TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

注意 夢小説 口調迷子 キャラ崩壊 ご本人様とは関係ありません

??

長尾景、あんたが

??

麻衣の兄だからだ

それを聞いた瞬間、息が止まった

え、?長尾が麻衣の兄…?

藤士郎

嘘、だよね…?

刀也

…そんなはずがない

刀也

だって、俺たちは見てたんだ

刀也

そんな場面、1秒だって───!

??

なかったって言える?

ガク

その声…麻衣…!!

麻衣

だから言ったのに…

麻衣

何も知らないやつらが、私に干渉してくるなって

麻衣

…人間はすぐに都合のいい様に解釈する

麻衣

人が発していることを否定してでもね.

麻衣ッ…!

…あいつらは…

麻衣

…ダメだった

葛葉

ダメだったって…!

麻衣

…うん、

麻衣

お母さんとお父さんは死んだ

麻衣

…いや、殺された

殺されたって誰に──!

言うな、やめろッッ!

麻衣

…w

「私だよ」

藤士郎

え……?

ガク

何…言って…

麻衣

聞こえなかった?

麻衣

私が殺したの、

麻衣

お父さんもお母さんもね

麻衣

最後のあの人達の言葉は面白かったなぁ…w

麻衣

必死になって命乞いしてて、馬鹿みたいww

勇気ちひろ

舞、ちゃん…?

麻衣

あ、勇気さんもいたんですね!

麻衣

あの人達の断末魔

麻衣

聞かせてあげたかったなぁ…!

勇気ちひろ

え…いゃ…っ

麻衣

あ、まだ記録が残ってると思うよ〜

麻衣

え〜っと、現実時間では何時だっけ

シェリン

…麻衣さん

麻衣

何時間ズレてるんだっけ?

シェリン

麻衣さん

麻衣

あ、そもそも止まってるか〜!

シェリン

麻衣さんッッ!

麻衣

ビクッ

麻衣

う、うるさ…

麻衣

めっちゃ声でかいね、さすがシェリンさん

シェリン

それ以上はやめてください

麻衣

…なんで?

シェリン

ここには人間が数多くいるんですよ

シェリン

それに私だって…

麻衣

だから、なんでって言ってるの

…麻衣

麻衣

あはっ、怒ってんの?w

いい加減にしろよ

麻衣

…いい加減にすんのはそっちでしょ?

麻衣

誰に話しかけてんの?

イブラヒム

それは君に決まって──

麻衣

決まってない

麻衣

…違うよね?

麻衣

ちひろちゃんが話しかけてるのも

麻衣

イブちゃんが話しかけてるのも

麻衣

葛葉と叶が話しかけてるのも

麻衣

灰が話しかけてるのも

麻衣

ガッくんと刀也が話しかけてるのも

麻衣

他のみんなが話しかけてるのも

麻衣

全部全部、私じゃない

麻衣

知ってる?こっちの気持ち

刀也

は…?

麻衣

…ほらw

麻衣

考えたこともないでしょッ…!

そう言って麻衣は 黒いものを俺たちに向けてきた

シャキンッ

長尾っ!

藤士郎

景くん…!

ガク

これが、魔っていう奴…?

ハヤト

明らかに段違いじゃないですか…!

麻衣

景、強くなったでしょ私

嗚呼、そうだな…ッ!

麻衣

私ね、必死になって頑張ったんだ

麻衣

どれだけの人に忘れられても

麻衣

どれだけの人に貶されても

麻衣

家族の形がずっと歪だとしても

麻衣

私は、私の中のワタシを守るために頑張った

麻衣

そうしなかったら…誰も、守ってなんかくれなかったから

どんどん力が強くなってくる.

虚空では魔術などが使えない

だから、剣を持っている俺が 戦うしかないんだ

麻衣

だから私はワタシを守る方法を身につけた

麻衣

それでね、思いついたの

麻衣

新しい私達だけの世界を創ればよかったの!

そう言ってる麻衣の目は いつもよりも明るかった

麻衣

だけど、それにはもっと多くのものが必要だった

多くの、もの…?

麻衣

なんだと思う?

…命?

麻衣

あははっ、そんな重いものは無理だよ〜

麻衣

それはね、『家族』だよ!

明那

家族…?

麻衣

正確に言えば絆、かな?

麻衣

知ってる?

麻衣

絆があればなんだってできるの

麻衣

例えば、こういうことだってできちゃう

魔は俺の目の前から離れた

ッ!やめ───!

麻衣

おっそいなぁ〜w

椎名

ッ!笹木ッ、危ないッッ!

グチャッ

椎名

ッ…ぁがッ…!

笹木

ぇ…?

刀也

ッ!椎名ッッッッ!

椎名ッ!

麻衣

…ほらね?

麻衣

私は最初から咲ちゃんを狙ってなんかなかったの

麻衣

唯華ちゃん、貴方を狙ってたんだよ?

麻衣

咲ちゃんを狙っているフリをしたら、貴方は確実に助けに来ると思ったから.

椎名

なッ…で…?

麻衣

なんで、って

麻衣

それが『絆』でしょ?

麻衣はそう言って笑った

麻衣

ほら、絆があればなんだってできちゃうんだ

麻衣

仲間の為に敵を倒す

麻衣

世界のために悪を滅する

麻衣

それも全て、絆のおかげなんだよ

葛葉

…何が言いたい

麻衣

あはっ、あんまり怒んないでよ〜

麻衣

ここは私達しか入れない

麻衣

これも全て、神園舞や楓山麻衣という人物を信頼している人たちによって築かれた絆のおかげ

麻衣

そんな利用価値ありまくりのものを

麻衣

捨てるなんてこと、したくないんだよね〜

麻衣

だから私は絆を手に入れるためにここにきた

麻衣

君たちをここに導くために

麻衣

それにちゃんと引っかかってくれて私は嬉しいなぁ

麻衣

あぁ、安心してね

麻衣

私の計画が終われば君達から私の記憶は無くなる

麻衣

だからいつまでもウジウジ悩むことは無くなるんだ!

麻衣

これでWin-Winだよ!

麻衣

…だからさぁ

麻衣

…邪魔しないでよ

麻衣

今まで我慢してきたんだ

麻衣

もう、いいよね?

力が突然強くなり 俺は弾き飛ばされた

藤士郎

景くん大丈夫!?

ッ…嗚呼、大丈夫だ

…だけど、これじゃあ…ッ

あいつの思う通りじゃねぇかよ…!

麻衣

いいんだよ、

はッ、?

麻衣

麻里の思う通りでいい

麻衣

…最初からそうするしかなかった

そんなこと───!

麻衣

あるよ

麻衣

誰よりも私を知ってる

麻衣

私の全てを知ってる、あの子は…

麻衣

……ボソッ

麻衣が、何か言った

麻衣

…ニコッ

麻衣

さて、質問したいこととかある?

麻衣

今なら全然聞いてあげるけど

これは、誰のためだ

麻衣

私のためだよ

お前のため?ふざけんな

お前はただ一方的に望みを叶えようとしているだけだッ!

麻衣

そんなこと前からわかってるよw

麻衣

わかっててこうやってんの.

ハヤト

…私達のことは、嫌いですか?

麻衣

…なんでそんなこと聞くの?

ハヤト

なんとなく、ですよ

ハヤト

少し…気になったので.

麻衣

…そうだね

麻衣

嘘つかずに言ったら、分からない、かな

レイン

し、師匠…!

麻衣

ん?

レイン

師匠、の…っ

レイン

大切なものって、なんですか、?

私はずっと気になってた

師匠は何が大切で 何を守ろうとしているのか

その答えは、こうだった

麻衣

…ないよ、そんなもの

レイン

え…?

麻衣

大切なものなんて、もう無い

師匠はすごく暗い顔でそう言った

…麻衣

麻衣

次は叶か、なに?

なんでずっと笑ってるの?

麻衣

結構一緒にいるとわかるんだ

本当に楽しい時はめっちゃ可愛く笑う

…だけど、今は違う

言葉は楽しそうだけど

今その顔についてる笑顔は、嘘だ

なんでちゃんと笑わないの?

麻衣

…何言ってるのw

麻衣

ちゃんと笑ってるよ、ほら

笑ってない

笑ってるって、信じたいだけ

…本当のこと言ってよ

何が、あったの?

兄6人と仕事場の先輩に溺愛されてます

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

345

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚