昨日、あの後すぐに部屋に戻り、そのまま朝まで寝てしまった為、朝起きてきた元貴にびっくりされてしまった。
驚いた時の顔可愛かったな…
大森
もう、朝から何回目になるか分からない問いに、飽きもせずおれは大丈夫だよと答える。
一緒にお昼を食べるのも日常になっていた。
今日は足の怪我のせいで、階段の昇り降りが大変な為、屋上に行けないので、他の元貴オススメの場所に来ていた。
大森
若井
よくこんなとこ知ってるね、と笑いながら階段に座る。
大森
若井
大森
若井
自分で言ってて、切なくなる。
やっと分かった。
おれは元貴が好きだ。
昨日、目にした色んな事に嫉妬している自分が居た。 そう、モヤモヤしていた感情は嫉妬だったんだ。
今まで誰かに対して嫉妬なんてした事がなかったから分からなかったけど、あれが嫉妬だと気付いた時、その他の元貴に感じる感情にも全て説明がついた。
でも、元貴が好きだと気付いた時には、元貴には好きな人が居ると知って、めちゃくちゃ落ち込んだ。
だけど、まだ元貴の口から好きな人が居るって聞いてないし、もし、好きな人が居たとしても、まだ片想いの状態ならおれの事を好きにさせればいい、そう思った。
おれは、思い切って聞いて見る事にした。
若井
大森
若井
大森
若井
大森
若井
大森
元貴は慌てて持っていたパンを落としそうになる。
若井
大森
藤澤
聞いた事がない声が聞こえ、声がする方に目線をやる。
大森
藤澤
もしかして、この人が涼架? …男だよね?
ジロジロ見ているとおれに気付き、元貴に涼ちゃんと呼ばれるその人は、おれに目線を向けた。
藤澤
やっぱり… この人が涼架だ。
そして、この金髪…
昨日、元貴を抱きしめてた人だ。
…男だったんだ。
名前からして、てっきり女子かと思っていた。
でも、中性的でどこか掴みどころのない不思議な人。
若井
藤澤先輩は、ふわっとした笑顔をおれに向けて、よろしくねと言った。
藤澤
おれの剥き出しの敵意なんて全く気にしてない様子で、元貴にそう言うと、頭をポンポンと撫で去っていった。
若井
色々気になる事はあるけど、
色々気になるところはあるけど、今一番気になっている事を元貴に聞く。
大森
若井
大森
若井
おれは必死で笑顔を貼り付ける。
泊まり? え?そんなに仲良いの?
てか、元貴の頭撫でてたし、元貴もそれを普通に受け入れちゃうし…
本当は行かないでって言いたいけど、余裕あるふりしてる自分に腹が立った。
コメント
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焦らすんですねッッ泣楽しみになっちゃいますよおおおおお