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???
塾の帰り道、後ろから声が聞こえた。 ここは繁華街、逆ナンなんてよくある話だ。
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尊
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肩を叩かれ、振り返る
尊
尊
???
尊
尊
尊
???
尊
???
お姉さんはそうぼやいた。
尊
???
尊
???
不審者ここに極まれりである。
尊
???
訝しむ僕に、お姉さんはぱっと顔を輝かせて言う。
???
尊
尊
???
それくらいならいいだろうか。 尊の家では漫画を買うことが禁止されている。 それに加え、図書館は嫌いなのだ。 他人とは言え、不特定多数が読んだものでない 本を読めるのは魅力的だった。
尊
駅までの7分ほどの道を、並んで歩く。
尊
リン
ほら、あそこの大学、と彼女は駅の奥を指さして言う。
尊
リン
ふふっ、と笑う
尊
リン
あっけらかんと言い放つリンに苦笑する。
尊
リン
大学に入ってから髪は染めちゃったけどね、と笑う。
尊
リン
ポン、と手を叩く
リン
尊
リン
尊
尊は思い出した。あの時自分が女装していたということを。
尊
リン
間違ってたら本当にやばいやつね、と笑うリンに いや、十分やばいやつですよ、と冗談で返す
尊
リン
尊
リン
リン
尊
リン
悪戯っぽく笑う
リン
尊
――ビビッがなにかってこと? そうです、と答える。 直感よ!リンはドヤ顔で答える。
尊
リン
尊
リン
尊
リン
尊
尊
リン
尊
リン
尊
――ええ、なんでも。 恋愛も、ファンタジーも、ミステリーとか …あとは官能小説も
尊
リン
尊
リン
尊
リン
あ、そうだ。 リンは慌ててスマホを取り出し、画面を見せてくる。
尊
リン
ポロン、という音が鳴って 「リン♪」という名前が表示される
尊
そう言うと、リンは手を振って、駅の向こうに消えていった。
尊
尊
また話したいな。柄でもなくそう思った。