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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ー 報われない恋 ー

そんな恋ならしなければいい

僕もそう思う

そう思ってた

でもそんな僕がまさか報われない恋を してしまうと思ってもいなかった。

そして気がついた

恋の素晴らしさ

美しさに

どんな恋も素敵な恋になる

だから報われない恋だって

報われなくたってそれは素敵で

決して色褪せることの無い恋なんだ

これは僕の母と僕との恋

このお話を見てきっと 母に恋をするなんておかしいって 思う人だっているだろう

でも恋をしたのが たまたま母なだけだったんだ。

恋をする相手が母だっただけ。

好意を抱いたのが偶然にも母だった。

それだけなんだ。

お話はこれくらいにして、さて、

本題に入ろうか。

僕と僕の母との奇妙な恋の話を。

僕の名は樹。

ほんのちょっと前のこと。
僕は交通事故で父と母を亡くした。

それは本当に不運な事故だったんだ

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

やっと授業終わった〜(笑)

ガラガラッ

勢いよく教室のドアが開く

先生

中山くん!!中山樹くん!!

え……?

先生

はっ!居た!

先生

樹くん、急いで帰る準備して!

え、どうしたんですか?

先生

お父さんとお母さんが交通事故にあわれて……!

え……?

…………

先生

何してるの!早く病院に行ってあげなきゃ!!

………は、はい

先生

早く準備して!

はい…

その時は何が何だか分からなくて

頭の中が真っ白だった

病院に到着した

父さん!母さん!!

看護師

今はお二人共意識を失っておりまして…

……

看護師

意識が回復するまで見守ってあげてください

……はい。…

……

父さん……

母さん……

俺…どうしたらいいのか分かんないよ

目覚ましてよ!!

なぁ…!

……

……

聞こえるのは病院の電子機械の音だけ

……

それから2日後のことだった

容態が急変し、父が亡くなった

と、父さん……

父さん……!!

い、生きて…生きて…

生きていて欲しかった…

どうしてこんな…こんなことに…

それからまた次の日

不幸が重なるように母も この世を旅立った

母さん……

ありがとう……

いつも…ありがとう…

生きて…生きていて欲しかった

父さんも母さんも大好きだったよ…

今まで育ててくれてありがとう…

……ありがとう!

それから1週間

気持ちの整理を付けられずに居た

その頃には親戚が集まり、 よく話をしていた

僕はそんな話よりも 悲しみに暮れていた

これからどうするべきなのか…

どうしたらいいのか…

後悔と悲しみが入りまじる中、

ただただ時間が過ぎていった

一方その頃、

樹の親戚たちが集まって話をしていた

結月

これからどうするつもり?あの子

陽太

そう言われてもな…

結月

もう決めないといけないでしょ。
流石に

結月

今はおばあちゃんに面倒見てもらってるけどおばあちゃんも歳で自分のことで精一杯なんだから

結月

早く受け取り人決めないといけないでしょ

陽太

あぁ…

琴音

で、若い人が受け取るのがいいとか言われてうちら親戚が集められたの?

結月

そうそう

結月

ったく困るわ

で、どうする

菜々子

やっぱり子育て経験がある人がいいんじゃないかなと思います

あ、じゃあ、俺無理だわ

琴音

え~、そんな…

結月

そんなこと言ったら蒼も陽太も琴音だって!
子育て経験無いし女が受け取らないといけなくなるじゃない

菜々子

樹くんを除け者みたいに言うのは…

菜々子

どうかと思いますよ…

菜々子

今1番つらいのは樹くんですから

菜々子

支えてあげないと…

琴音

確かにそうだよねっ…

琴音

でも私まだ20歳だし子育て経験ないし私と暮らすと樹くんが辛い思いすると思うの…

琴音

だから!もちろん辛い時は話聞くし、相談にも乗るよ?

琴音

でも母親代わりには…なれない

結月

確かに

結月

琴音には身が重すぎるわ

琴音

うん…ごめんね

菜々子

あ、全然いいんです。確かにそうだよね…

そんなこと言ったら俺だってまだ22歳だし

遊びたい

陽太

おい!蒼は大人になれよ

陽太

あ、俺はその…彼女がいるから彼女とそうだんしている所で

結月

なるほどね

陽太

お前は?

結月

私?私は…

結月

子育て経験はあるけどね、バツイチで子供一人いるから経済的に厳しいのよ

陽太

なるほどな…

菜々子は?

菜々子

…私?

菜々子

私は樹くんと実は面識もなくて

あー、確かに。遠い親戚だもんな

琴音

っていうか菜々子ちゃんは遠い親戚っていうか血繋がってないし引き受けるのもね…

陽太

え?そうなのか?

結月

知らなかったの?

陽太

え、あぁ

菜々子

まぁ説明すると色々ややこしくなるので……

菜々子

要するに再婚した親の連れ子でこの親戚になったという訳です

そうだったんだ

琴音

やっぱり樹くんと面識も無いし引き受けるのは……

琴音

菜々子ちゃんがいいならいいんだけどね…

菜々子

…え?私は会ってみたいです。

菜々子

樹くんのこと全然知らないし

菜々子

知ってから決めたいです。

結月

確かにね。

結月

じゃあ、菜々子。会ってきなさいよ

菜々子

はい。

陽太

樹くんの居場所教えるよ。
分からないでしょ?

菜々子

あ、ありがとうございます…

陽太

ってか君、遠い親戚で俺たちとほぼ面識ないのに呼ばれちゃって大変だな

ほんとだな

菜々子

あ、いいんです。私が自ら言ったんです

菜々子

面識のないとはいえ遠い親戚の樹くんが困ってるなら…と

陽太

でもよく考えたら菜々子さんいくつだっけ?

結月

女に歳聞くのは失礼よ?(笑)

陽太

分かってるけど親戚だし…仕方ないじゃないかっ!

結月

あーらっ。怖いわ

菜々子

21です

陽太

若いね…

大丈夫なの?

無理じゃない?

琴音

蒼くんそんな事言わないのっ!

菜々子

…樹くんって何歳なんですか?

琴音

あ、えーっと確か、16歳の高一だった気がするよ

陽太

あ、そうだな。

結月

ってことは5歳差になるわね

琴音

親と子が5歳差ってすごい(笑)

結月

確かにね

まぁいいんじゃない

陽太

蒼、お前は早く決めたいだけだろっ!

別にそんなんじゃないよ

菜々子

…私、樹くんってもっと小さいのかと思ってました…

結月

あ、それで来たのね

菜々子

そんな大きな子とは知らずに…

菜々子

どうしよう…

陽太

まぁ大丈夫!大丈夫!

結月

とりあえず会いに行ってみたら?

結月

私らもちゃんと向き合うから

菜々子

……は、はい。

作者

今回はここまでです。

作者

実はですね…

作者

「私の彼氏は浮気している」

作者

の続きの下書きがバグで書いてる途中に消えてしまいました…

作者

そして忙しくてかけてませんでした…

作者

そしていつの間にか話を忘れていました…

作者

また1から作り直すので5話は
まだ出せれそうにないです…

作者

最近は忙しく…申し訳ないです

作者

こんなにもいいねが来ると思っておらず

作者

下書きのこちらの話を出しておきました。

作者

それではまた不定期になりますが
見てください。

作者

ありがとうございました

作者

次回はいいね70以上で出します

【次回予告】 出会い

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