…知っているんだ
本当は、ポンコツなんかじゃないこと
言えないんだよ
只、彼の子が私へ向かって必死になって居るのを見ると 如何しようも無く苛立って…
コンコンとノックの音が聞こえる
きっと彼の子だろう
芥川 龍之介
太宰 治
芥川 龍之介
太宰 治
芥川 龍之介
太宰 治
太宰 治
私が溜息を吐くと目の前の細身で小柄な _と言っても172cmはあるのだが_ 青年は肩をびくりと振るわせた
太宰 治
太宰 治
芥川 龍之介
少々苛立ちを滲ませ乍ら言うも青年_芥川_は黙りこくったままだ
太宰 治
太宰 治
芥川 龍之介
芥川 龍之介
太宰 治
私は書類に目を落としたまま応える
芥川 龍之介
ちらりと芥川の方を見やると、彼は項垂れた状態で今にも泣き出しそうな顔をして居た
太宰 治
太宰 治
太宰 治
芥川 龍之介
突発的に頭に血が上った
太宰 治
太宰 治
芥川 龍之介
思わず声を荒げてしまった
睨むように芥川を見ると、ショック・恐怖・不安・悲しさの様な負の感情が入り混じった様な黒瞳を見せ、立っていた
太宰 治
太宰 治
太宰 治
太宰 治
芥川 龍之介
芥川は何かを言いかけたが2、3度口をパクパクと動かし、無音を発す
芥川 龍之介
そう言うと彼は戸の外へと出て行った
太宰 治
太宰 治
太宰 治
太宰 治
無駄に広い部屋で独白する
太宰 治
太宰 治
太宰 治
君に
恋焦がれている事も__
なのに
それを意識してしまうと 君に冷たく当たるしか無くなるのだよ
太宰 治
先程書類の中の一枚で作った紙飛行機を飛ばし、壁に当てた
虚しく紙と床材の衝突音が響く__
嗚呼、君に恋いを告げる事が出来るのは 一体何時になるものか__
主
主
主
主
主
芥川 龍之介
主
太宰 治
芥川 龍之介
主
芥川 龍之介
主
太宰 治
太宰 治
芥川 龍之介
太宰 治
太宰 治
主
終
コメント
4件
太宰さん好きな子には意地悪したくなっちゃうタイプですね…😇
主さん大丈夫ですか!?