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ニーナ@アカウント消えた(泣)
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¿Mona-Chan?
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コメント
1件
うわ、めっちゃハラハラした…! 第一のゲームを勝ち抜いても第二でこれかよ、容赦なさすぎる。「嘘つきの変身かくれんぼ」ってタイトルからして面白いのに、鬼に看破センサー&クールタイムって細かい仕様があるのがいいね。そして何より、ドラム缶の中でゆあんくんと密着しながら隠れるあの体温と緊張感の描写が生々しくて、胸がギュッとなった。「ただのビジネスパートナー」って自分に言い聞かせてるうりくんの心境、めちゃくちゃ分かるし可愛い。ラストの糸の化け物も不気味すぎて、続きが気になりすぎる…!
『ーー第一のゲーム、終了。生存者、52名』
『……まもなく、第二のゲームを開始します』
機械的なアナウンスと同時に
目の前にある巨大な鉄の扉が、地響きを立ててゆっくりと上へと跳ね上がった
その扉の向こうに広がっていたのは
薄暗い街灯が等間隔で不気味に灯る、どこまでも広大な『地下の廃街』
打ち捨てられたコンクリートのビル群、錆びついた自動販売機
塗装のはげたベンチが整然と並ぶその光景は
まるで世界の終わりに置き去りにされたゴーストタウンのようだ
俺を含めた52名の生存者たちは
すぐにその不気味な地下街へと足を踏み入れ、一斉に散らばっていく
『第二のゲーム:嘘つきの変身かくれんぼ。制限時間は30分』
『……これより、全員にエリア内の『物』に擬態できる一時的な異能を与えます』
『ただしーー』
スピーカーの声が、愉しげに歪んだ
『エリア内に解き放たれる『鬼』は』
『擬態の偽物のオーラを見破る【看破センサー】を搭載しています』
『……それでは、鬼を解放します』
『捕まれば、即、脱落です』
ゲーム開始のブザーが鳴り響くと同時に、街の四方にある巨大な檻のシャッターが開き
重々しい金属音を立てて『それ』が歩き出してきた
銃やブレードを装備した、巨大な鋼鉄の人型アンドロイド
ーー殺人マシーンの『鬼』だ
モブ参加者
モブ参加者
モブ参加者
周囲の参加者たちが必死に擬態の異能を使い、ごみ箱や消火栓に姿を変えていく
だが、そんな彼らの淡い希望は、一瞬で絶望へと叩き落とされた
ガシャーーーン、と不気味な駆動音を立てて迫る鋼鉄の鬼
その頭部にある単眼のカメラが
俺の『悪意の可視化(マリス・アイ)』の視界の中で
禍々しい赤色のレーザーとなってギラギラと周囲をスキャンしていた
鬼
無機質な機械音声と共に
鬼のブレードが、消火栓に変身していたモブをモノごと一刀両断に切り裂いた
擬態していても、本当に見つかってしまう
その現実に、地下街に隠れる何十人もの参加者たちの
息を呑むような絶望の気配が街全体に伝染していく
うり
うり
うり
うり
うり
うり
俺の目は、鬼の致命的な仕様を見逃さなかった
一度スキャンを放った鬼の頭部がプシューと蒸気を吹き出し
赤色だったカメラの目が緑色に変わる
うり
うり
一度使うと、【数分間のチャージ(クールタイム)】が必要なんだ
センサーが切れている間の鬼は、ただの視界が狭い鉄クズ同然
モブ参加者
モブ参加者
鬼の仕様に気づいた何十人もの参加者たちが、
この隙に一斉に路地裏へと逃げ込んで命を繋いでいく
街にはまだ、50人近くの生存者が必死にしがみついている
うり
うり
普通の自販機やベンチに1人ずつ化けても、
鬼のセンサーが復活した瞬間に見つかれば一撃で真っ二つだ
うり
うり
路地裏の隅を見回した俺の目に、1つの大きな古びたドラム缶が飛び込んできた
あれなら厚みがある
もし鬼のセンサーに引っかかっても
ブレードの最初の一撃くらいは物理的に弾いて耐えられるはずだ
だが、今回与えられた擬態の異能には弱点があった
オブジェクトの『質量』が大きすぎる物は
1人分の力では変身を維持できずに弾かれてしまう
うり
2人の異能の波長を完全に『同期』させる必要である
うり
うり
うり
ゆあんくん
ゆあんくんの手を引っ張り、俺たちは路地裏の大型ドラム缶へと姿を変えた
だが、2人で1つのオブジェクトを維持するためには
文字通りお互いの体を「限界まで密着」させる必要があったんだ
暗いドラム缶という狭い空間の中で、ゆあんくんの細い両腕が
俺の首元にぎゅーっとゼロ距離で抱きついてくる
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
うり
うり
耳元にかかるコイツの吐息の近さと、外を徘徊する殺人マシーンの恐怖
2つの感情に挟まれた俺の心臓はバクバクで
うり
うり
うり
うり
自分の心に必死に言い訳を並べ立てるが
バクバクと暴れる心臓は一向に収まりそうにない
コイツは本当に、どんな時でも俺のペースをメチャクチャにする
だが、じれじれとした空気に浸っている暇はなかった
ドラム缶のわずかな隙間から、俺の『マリス・アイ』の視界が
近くの広場で起きている「別の異常な悪意の爆発」を捉えたのだ
誰が使っているかも、名前も、どんな弱点が隠されているのかも何も分からない
だが、ゴールラインで圧倒的なオーラを放っていた
あの「完全な未知の強者」のうちの1人の恐るべき異能が
鬼の目を前にして不気味に発動していた
シュルシュルシュル……ッ
静まり返った地下街に、かすかな摩擦音が響く
鬼のクールタイムが終わるのを待って逃げ回っていた参加者たちの足元に
目に見えないほど細く光る透明な糸が、まるで蜘蛛の巣のように瞬時に絡みついた
モブ参加者
モブ参加者
モブ参加者
モブ参加者
モブたちは目に見えない糸によって無理やり擬態を強制解除され
まるで操り人形のように手足を縛り上げられたまま
通路の真ん中に鬼の目の前に身代わりとして置き去りにされていく
鬼の赤ランプが再び点灯する
生贄にされたモブたちが「助けてくれぇぇ!」と叫びながら
鬼のブレードで一瞬にして排除されていく
糸を操っている化け物の姿は、ここからは暗闇に遮られて全く見えない
うり
うり
うり
正体不明の能力者がもたらす、常軌を逸した「見えない糸」の恐怖
その能力にどんなリスクや弱点が隠されているのかは
今の俺にはまだ、知る由もなかった
ガシャーーーン……
その時、冷たいコンクリートを震わせる、重々しい金属の足音が
俺たちの隠れる路地裏へと近づいてきた
生贄のモブを処理した『鋼鉄の鬼』が
再び【不気味な赤色】のセンサーのレーザーをギラギラと光らせ
俺たちのドラム缶のすぐ目の前をスキャンし始める
うり
鬼の単眼カメラから照射された真っ赤なレーザーが、路地裏の壁を、地面を、
そして俺たちが波長を同期して擬態している大型ドラム缶の表面を
舐めるようにじっくりとスキャンし始める
ドラム缶の狭く暗い空間の中、ゆあんくんの細い腕が
俺の体にさらに力を込めて抱きついてきた
ゆあんくん
いつもなら「楽しいね!」と無邪気に喋るコイツが
今は完全に声を潜め、ルビー色をした大きな瞳で俺の顔をじっと見つめている
コイツは恐怖を感じない。だからこれは、
俺の「動くな」という指示を遂行するための、信頼の沈黙だった
近すぎるお互いの体温
だがそれを意識する余裕すら奪うほどの、死の足音がすぐ目の前で響く
鬼
鬼
無機質なシステム音声
やはり大型ドラム缶の質量でも、看破センサーを完全に欺くことはできなかった
鬼の右腕に装備された巨大な高周波ブレードが
キィィィンと耳障りな駆動音を立てて上段へと構えられた
次の瞬間には
このドラム缶ごと、俺たちの体は真っ二つに両断されて鉄クズと肉塊に変えられる
生存確率、0%
普通の人間の頭脳なら、そこで思考が絶望に染まって終わっていただろう
だが、俺の目は、限界のさらに先にある『生存の糸口』を捉えていた
うり
うり
うり
うり
うり
俺の『悪意の可視化(マリス・アイ)』の視界の中で
ドラム缶を照射していた赤いレーザーが、ブレードの影になってほんの一瞬だけ
パチッと掻き消える未来の瞬間を完璧に弾き出した
うり
俺は自分の脳内の計算と、隣にいるコイツの『人外の武力』に
自分の全ての命を賭けた
うり
ゆあんくん
俺の叫び声と同時に、ゆあんくんのルビー色の瞳がギラリと輝いた
発動する、コイツのバグった身体能力
ドガァァァン!!!
俺たちが擬態していたドラム缶の分厚い鉄板を、
内側から足元ごと木っ端微塵に踏み抜くほどの凄まじい衝撃
ゆあんくんは俺を強引に抱きかかえたまま
まさに大砲の弾丸のような圧倒的なスピードと跳躍力で
真横にある廃ビルの2階へ向かって跳躍した
ズガガガシャァァァン!!!
俺たちの体が宙を舞った直後、背後で、身代わりとなったドラム缶が
鬼のブレードによって火花を散らしながら完璧に両断され
コンクリートの床に激しくバウンドする凄まじい破壊音が路地裏に響き渡る
コンマ1秒でも遅れていれば、あの鉄クズになっていたのは俺たちの体だった
ゆあんくん
ガシャァァァン!
ゆあんくんは俺を抱えたまま
廃ビル2階の窓ガラスを派手にブチ破って、薄暗い部屋の床へと勢いよく転がり込んだ
部屋の奥へと転がりながらも、俺の的確な指示のおかげで
鬼の看破センサーの射程内から完全に脱出することに成功する
うり
うり
うり
割れたガラスの破片が床に飛び散る中、俺は冷たい床の上で大の字になり
喉の奥を血の味で満たしながら激しく荒い息を吐き出した
本気で心臓が口から飛び出るかと思うほどの極限のハラハラ感だ
すると、ドサッ、と俺の胸の上に、やけに軽い重みと暖かい感触が降ってきた
うり
ゆあんくんは俺の胸の上にペタンと乗っかるようにして馬乗りになり
眩しい笑顔で俺の顔を覗き込んできた
フードの隙間から見えるルビー色の目が
まるでお祭りにでも行ったかのようにキラキラと輝いている
うり
うり
床に転がったガラスの破片が、街灯の薄暗い光を浴びてキラキラと反射している
ゆあんくん
うり
うり
うり
うり
俺は胸の上に乗っかったままのゆあんくんをどうにか押し退け
冷たい床の上で上体を起こした
ガラスの破片が散らばる廃ビルの2階
窓の外の路地裏からは、俺たちの擬態を両断した『鬼』が
再び重々しい足音を立てて遠ざかっていく気配が聞こえる
俺の『悪意の可視化(マリス・アイ)』の視界が
鬼の放つ赤色のセンサーが別の路地へと向いたことを捉える
うり
うり
うり
うり
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくんは相変わらず緊張感ゼロの様子で、俺の後ろをついてくる
コイツの身体能力の高さと、俺の罠を見抜く目が合わされば
この『変身かくれんぼ』だって確実に生き残れるはずだ
一度深呼吸をし、部屋のドアを開けて廃ビルの廊下へ出ようとした
その瞬間
ドクン……!!!
心臓が跳ね上がる
俺の『マリス・アイ』の視界が、廊下の奥、そして壁の向こう側から立ち上る
さっきまでとは比べ物にならないほどの
【濃密で禍々しい、ドス黒い殺意の霧】を感知した
うり
うり
うり
俺は反射的にゆあんくんの腕を掴み、壁の陰へと体を隠した
廊下の奥の暗闇から
微かに、かつて聞いたこともないような不気味な摩擦音が響いてくる
シュルシュルシュル……ッ
それは、細い糸が擦れ合うような不気味な音
俺たちのいる廃ビルの、ちょうど真下の階から聞こえてきた
驚いて廊下の窓から1階の様子を見ると、そこでは
うり
鬼のチャージ時間が終わるのを待って必死に逃げようとしていた数人のモブたちの足元に
目に見えないほど細く光る「透明な糸」が、
さっきみたように絡みついていくのが見えた
モブ参加者
モブ参加者
参加者たちはまたしても糸の犠牲となっていく
うり
うり
うり
何もわからない、能力者の正体
ただハッキリしているのは、
その正体不明の未知の強者が、鬼から隠れるだけじゃなくて
能力で他の参加者を『排除』して楽しんでいるということだ
しかも、そのシュルシュルという不気味な音は、今も止まっていない
それどころか、階段の手すりを伝って、
俺たちのいるこの2階の廊下へと、ジワジワと這い上がってきている
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
うり
うり
うり
うり
うり
うり
迫り来る鬼のセンサー、
そして足元からジワジワと忍び寄る
誰の仕業かも分からない未知の『透明な操り糸』
目に見えない糸の気配に息を殺しながら、俺たちは静かに
次の死地へと足を踏み出すのだった____