テラーノベル
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ゆあん
朝、リビングでそう言いながら、兄は私の頭に そっと手を伸ばした。
鏡も見ずに、指先で直してくれるその仕草が、 昔から好き。
のあ
ゆあん
ゆあん
そう言いながらも、手はすぐに離れなかった。
のあ
兄にとっては何気ないことなのに、 私はその一つ一つで、胸がどきっとしてしまう。
のあ
わかってる。 わかってるのに、気持ちは止まらない。
学校から帰ると、兄はもう家にいた。
ソファに座ってスマホを見てる姿に、 なんとなく近づく。
のあ
ゆあん
ゆあん
のあ
ゆあん
それだけの会話なのに、 同じ空間にいられるだけで、嬉しい。
夜、テレビを見ていると、兄が私の隣に座った。
肩が触れるくらいの距離。
のあ
ゆあん
ゆあん
家族。
その言葉に、少しだけ胸がちくっとした。
のあ
のあ
ゆあん
のあ
兄は少し驚いた顔をしてから、軽く笑った。
ゆあん
ゆあん
その答えに、安心して、でも少しだけ切なくなる。
のあ
その夜、自分の部屋に戻ってからも、 兄の言葉が頭から離れなかった。
⸺一方で。
俺は、自分の部屋でふと思い出していた。
妹が見せた、少し寂しそうな顔。 今まで気にしたことのなかった仕草。
ゆあん
ゆあん
そう思いながらも、 胸の奥が、ほんの少しだけざわついた。
まだこれは、気のせい。 …きっと。
コメント
2件
兄妹で恋って禁断だよね🥺 そういうのが辛いがまじ最高すぎ🫣🫣 尊すぎるよ~🙈🙈 続き待ってるね♪♪