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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

番外編…もとい七幕の後日談でございます

さつき(マッマ)

気まずい皆様をお楽しみに〜

…感動シーンは…ある…だろうかね…()

さつき(マッマ)

まぁ…うん。番外編だし

そうそう番外編だから

じゃあれっつご!!!

静かな神社に、 一つの人影が見える。

早くに来た彼女は、 神様に改めてこう問うた。

朱。

…神様、もう一度聴きます。

朱。

…あの時言った事は、本心なんですか。

まだ心の片隅で気の迷いだと言ってくれと強く願ってしまう。気が動転していたんだ、って。そう言ってくれって。

だが、返事はやはりそんな 優しいものではなかった。

「当たり前であろう?」

「お主が未だ怒りに震えている理由も理解できん。」

朱。

…そう、ですか。

朱。

…分かりました。

少しの希望すら砕かれた。 …もう、関係が戻る事は 無いだろう、と

そう感じさせる、 なんとも味気ない会話だった。

茶柱

………(汗)

あ…どぉーもー…() 茶柱でございますよぉ…

えとぉ…はぁい。生きてしまいました。しかも五体満足。現実的には奇跡ですが絵面的には…なんかシャバいっすよねぇ…うぅん…()

…あの後の事は分からずじまい。 しゅーちゃの過度な心配により、 3日の休暇をとり戻って来たわけですがぁ……

…感動的な再会…も束の間。

朱。

………。

しゅーちゃがびっくりするほど僕にひっついて離れません。

「はぁ、…いい加減無視をやめたらどうだ?茶柱も迷惑そうだ。」

朱。

…………………。

茶柱

…しゅーちゃ…?何があったかって聞いても…

朱。

……ー…。

…えぇ、なんなんこの状況。

「質問にもだんまりか。…仕方ない。お主はあっちに掃除にでも行っておれ。朱。よ。」

それに対ししゅーちゃは驚く程怪訝な顔をすると

朱。

……分かりました。

不服そうに顔を顰めそう言った。

しゅーちゃがその場を離れた事を確認し、改めて神様と会話を試みる。

茶柱

…で、何があったんですか。あんなにしゅーちゃを怒らせるなんて相当ですよ?

「…事の発端から話そう。」

…そこで神様から全てを聞いた。 自分の事なのに随分と他人事の様に話す神様は、なんだか異質に見えて

茶柱

(…変なの。)

なんて事を思う。

…さて、全てを聞き終わった僕は。

そ り ゃ そ う だ ろ

茶柱

(…あの朱。さんがそんな事されて怒らないわけがない…(呆))

と、思っていた。

茶柱

…はぁ。なるほど…?

「妾も何に怒っているのか分からなくてな。」

分からないわけねーだろ

茶柱

(…まぁ。とはいえど、理解できないのには共感するが。)

「…人間は複雑なものだ。」

茶柱

…まぁそうでしょうね。

「…お主は怒らないんだな。」

茶柱

結局五体満足ですし

茶柱

…別に、痛い思いをした訳でもないので

茶柱

僕には怒る理由がありません。

茶柱

(僕のテリトリーに踏み込まれたわけでもなければ僕の説得を邪魔されたわけでもない)

茶柱

(しかも普通に死んでもいっか☆…って思ってた身だしまっじでなんとも言えん…)

個人的にはそう怒る事でも無いなと思っているので微妙な心持ちだ。

「そうか。…もしやお主、変な人間だったりするか?」

茶柱

失礼ですね。そうですよ、今更ですか?

「そうなのか()」

…さて、どうしたものか。

茶柱

…とりあえずしゅーちゃと話に行ってきます。

茶柱

(どうにか関係回復に努めねば…)

「分かった。後はお主に任せる。」

そう言いその場を後にした。

一人で掃除をしながらぼーっとさっきの事を思い出す。

朱。

(私は、…あの時確かに怒りを覚えた。けど、…)

茶柱

…朱。さぁ〜ん?

そんな事を考えていた時、後ろから声がかかる。誰だかはすぐに分かった。聞き覚えのある優しい声。

朱。

…ぁ、ちゃば。

茶柱

え、と…ごめんね、神様から全部聞いちゃった、w

朱。

……そう、なんだ。

全て、って事は、きっと神様に殺されそうになった事もだろう。

話を聞いて、ちゃばは何を思ったんだろう。…怖かっただろうな。神様が、そんな人だったなんて…って。

朱。

っあのね、

朱。

…私は、許、せなかった。…私達は、ちゃばはっ…あの人の、玩具じゃない。一人の人間、なのに

朱。

…あんなの。おかしい。

きっと、共感を得られる。 …そう、思っていた。

茶柱

…そっか。

でも、反応は自分の、 想像の倍以上薄くて

茶柱

…ありがとね、僕の為に怒ってくれて…

茶柱

でも、…そんなに気負わないで

茶柱

僕はさ、別にそこまで…その、気にしてないんよ。…そもそも、神様はそういう存在だから。

…凄く、淡々としていた。

朱。

っ…ぇ、?

思わず困惑の声が漏れる。

茶柱

人でない物に接するなら、それなりの代償は黙認すべきだし。

茶柱

だから、もう気にしないで。これまで通りに支えあおう?

なんで、なんで当事者の貴方が、 "何も無かった事にしよう" なんて言うの。

朱。

ちゃ、ちゃばはっ…死ぬ所だったんだよ?命を狙われてた、私が、少しでも遅かったら…

茶柱

そうだね。助けてくれてありがとう。

朱。

な、なんで、そんな平然としてるの、…?

自然と声も震える。

茶柱

…神様って、そういうものだからね。

"そういうもの"で済むほど、 命は軽いものなのか。

朱。

……

朱。

もう、やめて。

茶柱

え?

いつものちゃばと何も変わらない笑顔で、優しさで。

…なのに。こんなに。

朱。

もう、神様の話はしたくない。

まるで、違う人のような。

茶柱

…分かった。

茶柱

それで君の気が
済むのなら。

やり場のないぐちゃぐちゃな気持ちが溜まっていくのが分かった。

茶柱

(…"間違った"。言うべきじゃなかった。余計関係を悪化させただけだった。)

茶柱

(うわ、どしよ。)

とても気まずい。

茶柱

あのねしゅーちゃ

朱。

なに?

茶柱

神様はっー

朱。

…ちゃば、ごめんね。

朱。

…聞きたくない。

茶柱

(ッアッッー…オワッターッッ)

茶柱

(キマズッヤバンヌヤバンヌ)

その後、時間がたっても神様としゅーちゃの関係が良くなる事はなく、

とても気まずい日々を 過ごす事になる。

この気まずい神社、 どぉすればいいのぉぉぉお (心の叫び)

さつき(マッマ)

うわぁ〜…気まず…w

次回からの参拝、どうなっちゃうのー(棒)

さつき(マッマ)

ほんとどうすんのさ

…いやぁどうするんだろうね、ちょっと僕分かんないわ

さつき(マッマ)

んね、ほんとにw

さぁさぁ次回を首をながぁくしてお待ち下さいませ〜!

じゃねばい!

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コメント

6

ユーザー

朱。様の立場なら怒るのは当然なんですが、そうでもなければ私も神様ってそういうもんだし、で片付けちゃう気がします。 今のままではお三方は勿論御参拝者様も気まずいですよね。 どうなることやら…。

ユーザー

wこりゃなかなか結構(?)気まじぃなぁ😌 ほんと神様との関係性どうなっちゃうんだろ…()

ユーザー

うう"ん気まずそうですねぇ、、...、、(他人事) 次回の参拝...どうなる事やら、、、

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