ツポレフ
はいナチ日帝です。どうぞ
これはとある極東の小さな大国と縁を組む前の話。
1952年の春に「もう私は戦勝国共から逃げ隠れする必要はないのです。」と 最後に言い残して帰国して以来全く彼と会っていない。
だがそれから三七年後。我々の東西に別れた祖国も遂に統一される時。あゝ、漸く再会できるのだ。
今頃何をしているのだろうか。それとも思い切ってドイツに誘ってみようか。
さてその時は何をもてなそうか。この考えている瞬間も楽しくてならない。
なぁ…?
空港にて…
彼を待つ事数分。約束ではここで待ち合わせなはず…。
すると何やら遠くから聞き慣れた声が聞こえた。
nazi
あ、来た。
J.E
はぁッ…はぁッ…
J.E
すみませんッ遅れましたッ!会いたかったですッ…!お土産も持ってきたのでッ…!ゲホッ…
nazi
まぁ一旦落ち着け。息を整えろ。
nazi
ほいよ。お疲れさんの飲み物だ。
暫くして…
J.E
あの、これありがとうございます。
nazi
いいって事さ。
nazi
ささ、ここで話すのもなんだ。早速私の家にご招待しようではないか。
J.E
分かりました!
ドイツ宅
J.E
意外と変わってなくてびっくりです。
nazi
そりゃどーも
J.E
悪い意味ではありませんよ。懐かしいっていう感じがして…。この匂いも大好きです。
nazi
私も日帝の事が大好きだぞ。愛してる
J.E
ふふ、おませさんな所も変わってないですね。
nazi
それじゃあお茶出すな。何がいい?
J.E
それでは昔よく貴方が淹れてくれたお茶を下さいな
nazi
了解だ
数分後…
nazi
お待たせ
J.E
ありがとうございます、
nazi
それじゃあ早速お土産とやらを拝見させてくれ
J.E
分かりました
それから私たちはたくさん話をした。
家族の事や、国を継いで頑張っている息子の事。
そしてこれから先お互い同棲を考えている事
だが気づいたら時計の針は左側を向いていた
nazi
そろそろ寝るか。ほらおいで
J.E
はーい。
nazi
日帝ってあったかいんだな。
J.E
そ、そうでしょうか?
日帝は照れながらそういった。すると彼はさらにこちらに寄って言った。
J.E
だって貴方の音聞いてると、その、こう、ドキドキしてくるんですもの…
nazi
そーか。でもそう言われてしまったら更に音が大きくなってしまうな。
nazi
…眠くなってきたか?
J.E
ん…。
nazi
おやすみな。愛してる