短 編 集 。

桃赤

ご本人様とは一切関係ありません

俺が、まだネットを初めてすぐのこと。

気になる配信者さんがいて、思わず声をかけてしまった。

そこからは、あまり覚えていない。

気づいたら、よく遊ぶようになっていて

さとみくんと会ってからは毎日ほんと楽しくて

どんどん、彼のことを好きになっていた

ある日、太陽みたいな人にグループ活動をしないかと誘われた。

もっと、たくさんの人を幸せにしたい。

そんな思いから、俺のグループ活動は始まった。

そんな日から2年

あれから、少しだけ人気になっていき、

嬉しいことに、たくさんの人に支えられている。

さとちゃんとの関係はそのまま。

グループでの本格的な活動、メンバーを好きになるなんてありえない。

だけど、

振られてもいい、付き合わなくていいから

気持ちだけ、伝えたかった

だからね、

１回だけ、少しだけだから

思いを伝える時間をください。

ニタニタと悪い笑みを浮かべている

この顔は、嫌いじゃない

しばらく飲んで、お互いに酔ってきた時

沈黙をやぶったのは、君だった

言った、早く振って

吹っ切れたいから、

意外な返事に驚いて、彼の顔を見る

悲しそうな、優しい笑顔だった

なに、それ

もっと、拒絶してよ

諦めきれないじゃん、っ

わかってたけど、涙は出てきて

彼が見てるのに、止まってくれない

あれから、数日たつが、彼は今まで通り接してくれてる

それだけが救いだ。

今まで通り、それだけでいいのに

なんで君は

なんで、

距離縮めてくるの、？

勘違いさせないでよ、ほんと

キュッと優しく握られる左手

優しく歩道側を歩かせて貰っている

無視、されちゃったし、

また、この沈黙。

少しだけ、考えたんだ

なんで俺と一緒にいるんだろって

思えばさとちゃんが俺以外のメンバーと2人で出かけているのを聞いたことがない。

しかも家を知ってるのも俺だけ、引越したらすぐに教えられる

おれ、勘違いしやすいからさ、

やめてよ、せっかく諦めようとしてるのに

う、…

一瞬戸惑った君、やっぱ、意識してやってたの、？

泣きそうな、大きい瞳に吸い込まれそうで

かわいくて、抱きしめたくて

怒ってるような、泣いてるような

顔を真っ赤にして、ほんとかわいい

次の瞬間、ふたつの影が、1つに重なった

ごめんほんとごめん

眠かったので無理やりきった(あ)

こんなボツになる予定じゃなかった

ブクマ一言ください〜