白布の幼なじみで先輩ﾁｬﾝ。〈復刻〉

白布からのプロポーズ(?)を 受けて、なんか立ち直れた私。

私を傷つけないよう、ちゃんとした人間に なるまで「幼なじみで先輩と後輩」 という関係で生きていく。

それが私達の出した答え。

まだお互いに好きで、 幼なじみ以上の関係になれないなんて ヘンテコかもしれないけれど。

それが私達にとって最善の距離感なら、

それが白布なりの不器用な優しさなら、

私は耐えられる気がするよ。

独りじゃないから。

恋人じゃなくたって、

特別な関係じゃなくたって、

「幼なじみで先輩と後輩」という 私達の関係があるから。

たとえ離れていたって「好き」って 気持ちは変わらない。

白布が隣にいなくたって、 「心」は傍にいてくれるから。

白布のくれた暖かいモノは 数え切れないほどで、

どれだけ私が救われてきたのか分からない。

私の人生の半分は白布で出来ていて、

もう半分は部活の皆。

守りたいモノ、大切なモノ。

それはすぐ傍に居てくれるから。

もう逃げないよ。

白布が自分の納得のいく人間になれるまで。

迎えに来てくれるまで。

ずっと

ずっと

ずっと

私が１ヶ月ぶりに部活に行くと、 皆は快く受け入れてくれて。

強ばっていた心もすぐにほぐれた。

やっぱり此処が私の居場所で、

心が休める所なんだと思う。

皆のために尽くす。

それが私の此処での存在意義。

自分が削れたって構わない。

皆を春高まで導く。

そんな高い高い壁を乗り越えた時。

初めて報われて快感を味わえる。

その快感は私だけが 創り上げて来たモノじゃなくて、

皆と創り上げて来たモノ。

快感を味わえなくなるのは ちょっぴり寂しいけど。

いや、凄く寂しいけど。

ちゃんと見てるから。

私がしてきたことは無駄なんかじゃないから。

私は私でいられるんだよ。

皆が呼んでる。

皆が笑っている。

私を必要としてくれてる。

だから、立ち止まってなんかいられない。

此処が私の居場所。

未完成

愛を止めて

僕から逃げて

否定していいよ

全部

全部

このままだと君を壊す

いいの？

いいの？

いいの？

二度と振り返らないで

上手く幸せになってね

こんな僕が愛してごめん

もう自由だよ

呼吸止めて

僕から逃げて

忘れて欲しいよ

全部

全部

例え何処で生きていたって

好きだよ

好きだよ

好きだよ

君は泣いているのに

ねぇ

なんで泣けないんだろう

無責任に愛してごめん

愛を止めて

僕からにげて

壊して欲しいよ

全部

全部

過去も捨てて

笑い飛ばして

いいよ

いいよ

いいよ

二度と振り返らないで

上手く幸せになってね

こんな僕が愛してごめん

呼吸止めて

僕から逃げて

忘れて欲しいよ

全部

全部

例え何処で生きていたって

好きだよ

好きだよ

好きだよ

僕らにしか見えてない

世界は脆過ぎたみたい

「会えて良かった」と君が笑う

もう自由だよ