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3月11日夕方6時頃、いつも通りしおりの家に着いた。縁側には発泡スチロールの中に氷で冷やされた缶ビールとチョコレートが置いてある
涼太
さっそく缶ビールを開けひと口のむ。冷えたビールが喉に心地いい
涼太
チョコレートに手を伸ばしたとき
ようこさん(しおりの母)
涼太
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
涼太
涼太
涼太
ようこさん(しおりの母)
ようこさんは呆れたように言った
涼太
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさんは隣の部屋で何かぶつぶつと言っている
ようこさん(しおりの母)
ようこさん(しおりの母)
しおりから返事はない
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
ようこさんは不適な笑みを浮かべてこちらに歩いてきた
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
ようこさん(しおりの母)
ようこさんは2階に上がり、すぐに戻ってきた
ようこさん(しおりの母)
ようこさん(しおりの母)
涼太
僕は眼頭が熱くなるのを隠そうと平然を装い、ようこさんからネックレスを受け取ってポケットにしまった
涼太
ようこさん(しおりの母)
涼太
僕は急いでようこさんに背を向け来た道をかえる
今にも涙がこぼれそうだ
ポケットに手を突っ込んだときネックレスに少し触れる。涙が溢れ出してきた。
そう、ほんとは分かってるんだ。そこにはもういないと知っていても話しかけたくなる
もう2度と会えないと分かっていても会いたいと思う。この家に来れば、そのうち時間が経てば、縁側でチョコレートと缶ビールを持って君が待ってるんじゃないか。
そんなことありえはしないと知っていても僕はいつもあの家を訪れてしまうんだ。