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ニーナ@アカウント消えた(泣)
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¿Mona-Chan?
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『ーーこれより、第一のゲームを開始します』
『内容は「だるまさんがころんだ」。目のマークに見られないように渡りきること』
『制限時間は10分。生き残れるのは、この通路を渡り切った者のみ』
部屋のスピーカーから流れる、冷徹な機械音声
それと同時に、俺の前にあった頑丈な鉄格子が、重々しい音を立てて左右に開き始めた
その先に広がっているのは
うり
どこまでも真っ直ぐに続く、薄暗いコンクリートの直線通路だ
モブ参加者
モブ参加者
複数の鉄格子が開いた瞬間
100人近い有象無象の参加者たちが、狂ったように通路へ怒涛の勢いで流れ込んでいく
だけど、俺は動かなかった
なぜなら、俺の目には「普通の人間の見えないもの」が見えていたからだ
俺の持つ異能ーー『悪意の可視化(マリス・アイ)』
生まれつき、他人が持つ強い「悪意」や「殺意」、
そして空間に仕掛けられた悪意ある「罠」が
ドス黒い霧のようなオーラとなって視認できる特殊な能力
今も、開かれた通路の床や壁のあちこちから
濃い黒い霧がモクモクと立ち上っているのがハッキリと見えていた
あそこを踏めば、確実に死ぬ
俺は自分のこの目の能力だけを頼りに、安全なルートを計算しようとした
その時、
通路の最も奥にある『巨大な目のマーク』が、パチッと血のように赤く見開かれた
とまれの合図だ
それと同時に、床のスピーカーから
「あと3秒で目が開きます、3、2……」という、罠のカウントダウンが流れ始める
モブ参加者
モブ参加者
ボガァァァン!!!
通路の前方を走っていた数人の参加者の首輪が、派手な炎を上げて爆発した
肉の焦げる嫌な匂いが通路に充聞する
ひぃっ、と悲鳴を上げて、その場にカチコチに凝固する残りの参加者たち
うり
うり
うり
俺が次の安全なルートを弾き出そうとした瞬間だった
ゴゴゴゴゴゴ……ッ!!!
突如として、通路の天井が不気味な音を立てて
俺たちの頭上からゆっくりと急降下してきた
このまま動かなければルールは守れるが、天井に押し潰されて肉塊になる
動けば首輪が爆発する
まさに絶体絶命
俺の額から、冷たい汗が流れ落ちた
うり
うり
うり
うり
完全に手詰まりだ
次の瞬間、最奥の目がパチッと閉じた
だからといって、どうにかなるわけじゃない
死を覚悟したその時、
隣にいたゆあんくんが、俺の腰をその華奢な腕でガシッと強引に抱きかかえた
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
うり
そのわずか0.1秒の隙に、ゆあんくんは笑顔のまま、地面を思い切り蹴り上げた
バギィィィン!!!と、コンクリートの床が粉々に砕けるほどの衝撃
ゆあんくんは、恐怖で震えている何十人もの参加者たちの頭上を
重力を無視したかのような大跳躍で、すべてごぼう抜きにしていく
強烈な風圧で視界が歪む中
俺はコイツの胸の中にすっぽりと抱えられたまま、言葉を失うことしかできなかった
ドサッ……!!!
部屋の奥にある目が再び開くよりも早く
俺たちは1番乗りで、ゴールラインの白い床へと滑り込んだ
遥か後ろの通路では
天井の恐怖に耐え抜いた何十人もの参加者たちが、命からがら地面に這いつくばっている
うり
うり
うり
うり
うり
俺と同じ異能持ちか、ただただ化け物なのか
心臓がバクバクと早鐘を打つ
俺はコイツの規格外の怪力に圧倒されながらも問う
するとゆあんくんは、他の参加者たちに聞こえないように
俺の耳元に顔をぐいぐいと近づけて、小さな声でクスッと笑った
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
耳元にかかる吐息の近さと、あまりにも物死物騒な能力の内容を
まるでたわいのない話でもするように話してくるコイツの温度差に、
俺は脳の処理が追いつかなくなった
能力の恐ろしさにも、コイツの距離感の近さにも
調子を狂わされて言葉が裏返りそうになる
それに、
うり
俺意外に異能力持ちがいるのは知っていたけど
持っている人が珍しく希少な存在だからか
いままで遭遇したことはなかった
うり
うり
うり
ハラハラするゲームの緊張感の中で、
俺はコイツという底の知れない存在に、別の意味で本気で頭を抱えた
だが、冷酷に、そして合理的に
俺の脳内は、すぐに答えを導き出していた
俺の持つ異能ーー『悪意の可視化(マリス・アイ)』は
罠や敵の奇襲を完璧に見抜けるが、俺自身の身体能力は普通の間の枠を超えない
さっきの天井が降ってくるような物理的に回避不可能な罠が来た時
俺の頭脳だけでは死んでいた
だが、コイツの人外レベルのスピードと武力があれば、それを強引に突破できる
逆にコイツは、パワーはバグっているが
恐怖心が欠落しているせいか、罠の仕掛けや心理戦が一切できない
俺の「頭脳」というナビがなければ
1人で勝手に罠に突っ込んで自滅するだけの哀れな駒だ
うり
俺のこの『目』が、コイツの体から「悪意の霧」を1ミリも検知していない
裏切りと嘘にまみれたこのデスゲームにおいて
自分の目が「絶対に裏切らない」と保証している、唯一の存在ーー
うり
うり
うり
うり
言い訳を心の中で並べ立て
俺はゆあんくんと行動を共にする「明確な動機」を自分に刻み込む
モブ参加者
モブ参加者
その時、通路の奥から、喉を血の味で満たしたような荒い呼吸と悲鳴が
ドッとゴールラインに流れ込んできた
天井の恐怖に耐え抜き、泥臭くルールにしがみついた何十人もの生存者たちが、
命からがら白い床へと這いつくばる
残った参加者は約40人
うり
うり
うり
俺が思考を切り替え、生き残った有象無象の連中の実力を値踏みしようとした
その瞬間
ドクン……!!!
心臓を、冷たい氷の手で直接鷲掴みにされたかのような
凄まじい悪寒が全身を駆け抜けた
俺の目の能力が、生存者たちの人混みのさらに後ろ
ーー暗い通路の奥から、足音もなく平然と歩いてくる「ある影たち」を捉えた途端
脳内で、警報がけたたましく鳴り響いた
うり
うり
うり
そいつらは、血の汚れどころか、埃一つついていない綺麗な服を身にまとっている
そして何より、
そいつらの体からは、周りの参加者たちが持つ安っぽい悪意とは次元の違う
部屋全体の空気を一瞬で凍りつかせるほどの
【ドス黒くて濃密な、圧倒的な殺意の霧(オーラ)】が
陽炎のようにメラメラと立ち上っていた
正体も、名前も何も知らない、完全に初対面の参加者たち
だが、そいつらのうちの1人は口元に冷酷で不気味な笑みを浮かべ
もう1人は氷のように冷めた瞳で、こちらをゴミか何かのように無感情に見下ろしている
あいつらは、何十人もの人間を完璧に『肉体の盾』として自分の前に誘導し、利用し
けれど自分たちは掠り傷一つ負わずに、
散歩でもするかのようにこの死の通路を渡り切っていた
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
俺はゆあんくんの口を手で素早く塞ぎながら
ゾッとするほどの戦慄に体を震わせていた
利害の一致で最強の駒を手に入れたはずなのに
完全な未知の強者たちから放たれる、底なしの深淵のような殺意のオーラに
俺の計算は、今度こそ狂わされようとしていた
うり
うり
俺はゆあんくんの口を塞いだまま、極限の緊張感で息を殺す
通路の奥から平然と歩いてくる、圧倒的な殺意の霧をまとった謎の参加者たち
だが、そいつらはチームでも何でもなかった
お互いに一切口を利かず、一定の絶妙な間合いを保ち
隙があればいつでも首を獲るぞと言わんばかりの冷酷な視線を
お互いへぶつけ合っている
ただ「格が違いすぎる強者たち」が
たまたま同じタイミングでゴールへ歩いてきているだけなのだ
コツ、コツ、と不気味なほど規則正しく響く靴音
そのうちの1人ーー
緑色の衣服を無造作に着崩した、大柄な男の影が
俺たちのすぐ横を通り過ぎようとした、その瞬間だった
男の体から放たれるドス黒い悪意の霧が
『悪意の可視化(マリス・アイ)』の視界を真っ黒に染め上げる
??
男が足を止めず、前を向いたままで、低く愉しげな声を漏らした
ほんの一瞬
男の鋭い視線が、俺と
そして俺の隣で無邪気に目を輝かせているゆあんくんの姿を
品定めするように捉えた気がした
だが、その男のすぐ背後を歩いていた、上品なコートを着た別の男が
フッと鼻で冷たく笑って言い放つ
??
??
??
??
仲良しどころか、いつ殺し合いが始まってもおかしくない一触即発のピリついた空気
それだけで、俺の背筋にゾクッと冷たい電流が走る
うり
うり
プレッシャーの中で、一粒の冷や汗が頬を伝う
暗殺者として生きてきた俺が
ただの数言のやり取りだけで、圧倒された
男たちはそのまま、お互いを警戒しながら巨大な鉄の扉の前へと離れていく
そいつらが離れて初めて、俺はまともに肺の空気を吐き出すことができた
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
うり
俺はどっと押し寄せた疲労感に頭を抱えながら
ゆあんくんの無邪気すぎる雰囲気に根負けするしかなかった
コイツと一緒にいたら、本当に命がいくつあっても足りない
ガガガガガガガガッ……!!!
その時、部屋全体の照明がパッと赤く染まり
スピーカーから鼓膜を劈くような不快なノイズが鳴り響いた
生き残った約50人の参加者たちが、ビクッと肩を震わせて天井を見上げる
『ーー第一のゲーム、終了。生存者、52名』
『これから、第二のゲームを開始します』
機械的なアナウンスと同時に
謎の強者たちが立っていた奥の巨大な鉄の扉が、地響きを立ててゆっくりと上へと上がる
扉の向こうに広がっていたのは
まるで町を再現したかのような場所だった
『第二のゲーム、嘘つきの変身かくれんぼ』
『制限時間は30分。……エリア内に散らばる「鬼」から、隠れ切ってください』
かくれんぼ
そのあまりにも子供染みた単語とは裏腹に
開かれた迷路の奥からは、第一のゲームを遥かに凌駕する
見たこともないほど濃密で禍々しい「黒い悪意の霧」が、嵐のように吹き抜けてきた
うり
うり
うり
うり
ゆあんくん
ゆあんくん
恐怖に震える参加者たちと、未知のゲームに戦慄する俺
そして、やっぱり嬉そうに俺の手をぎゅっと握りしめてくる、ゆあんくん
狂ったデスゲームの第2ステージが、いま、幕を開けようとしていた_____
コメント
1件
うわあああ第2話もヤバすぎた!!😭💦💦 ゆあんくんまじパねえ…「全部ごぼう抜きにしちゃえばいいんだよね」って笑顔で言いながら床ぶっ壊すの怖すぎるし強すぎる!!でも「恐怖感じない」って能力の代償が切ない…😢❤️ ラストの赤髪とコートの男、圧が強すぎて読んでるこっちまで息止まったよ…!!次はかくれんぼか…?もうドキドキが止まらん!続きめっちゃ楽しみにしてる!✨✨