なっしー
こうたん
なっしーのテンションとは裏腹に、こうたんは少し残念そうに肩を落としていた。わどるどはその光景に少し呆れながらも、優しく諭した。
わどるど
なっしー
わどるどに続きこうたんを励ますなっしーに、こうたんは少し元気を取り戻した様だ。それから流れる様に居酒屋へ入り、三人で呑み始めてから数時間した頃だった。
わどるど
なっしー
御手洗いから帰って来たなっしーは、ふらふらとした足取りで席に着く。 明らかに酔い過ぎた様子のなっしーにわどるどは驚いた。
わどるど
こうたん
わどるど
わどるどは少し焦りながら辺りを見回すと、机の上に小さな空き瓶が転がっているのを見つけた。
わどるど
こうたん
わどるど
焦り散らかすこうたんから事情を聞くと、どうやらなっしーにオススメしようと持って来ていたお酒の取り違えが起きてしまったらしい。それも僕が御手洗いに行っている間に。
わどるど
こうたん
わどるど
なっしー
わどるど
こうたん
わどるど
なっしー
こうたん
わどるど
わどるどはなっしーの身体を何度か揺さぶってみるが、一向に起きる気配は無かった。
わどるど
こうたん
わどるど
こうたん
わどるど
こうたん
わどるど
こうたん
わどるど
バレない様に小声で注意すると、こうたんは悪戯っぽく笑いながら更にこちらをおちょくる。
こうたん
わどるど
まるで男子小学生の様な意地悪。なっしーがここに居なかったら適当に流していただろうが、当の本人が目の前で寝ている時にやられたらたまったもんじゃない。少々頭にきて軽く拳骨を喰らわせたが、これくらいは神様も許してくれるだろう。
こうたん
わどるど
こうたん
わどるど
こうたん
わどるど
こうたん
◇◇◇
こうたん
わどるど
とりあえずでおぶっているなっしーも、僕の体力では長く保って数分。歩いて帰ることは諦め、タクシーを呼ぶ事にした。
◇◇◇
わどるど
わどるど
なっしー
わどるど
わどるど
タクシー運転手
わどるど
タクシー運転手
酔わない程度の道で車に揺られていると、段々と心地良くなってきて眠くなってくるのは全国共通のことだと思っていた。僕も実際いつもそうだったし。 ……だけど今は違った。
わどるど
この瞬間を一秒でも長く見ていたい。
それからまた少し車に揺られていると、運転手からとんでもない言葉が飛び出してきた。
タクシー運転手
わどるど
談笑混じりに飛んできた言葉は、いろんな意味で僕にダメージを負わせた。
タクシー運転手
わどるど
わどるど
わどるど
少し気まずさを感じながら窓の外を眺める。いつのまにか窓に水滴が幾つも付いていた。どうやら雨が降ってきてしまったらしい。
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