この作品はいかがでしたか?
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あかり
こんな俺を
そう言ってくれる彼女は
もう居ない。
俺は車で走り続けた
自分がどこにいるのかも分からない
けど。誘われているような
誰かが俺を呼んでいる気がする
キキィッ…
俺は車を停めた
綺麗な川…
その川の向こうで誰かが呼んでいる気がする
俺は一歩一歩
川の奥へ進んで行った
その時
あかり
死んだはずの彼女が居た
律
不思議に思いながら近付く
あかり
律
あかり
あかり
あかり
律
律
律
律
あかり
あかり
律
あかり
律
そう言うと彼女は
静かに
ゆっくりと
ゆっくりと…
消えていった…
そんな事を思い出し…
足が重くなる
いつ…俺の元へ来てくれるんだろう…
涙が溢れてくる
?
後ろから懐かしい声が聞こえてきた
後ろを振り向くと
律
あかり
彼女は生まれ変わって
俺に会いに来てくれた
泣き崩れた
律
俺はずっと
ずっと名前を呼び続けた
そのたび彼女は
そうだよ
そうだよ
待たせてごめんね
寂しかったよね…
と言いながら
眩しいくらいの
無邪気な顔で
笑っていた
コメント
25件
うわぁぁぁぁぁぁぁめっちゃいいぃぃぃぃ(´°̥̥̥ω°̥̥̥`)
あ、やばいめっちゃいい話
すごいよぉぉぉ