彼女は家族にも捨てられ 軍の皆にも捨てられた。
そんな無能な彼女の お話
彼女はいつも、 いつも、 いつも、 いつも、
笑ってる 感情を押し殺して 押し殺して 押し殺して 押し殺して 押し殺して
彼女は一切 顔を変えない 笑って 笑って 笑ってる
どうして? ねぇ
どうして?
ライ
知らないよ。
ライ
分からない、
ライ
軍の皆が私でストレスが
発散されるなら幸せなら
発散されるなら幸せなら
幸せ?
ライ
私がなんにでもなるよ
暴力を振られようが
なんだろがね
暴力を振られようが
なんだろがね
じゃあさ、幸せって?
何?貴方の幸せって? 暴力振られる事? 何?
ライ
なんだろうね。
ご飯を食べる事かな?
ご飯を食べる事かな?
嘘つき、ご飯何か食べないでしょ? いつもサプリで
ご飯何か食べない。
ライ
…そうだね。
なんだろう、
なんだろう、
ライ
夜の空を見つめながら
歌を歌う事かな
歌を歌う事かな
そうなんだ
貴方は必要とされたい?
ライ
されたいかな、
だって無能だもの
だって無能だもの
貴方は無能じゃ無いよ? 貴方は無能じゃ無い
ライ
ううん、私は無能だよ。
皆そう言ってる
皆そう言ってる
ライ
貴方がそう言ってても
そう、
ライ
うん、きっと
いつか来るよ幸せは
いつか来るよ幸せは
そうね。いつか来るわ
ライ
だからいつまでも
私は待ってる
私は待ってる
貴方は死にたい?
ライ
うん、だって暴力振られるの
もう嫌だよ
もう嫌だよ
じゃあやり返せば良いじゃない
ライ
無理だよ、
負けるもの、
強さがケタ違いだもん
負けるもの、
強さがケタ違いだもん
やらなきゃ分からないでしょう?
ライ
わかるよ、しかも
もう怪我したくない
もう怪我したくない
ライ
痛いのはもう嫌なの
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
ライ
だから、やらないの
そっか…でも良く頑張ったね
ライ
ありがとう
ねぇ‘’力‘’が欲しい?
ライ
出来れば欲しいかな。
ライ
だって負けてばっかだもの
じゃあ貸して上げるよ もう痛くないの 辛くない。‘’きっと‘’ 幸せが来るよ
ライ
本当?
ええ、本当
ライ
やったぁ!
ライ
嬉しい
良かった、じゃあ少しだけ 身体を私に預けてよ
ライ
分かった!良いよ!
ライ
だってもう
痛くも辛くも
ないんでしょう?






