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マッシュ

レイン君、フィン君を捜しに行くって言ってましたけど、具体的にどうするんですか?

レイン

魔法道具管理局で管理している道具を使う。詳しいことは着いてから説明する。

マッシュ

分かりました。

マッシュ達は地下室から出た後、レインに連れられて、魔法道具管理局に向かった。

魔法道具管理局

ドット

ここが魔法道具管理局・・・。

レモン

すごい、こんなにたくさんあるんですね・・・。

部屋の中には見渡す限りたくさんの魔法道具があり、見たことないものもあった。

ランス

この道具の中に、フィンを捜すことができるものがあるんですか?

レイン

ああ、これだ。

そう言って、レインは部屋の中央にある小さな箱から道具を取り出した。

ドット

なんか、コンパクトミラーみたいっすね。

レイン

まぁ、似たようなものだ。

蓋を開けると上の部分は鏡で、下の部分は小さな地図になっていた。

レイン

これは魔力探知機と言って、ある特定の呪文を唱えた後に捜したい奴の名前を言うことで、そいつの魔力を辿って居場所を突き止めることができる。

マッシュ

へぇー、便利っすね。

レイン

じゃあ、早速やるぞ。

レインは杖を取り出し、呪文を唱えた。

レイン

プレイス・ディテクション フィン・エイムズ

すると、魔力探知機が光を放ち、地図の一部が点滅するようになった。

レモン

この点滅してる所にフィン君がいるということですか?

レイン

そういうことだ。

ランス

ここからかなり離れているな。フィンは一体何をしているんだ?

ドット

・・・・・・あっ、鏡に何か写ってるぞ。

ドットの言葉に全員の目が鏡に集中した。見るとそこには、古い家らしき建物が写っていた。

マッシュ

何だろう?この家・・・。

マッシュ達は不思議に思っていたが、レインは明らかに様子がおかしかった。

マッシュ

レイン君?どうかしました?

レイン

この家は・・・・・

幼少期の朧げな記憶を頼りに、フィンは目的の場所に辿り着いた。

フィン

やっと見つけた・・・!

そこは、まだ両親が生きていた頃に住んでいた家だった。今は所有者がおらず、空き家になっている。

フィン

ここならあるはず・・・。

フィンは周りに誰もいないことを確認して、家の中に入った。

この国では、所有者がいなくなった家は国の管理下に置かれるが、十五年経てば取り壊されることが決まっている。

フィン

またここに来ることができるなんてね・・・中はそんなに荒れてなくてよかった・・・。

両親が急死してすぐに親戚に引き取られため、家の荷物をまとめることができなかった。だから、探すものはここにあると、フィンは確信していた。

早速、棚やクローゼットなど、色々なところを手当たり次第探し始めた。

フィン

早く見つけないと・・・。

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