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二人きりにさせられた剛とルキアは、しばらくだまったまま、あるカフェにいた。

30分くらい黙ったまんまの時間が続いた。

ファン1

ねっ!あれってV6の森田剛じゃん!

ファン2

一緒にいるの誰?もしかして、うわさの彼女?いやー

なぜか、そんな声が聞こえてきた。

ひそひそ話しているはずなのに聞こえてるんですけど?

ルキア

あ、あのさ

・・・なに?

ルキア

こ、ここにいたら、変な記事とか書かれるんじゃないの?

そんなのどこで覚えたんだよ

ルキア

なんか、テレビでやってた。それに、井ノ原さんたちにも、聞いたし・・・・わたし、いますぐ帰った方が・・・

とにかくさ、ここを出よう!

剛は、ルキアの手をつかむと、カフェを、でた。

剛は、いつになく緊張はしていた。

別の試練を、極秘で、受けていたからだ。

ショウ

森田剛。おまえに最後の試練だ。

なんだよ!終わったんじゃないのかよ

なぜか、最後の試練を言ってきたのはルキアの兄で・・・

これまたとつぜん現れて、剛の顔に近づいて言った。

剛(顔、近いんですけど?)

ショウ

彼女に・・・ルキアにキスして別れてほしい

はぁ?やだよ

それはさすがにみんな見てるだろうからいやだった。

カイト

なら、俺が奪ってやろうか?
カイトさんまで、後ろに張り付いていて
剛「なんで、そうなるんだよ!ってか、なんでいるんだよ!

カイト

君の本気を見せてもらおうじゃないか

また、顔を近づけてくる

だから!近いってば!

カイト

面白い!じつに、面白い!見ててやるよ

・・・・・

このやり取りがこれからも続くなんてまだ、誰も思っていなかった。

はぁ~( -。-) =3

ルキア

空、すごくきれい

ルキアは、素直にその言葉を嬉しそうに呟いた。

今まで見てきたルキアとちがってとても、かわいく見えて・・・・

剛(やべぇ、すげーかわいいんだけど・・・)

いつも以上に、ドキドキしている剛。

いのっち

あれ?さっきまでいたのにいない・・・

二人を観察していた井ノ原だったが、なぜか二人を見失っていた。

もう!しっかりしてよ!カメラマンなんでしょ?大スクープじゃないの?

いのっち

そんなこと言ってもさ~!大スクープは、ほかにもあるわけで・・・・って、俺別にカメラマンじゃねぇよ😒

いのっち

そっちに、きをとられていたら、ふたりは、いつのまにかカフェを、出てたんだよね~

と、僕と、電話で話す井ノ原君だった。

もう、ふたりは、とっくに、家に帰ってきてるよ!いま、屋上にいるよ!坂本のと、長野君が張り切って料理作ってるからじゃまできないし~、岡田は、ドラマの台詞の練習とか一人でしてるしー!つまんないから、早く帰ってきてよー

いのっち

はいはい、しょうがないなぁ~

こんなやりとりが続くなかふたりは、屋上でやっと、会話ができたみたいで。

ルキア

ねぇ、剛

ん?

ルキア

もしさ、この先お互い好きな人ができて、結婚して、子供が生まれたら、忘れられるのかな。

・・・忘れられるさ

えっ?ふたりは、両思いじゃないの?

この会話からして、今生の別れを覚悟しているようにしか聞こえない。

そりゃあそうか。ルキアさんには、帰る場所が、あるもんね。

・・・つらいことも、たのしいことも、うれしいことも、全部受け止めてくれる人、向こうに戻ったら、見つけられるように、俺は祈ってる

ルキア

・・・・・

二人の思いは通じたんじゃないの?

岡田

なかなか、キスしやんなぁーあの二人

岡田、いつのまに

僕が、背後から見ている横にいつのまにか来ていた岡田。もう!気配隠すなんて聞いてない!

岡田

だって、最後に言われたんやろ?キスして別れろって

うん、それ僕も知らなかったけど、カイトさんが言いふらしていったとか?

健(剛は、自分しか知らないと思ってるみたいだけど・・・)

岡田

いのっちに頼まれてさ。カメラで押さえてくれって

えっ?井ノ原君が、撮らないの?

岡田

お前の方が、カメラの腕良いし、気配隠すのうまいから、任せたって

井ノ原君らしいけど・・・・

みんながね、パーティー開いてくれるらしいよ。お別れパーティに、なっちゃうけど

ルキア

うん、ありがとう

ルキアは、ニコッとわらった。

じゃあ、行こっか。みんな待ってるし

この時、剛は、ルキアの笑顔にドキリとした。

これが、彼女の本当の笑顔。

うわっ!こっちくる!隠れなきゃ!

岡田

・・・・・

僕たちは、隠れた。

ばれてないみたいだけど・・・・

岡田

なーんや、まだしやへんのか😏

・・・まぁ、まだ、時間あるしさ。というか、君ってそんなキャラだっけ?

料理に、集中してた、坂本君は、ふと気づいたことがある。

そういえば、健と、岡田はいないのか?

坂本君は、そばにいた長野君に尋ねた。

長野

なに?気づいてなかったの?二人とも、屋上の二人を尾行しに行ったよ?岡田は、あとで、合流したみたいだけど・・・健はひとりでふたりを眺めていたし

反応遅くない?

坂本

なんで、手伝わさないんだよ

長野

手伝ったら手伝ったで怒るじゃん!って、前置きしていったんだけど・・・・

坂本

えっ?

長野

それにも気付かないくらい料理に集中してたよね(笑)

坂本

・・・・・・すまん。俺としたことが。

長野

そのうち、かえってくるんじゃないかな?

坂本

ん?

長野

屋上からただいま~って言ってさ

長野君は冗談のつもりで言ったそのときだった!

ルキア&剛

ただいま

長野

えっ?

長野君は、びっくりして振り返る。

とか言ってみたりして。すっげぇ近い距離にいたのに(笑)って、長野君?

長野

お、思ったより早かった。ちゃんと話はできたの?

べ、別にイーじゃん!

武司は、ぶっきらぼうに答えた。

長野

ルキアさんも、お帰り

長野君は、ルキアさんにも、返していた。

ルキア

・・・おかえり・・・か。
なんだかくすぐったい

長野

えっ?

ルキアさんは、悲しそうに笑う。

ルキア

わたし、あんたたちを手にかけようとしていたのに・・・・あんたたちに、わたしの気持ちなんてわかるはずないって、思っていたのに

坂本

ルキアさん、それは忘れる約束だろ?

坂本君は、ルキアさんに、座るよう促しながら答えた。

ルキア

それに、今回は本当に巻き込んでしまった・・・そんなつもり、もうなかったのに

ルキアさんの目は、もう嘘偽りを言っていなかった。

なにより、もう憎しみの目をしていない。

泣きそうな顔をしている。

あのね、今回のことで、ルキアさんの素性がわかったよ!どんなひとなのか、少しだけわかった気がする

突然話に入ってきて、そう話すのは健だった。

いつのまにか、岡田も席に座っているし。

坂本&長野

健・・・・

上二人は、同時に驚いた。

岡田&いのっち

俺らもいるよー

坂本&長野

わかってる

いのっち

なにそれ~!それより、うまそう!

いのっちも、構わず座った。

ルキア

あたしは、自分の力がどんなものか知らないまま生きてきたから・・・

・・・・・

剛は、ルキアさんの隣で、黙って彼女の話を聞いている。

長野

それってさ、イナンさんや、イオンさんの力にただ憧れてただけって言うのもあるよね。

ルキア

ここの世界で言う、庶民ってやつなんだ。

僕たちはね、、ルキアさんの涙で信じようって思ったんだ。
最後泣いていたよね?

ルキア

えっ?嘘!見られていたの?

僕たちは、みーんな見てたよ?

長野

君は、僕たちと変わらない、この世界と同じで恋する女の子だったってことがわかったんだ。

ルキア

・・・・・・

ルキアは、ここに来て、変われたか?

剛が優しい声で聞いた。

ルキア

・・・・変われた気がする・・・みんなのお陰で・・・・

ルキアさんは、改めて笑顔をくれた。

その笑顔すごくいい!

いのっち

ってことで、パーティ始めちゃう?

今回の、ゲーム?試練?無事クリアってことで、お祝いだよ!

ルキア

・・・・うん

・・・・・

そうだ!ねぇ、聞きたかったんだけどー、ルキアさんと初めて顔を合わせたのって、長野君?

健が、聞く。

長野

そうだね。僕が最初に彼女に会ったよ

ルキア

えっ?も、もう良いだろ?

長野

あっ、そっか思い出したくないか・・・・ごめんね、ルキアさん。

長野君は相変わらず、優しい。

いのっち

いーじゃん!そこ、重要だよ

何も考えずに言うのは井ノ原君。

・・・・・・俺は、そのあと会ったけど、案の定゛レンさんと間違えてたしね。😒

なぜか、怒るように言う剛。

どうみても、怒ってる・・・・よね。

長野

いや、ぶっちゃけそれはそう思わせる作戦でもあったし。

本当に好きなら、間違えないだろ?

ルキア

な、なによそれ!悪かったわね

どうせ、俺の名前を覚えたのは、゛レンさんに、顔が似ていたからだろ?

なぜだか言い合いを始めた二人・・・これって喧嘩?

いのっち(・・・長野君どうしよう!ふたり、喧嘩しちゃってる)

長野(こうなったら、もう何も言えない・・・)

ふたりは、ひそひそ話してる、

ストップ!なんで、ここでふたりが、喧嘩するの?

・・・・!?

喧嘩を止めたのは、僕だ。

坂本(け、健が、俺のセリフとった・・・)

若干ショックを受けてる坂本君。

別に!思ったことを言っただけだ!

・・・でもね、実際のレンさんと、剛じゃ全然違うよ?顔いいし、頭いいし、運動もできそうだし、何よりモテるみたいだし

ナイスフォローなつもりらしいが・・・・

ちょっと待て!俺は劣るって言うのか?

だから、みんな好きになるんだね~

こ、こいつ聞いてねぇし。

ルキア

そうかもな。レンは、そういう人だった。

なっ

なんで、嬉しそうな顔をしてんだよ!

ルキアまで、ルキアまでそう思うのかよ!

いのっち

でもさー、ルキアさんの気持ちは、もう剛に向いてたりするよねー

ルキア

えっ?

・・・・!?

いのっち

二人とも否定しないってことは、ラブラブ?

・・・・

武司は黙って席をたつと、

剛?

外の空気、吸ってくる!

そう言って出ていってしまった。

ルキアさんは、剛が出ていった方角を見ている。

長野

ごめんね、ルキアさん。変な話しちゃって。

ルキア

ううん。いいの。

岡田

せっかくのお別れパーティなんだけどなー・・・俺たちにはこれくらいのことしかできないし

ルキア

わたし、追いかけてきていいですか?

V5

えっ?

5人は、驚いた。

うん。行ってきていいよ!お願いします

その頃剛は、屋上でまた、ひとり呟いていた。

あーあ、だっせーな俺

~好きじゃないくせに、抱き締めるなよ!~

ルキアと、過ごした日々が思い出される。

まいったなー、俺・・・あいつにマジなのかな・・・・

この気持ちが、本物なのかまだ、よくわからない。

けれど・・・・

ルキア

森田剛!

なんだよ!

思わず振り向く武司。

ルキア

あっ!振り向いた!

振り向くと、ルキアがいた。

剛(し、しまった)

ルキア

・・・今までありがとう!そして、ごめんな、巻き込んで

急に謝るなよ

ルキア

あんたのそういうところ、レンとは全然ちがう。

わ、わるかったな

どうせ、レンさんとは、比べ物にならねぇよ。

ルキア

口悪いし、すぐ怒るし、なにも話してくれないし。

剛(なんだよそれ!絶対キスなんかするもんか)

剛は、心の中の声を出さないように必死に耐えていた。

ルキア

でもね、声は好き。

えっ?声?

ルキア

わたし、あんたのその子供っぽい声が好きだ

ルキアの素直な告白に、

あのなー!

俺がどれだけ・・・・

な、なんでもねぇよ。

恥ずかしくなったのか、それ以上は、なにも言えなかった。

ルキア

ねぇ、森田剛。

・・ん?

ルキア

あのとき、俺のそばにいろって言ってくれた。
それって本気だった?

それは、剛が出演するドラマのオーディションの練習をしていたときだ。

ルキア

゛俺のそばにいろ、お前を泣かせないから゛って、セリフ・・・本気だった?

それは・・・・

あのときの台詞は台本には、ない。

ルキア

嬉しかったんだ。本気じゃなくても。

ルキアは、悲しそうに笑う。

ルキア、俺は・・・

ルキア

バイバイ・・・・

ルキアは、武司の唇?に、軽くキスをすると、すぅーっといなくなってしまった。

ルキア・・・俺は・・・

剛は、何を伝えたかったんだろう。

長野

・・・あっ・・・

岡田

消えた・・・

なーんだ、つまんない

なんの進展もなく終わった。

ルキア、きっとまた、会えるよな。

剛は、密かに思ってた。

そういう僕も、思った。

ねぇ?イナン、また、会える日があったら、二人の恋はきっとうまく行くよね?僕は、そう信じてるよ?

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