気合い入れて準備しなきゃ。
涼介
雪!準備よろしくな!応援してろよ!
雪
はい!先輩が県に行けるように頑張ります!
私は準備を終わらせて、元の位置に戻ろうとした。
その時、、、、、、
バタンッッ!!!!!
雪
うっ、
まさかまさかで、昨日のお守りを徹夜で作ったせいで、熱中症で倒れてしまった
涼介
雪っっ!!!!!
倒れた時、先輩の順番が呼ばれた所までは覚えていた
雪
(先輩、がんばれ、、、)
気がつくと、誰かの腕に入っていた、
雪
えっ、?
雪
せ、先輩!?!??!?!?
曖昧な記憶だけど、涼介先輩っぽい人が、心配そうな目で私を見つめていた。
でも、倒れた時、先輩の跳ぶ番だったから、それは無いだろうと、ひと安心した。
雪
はっ!!!
気がつくと、そこはベットの上で。どうやら救護室に寝かされていたらしい
救護室の方
あ!目が覚めたかな??
雪
はい、すっかり元気になりました!
雪
私は、どうやってここに、?
救護室の方
どこの学校かは分からないけど、選手の人が運んで来てくれたんだよ。
雪
そうなんですか。お礼しなくちゃ、(でも、涼介先輩じゃなくてよかった、記録どうだっただろう。)
先輩の記録が気になり、記録を見に行くと、、、、
そこには、
棄権
と、かかれていた、
雪
え、、うそ、、、まさかっっ






