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コメント
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俺は高校生の秋斗 今日は金曜日で学校が終わった
秋斗
秋斗
一弥
秋斗
秋斗
げっ
一弥先輩だ……
もしかして
一弥
一弥
やっぱりだ
せっかくの休みが 先輩のおかげで潰れてしまう
なんとか死守しなくてはならない
秋斗
一弥
秋斗
一弥
一弥
秋斗
一弥
一弥
秋斗
雅也
秋斗
一弥
雅也
雅也
雅也先輩だ……
今、一弥先輩の話に出てきた 例のボンボン野郎
つまり お金持ちで有名な高校生
噂をすれば何とやら、だ
しかし
しかし ナイスタイミング！！
俺は心の中でガッツポーズをした
これなら どさくさに紛れて逃げられるかも……
一弥
一弥
秋斗
しまった！！
心の中でやったつもりが あまりの嬉しさから本当にガッツポーズしてしまった
秋斗
雅也
秋斗
一弥
秋斗
雅也
秋斗
一弥
雅也
一弥
一弥
雅也
雅也
秋斗
一弥
雅也
一弥
雅也
雅也
おや？
雅也
これは？
雅也
雅也
雅也
もしかすると？
雅也
雅也
雅也
きたあああああああ！！
渾身のガッツポーズである
一弥先輩が何か言っているけど 関係ない
これは最高の展開だ
休日の邪魔をされたくない
でも、自分1人で過ごしても 結局はゲームや漫画で気づけば終わってる
残されるのは 大量の課題と後悔のみ
だからといって 一弥先輩に付き合うとロクなことがない
多分、後悔が倍になるだけだ
しかし 今回の雅也先輩の誘いは……
バカンス
つまらない訳がない
最高の思い出になるはずだ
これは行くしかない
行かないという選択肢はない！
俺は元気よく答えた
秋斗
雅也
秋斗
絶望のコーラスが鳴り響いた
……
……本当にここでやるのか？
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
一弥
秋斗
雅也
雅也
雅也
秋斗
そうだ
このジャンケンで決まる
雅也先輩の話では 家族内でその数合わせをしたらしい
急な取り決めなので 集まりは悪いと予想していたらしいが
なんと両親の友人を誘ったらしい
それでは雅也先輩からすれば 話が違う
今まで友達を誘おうとしても 家族内のバカンスだからと却下され続けてきたのだ
それが突然、数合わせのために 両親たちが友人を誘い始めた
これには 温厚な雅也先輩も激怒した
さんざん不平不満を飛ばしたらしく 渋々、友達との同行を許可されたらしい
……が、誘える人数といえば たった1人だ
「いやあ、本当は2人と一緒に行きたかったのになあ」
そう言いながらも どうやら必死になって勝負に駆りだした 俺たちを見て面白がっている
高みの見物、か
でも、どうでもいい
勝てばそれでいい！
秋斗
一弥
ジャンケンは運だ
でも、勝たなければならない時 本当に運だけに頼る気にはならない
何か勝機は、ないのか
意識を集中する
聞こえるのは 静寂という名の騒音
何でもいいから 音がないとどうにかなってしまいそうだ
心が揺れる
鼓動が大きくなる
胸の内側から、音が聞こえだす
狂えるぞハート
息尽きるほどヒート
うおおおおお
来たるは血液のビート
サンライトレッド
秋斗
一弥
雅也
貴方の選択で結末は変わります 運命を切り開きましょう
1.グー！！
2.チョキ！！
3.パー！！
さあ…… 貴方の運命や如何に
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