短編集！(完結済み)

青赤

⚠︎注意⚠︎

このお話は、 一部赤くんの過去や、性同一性障害 なのが含まれています。

性同一性障害の苦しみ、 辛さ、差別のお話です。

途中で気分が悪くなったら、 すぐに読むのをやめることを おすすめします。

それでもOKな人↓↓↓

性同一性障害とは (せいどういつせいしょうがい)とは

自分の産まれ持った[身体の性]と、 [心の性](自分自身が自分の性をどう感じているか)が一致しない状態のこと。

理解されない苦しみ

俺は、自分が女の子らしい体つきに なっていく自分の体が嫌だった。

自分の体を見るたび"死にたくなる。"

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!!!

赤！！赤は私の"娘"だから！！ﾎﾟﾛ

殺してくれるよね！？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

自分にしかわからない辛さ

性別という高い壁

俺は今、頑張って生きています。

お母さんが胸の摘出手術だけ 許してくれたから。

でも、もちろん差別は受けます。

俺は、俺の人生を他の人に 左右されるのは嫌だから。

自分の人生を精一杯生きています。

今の俺は紫ーくんに誘われて、 stprというグループに入っています。

そして俺は今日、 自分が性同一性障害だと みんなに言おうと決意しました。

何を言われるかわからないし、 みんながどう思うのかもわからない。

だけど、偽物の俺じゃなくて 本当の俺を見てて欲しいから。 愛して欲しいから。

…怖かった。 正直言ってすごく怖かった。

みんな離れていってしまう と思っていた。

でも、この動画のコメント欄に

怖かっただろうに話してくれて、 本当にありがとうございます。

僕も、性同一性障害です。 頑張って一緒に乗り越えて行きましょう。

どんな赤くんでも、赤くんは 赤くんです。これからも応援させてください。

たくさんの暖かいコメントが 寄せられた。

もちろん、たくさん心無いコメント もあったけど、

俺は俺と一緒の人がいるって 思えて、気持ちが楽になった。

明日も生きれるかわからないこの世界で 俺は今日も生きています。

性同一性障害は、

まだまだ理解が少ないことも たくさんあります。

理解されない、理解できない、 たくさんの人がいます。

学生なら、テストなどの時、 性別の欄があったらどちらかに 丸をつかないといけない学校の方が多いです。

性別という高い壁を、 これから乗り越えるためには 多くの理解が必要だと思っています。

早くたくさんの人が性別で 悩んでいる人の気持ちを理解し、 世界がもっと平和になる事を 願っています。