如月 天音
一ノ瀬 麗奈
主
主
主
主
主
主
勉強ばっかして、 ご飯を食べて、 眠りにつく。
そんなことを繰り返される毎日が 苦痛で仕方なかった。
如月 天音
親が寝静まった午前0時
私は家を飛び出した。
シーンとしてて、涼しくて、落ち着く。
歩き疲れてきたころ、 波が押寄せる音が聞こえてきた。
如月 天音
如月 天音
主
ザァ…ザァ…と波が押寄せる音が 私の耳を埋める。
如月 天音
例えば、成績が良くないとか、 引っ込み思案な性格のせいで 友達が出来ないとか…。他には…。
如月 天音
悩みを思い返していたら、 自分自身でも驚いた。 視界が霞んで、頬が濡れている。
如月 天音
波の音にかき消されるくらいの声量で、 泣いた。
一ノ瀬 麗奈
如月 天音
1話 終わり
コメント
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おかえり〜( ´ ꒳ ` )ノ