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母
莉乃
母
そういうとはぁもうとぐちぐち言いながらお母さんは部屋を後にする。
莉乃
何でお母さんがいるのか、お母さんが何を言っているかも分からないまま、寝ぼけた頭で周りを見回すとあることに気づいた。 ここ私の家じゃない。 どこだ?あ、これ実家だ。 懐かしいなこのベッド。 あれでもこれ一人暮らしする時に捨てなかったっけ。 机だって、あの教科書も… そういえばお母さんも、あんなに若かったっけ。
母
1階からお母さんの朝から聞くには憂鬱なくらい大きな声が聞こえる。 え?なんかおかしくない? とりあえずベッドから起き下に向かおうとするとドレッサーの鏡を見て驚く。 まるで高校生の時の私みたいな… ちょっと待って、私昨日自分の家で泣き疲れてそのまま寝て起きたら実家にいて… 状況を整理しようとしても脳がついていかない。 もしかして今話題のタイムリープ?! 高校生の頃に戻ったみたいな?!! …なわけないか。夢に決まってる。 そう思って自分の顔を思いきり叩く。
莉乃
夢じゃないの…?もしかして…
莉乃