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のあ
夕食のあと、リビングで並んでテレビを見ながら、私は何気なく話し始めた。
のあ
その瞬間。
ゆあん
兄の声が、少しだけ低くなった。
のあ
のあ
ゆあん
返事は短い。
視線はテレビのままなのに、空気が変わったのがわかる。
のあ
ゆあん
のあ
ゆあん
ゆあん
きっぱり言い切る兄に、胸がきゅっとなる。
のあ
ゆあん
心配。
その言葉が嬉しくて、 でも期待しちゃいそうで、私は笑ってごまかした。
のあ
ゆあん
普通。 家族。 わかってるはずなのに。
夜、歯を磨き終えて部屋に戻ろうとしたとき。
ゆあん
呼び止められて振り返ると、 兄は少し迷ったあと、こう言った。
ゆあん
のあ
ゆあん
廊下を並んで歩く。
ほんの数歩なのに、距離が近くて、ドキドキする。
部屋の前に着くと、兄は立ち止まった。
ゆあん
のあ
ゆあん
その横顔が、いつもより真剣で。
のあ
そう言うと、兄は一瞬だけ目を伏せた。
ゆあん
自分の部屋に戻る兄の背中を見ながら、 私はそっと胸に手を当てる。
のあ
⸺そしてその頃。
俺はベッドに座ったまま、ぼんやり天井を見ていた。
他の男子と話す妹。 一緒に帰ろうとする誰か。
ゆあん
ゆあん
そう言い聞かせても、 胸の奥のモヤモヤは消えなかった。
これはまだ、 ”兄としての気持ち"のはず。
…たぶん。