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主
主
おんりー
目の前は古い金属製の階段。
ここを登れば、3階に行けるはず…
気を引き締めて、階段を登った。
階段を駆け、3階のフロアに足を踏み入れる。
3階は、一直線に廊下が伸びており、枝分かれのように部屋がいくつもあった。
ただ、ここ一帯に人の気配は全くない。
怪しい…
その異様な雰囲気に、思わず眉を寄せる。
ひとまず廊下を進もうとした、その時。
おんりー
カツ、カツ、
敵
2人の足音と、微かな話し声が近づいてくるのを感じる。
咄嗟に近くの部屋に入り、扉の影に身を隠す。
しばらくして、2人組が部屋の前に近づいてきた。
敵
敵
敵
敵
2人の事か…
敵
敵
敵
おんりー
気づかれた…!?
敵
敵
2人組が、どんどんこちらに向かってくるのが分かる。
咄嗟に辺りを見回すも、 他に身を隠せそうな場所はない。
まずい……
制圧という手も考えたが、情報を手に入れたい…
おんりー
そうこうしているうちに、扉の取っ手に手がかけられる。
___ガチャ…
敵
敵
敵
敵
敵
2人が引き返し、遠ざかっていく。
スゥゥ…
……あっっぶなぁぁ……!!
上まで見られなくてよかった……
おんりーは間一髪、天井の隅に浮遊魔法で浮き、やり過ごしていた。
トッ
音も立てずに着地し、廊下を覗く。
先ほどの二人組の背中が遠くに小さく見える。
2人の会話からして、おそらくおらふくんたちのところへ向かうはず。
尾行してみるか…
おんりーは足音を立てずに、男たちを追いかけた。
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