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結衣
放課後、教室で机の角にソレを押付ける。
ムズムズするのだ。仕方がないのだ。 これは、本能なのだ。
異論は認めない。
これは日常茶飯事。 体もどんどん感じてゆく。
結衣
結衣
ビュルルル。
人生、何が起きるか分からないものだ。
どんな時でも突然ムズムズする時だってあるし、放課後机の角に押し付け快感を得たい誘惑に負けることだってある。
そして、それをクラスメイトに偶然見られてしまうことも――。
夏希
結衣
……これは喘ぎ声じゃない。 絶叫の声なのだ。
夏希
結衣
夏希
夏希
夏希
夏希
結衣
これ程、屈辱なことは無いだろう。
快感を得て忘れていた現実が戻ってくる。
夏希
クスクスと、嘲笑うかのように言う。
じっ、と。私の下半身を彼は見る。
結衣
結衣
最後の懇願だ。
ただでさえ教室では隅っこなのに、 こんなことがバレたら。
もう学校に行けなくなる。
そうだ。そうに決まっている。
夏希
彼、田中夏希は、この状況を面白がっているのだろう。
私は全く面白くない。
結衣
夏希
夏希
結衣
屈辱プレイは好みじゃないので今にも消え去りたい。
きっと、彼は頭のネジが外れてしまっているのだろう。
人間の心は、何処に無くしてきてしまったのだろうか?
夏希
いきなりの冷めきった声に、ビクン、となる。
あ、変な意味じゃないぞ。
夏希
結衣
続き ♡5