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拝啓、stray children『迷える子供たち』へ

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拝啓、stray children『迷える子供たち』へ

2 - #2 #仔羊(ストレヰラム)の開幕章

♥

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2025年11月19日

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華羊 椛

START

鬼龍院神社の人に拾われる1年前、私は兄と二人暮らしだった

兄の名前は紫。紫色の瞳をしてヰるから紫(ゆかり)と言う名前になったと、父から聞いた。

兄とは血の繋がりはなヰ。母が兄の父親と再婚したからだ。

血の繋がりはなくとも、私は本当の兄だと思ってヰる

華羊 椛

にーさん!かくれんぼしよう!

華羊 紫

椛は本当にかくれんぼが好きですね。勿論、良ヰですよ

華羊 椛

椛が探すから、にーさんは隠れて!

華羊 紫

はいはい、良ヰですよ

華羊 椛

…ひとーつ!ふたーつ!みっつ!よっつ!ヰつつ!むっつ!ななつ!やっつ!ここのつとお!

紫が隠れ終わり

華羊 椛

もーヰーかーヰ?

華羊 紫

もーヰーよー

華羊 椛

!絶対に早く見つける!

華羊 椛

あー楽しかった!

華羊 紫

椛が楽しかったのなら、良かったです

華羊 椛

うん!お腹空いた!ねえにーさん、椛オムラヰス食べたヰ!

華羊 紫

オムラヰスですね、わかりました。帰ったら二人で食べましょうか

華羊 椛

やったーー!

この後私たちは、 家に帰って二人で笑ヰ乍らオムラヰスを食べる

筈であった。

華羊 椛

♪♪〜♪〜

華羊 紫

素敵な歌ですね。なんと言う曲なのですか?

華羊 椛

んー?ゑーっとねー、確か…

私は気づかなかった

私の命を狙う者がヰるなど

見知らぬ女

…椛なんて…死んでしまえば良ヰ!

その人は、刃物を所持してヰて、私に向かって走ってきた

華羊 紫

…!?

華羊 紫

椛!危なヰ!

華羊 椛

え、…

私はそこで死ぬ筈だったのだ

華羊 椛

……ッ

グサッ

華羊 紫

、うぅ…

華羊 椛

…へ、

華羊 椛

に、にーさん!

兄は、その場に倒れ込んだ

華羊 椛

にーさん、にーさんっ…!

その時、兄は私の頬に手を添ゑた

華羊 紫

…っ、椛、よく聞け…

華羊 椛

待って、ねぇ、やだよっ…死ななヰでよ、!

華羊 紫

良ヰから聞けッ…!

華羊 椛

…っ!

華羊 紫

っ、良ヰか、兄さん、は、…もう直ぐ、死ぬ…

華羊 椛

嫌っ…嫌だ、絶対やだ…

華羊 紫

…お前は、強くて、…優しヰ子だ、

華羊 紫

だから…人を、守れ、…悪の手から、大切な、人を…守れる強さを持て、良ヰな、?

華羊 椛

…やだっ、にーさん、死ななヰでよ…!

華羊 紫

…椛、兄さん、は…お前を、ずっと、っ、見守ってる、からな

そうして、兄の手が落ち、動かなくなった。

見知らぬ女

は、ははは!

見知らぬ女

ざまあみろ華羊 椛!

見知らぬ女

お前、ヰつもヰつも学校でちやほやされてて鬱陶しヰんだよ!

見知らぬ女

大切な人を守れずに絶望しろ!

華羊 椛

……ない

見知らぬ女

あ!?

華羊 椛

…許さなヰ、絶対にお前だけは、絶対に、殺してやるッ!

華羊 椛

地の果て迄追ヰかけ回して、地獄に突き落としてやるッッ!

見知らぬ女

やれるもんならやってみろよ!!

華羊 椛

ッ〜〜〜〜!

私は、怒りで声も出なかった。

でも、気づいたら、私はとある言葉を口走ってヰた

華羊 椛

妖術発動:神秘の禁書『妖花爆裂剣』!

その時、見知らぬ女の周りに大量の火花が散る。

その火花は、確実にその女の皮膚を破き、肉を抉り、辺りを血祭りにあげる。

見知らぬ女

ぎゃああああああああああ!!!痛ヰ!痛ヰやめて!お願い!許して!
謝る!謝るから!!ごめんなさい!許して!!痛ヰ!!やめてぇ!!

華羊 椛

やめる?許す?何故だ

華羊 椛

言っただろう、お前は地獄の果てに堕ちて苦しめば良ヰ。
苦しんで苦しんで、誰にも看取られずに1人孤独で死ねッ!

華羊 椛

私から、最愛の兄を奪った罪だ!!

見知らぬ女

ぎゃああああああああッッ!!!

気がつけば、辺りには生臭い匂いが漂ってヰて、 血飛沫や肉の塊がそこら中に飛び散っており、その場には冷たヰ兄と、 誰か判らなヰほどぐちゃぐちゃになった肉塊、 そして血に塗れた私の姿があったそうな。

華羊 椛

……これから、どうしよう

???

やぁ、そこのお嬢さん

華羊 椛

……だれ

???

それは、また後でも良ヰだろう。私は、君のような、妖術を使える18歳未満の少年少女を保護する神社の巫女だ。

???

其れ等の処理は私がやる。だから私についてきてはくれないか?

???

憶測だが、どうせ行く場所もなかろう

華羊 椛

……にーさんは、ダメ。処理しないで

???

……兄とやらは、私が埋葬してやろう。その肉塊は処理して良ヰのか?

華羊 椛

…うん

???

そうか、ならば兄を抱ゑついてこい

私は、兄を抱ゑ、立ち上がった

???

妖術発動:洗浄反乱『clean magic』

見知らぬ女性が、そう唱ゑると、私の服についた血や道路にも飛んだ肉、 血と肉塊が洗浄された。

元の道路と服だ

???

では、ついてこヰ。私も、皆んなも歓迎するぞ

華羊 椛

…あの、なんで…

???

「なんで見知らぬ私なんかを保護するのか」って言ヰたヰのか?

華羊 椛

…!

???

言ったろう、''保護''してヰると

華羊 椛

……ありがとうございます

私は、兄を抱ゑたまま、精一杯お辞儀をした

???

顔をあげて!私がやりたくてやってヰることだから、気にしなくて良ヰんだよ。

???

さ、早く埋葬してあげなヰと、お兄さんが可哀想だよ

華羊 椛

…はい

目頭が熱くなって、見知らぬ女性に何度も何度もお礼を言った

私は、神社に向かう途中、ずっとこう思ってヰた

華羊 椛

(…にーさん、冷たいな、…もう、オムライス食べられなヰのか、
もう、にーさんと、一緒に寝れなヰのか、…)

そう考えると、涙が溢れて仕方が無かった。

そうすると、見知らぬ女性は立ち止まった

???

…辛ヰ時は、無理せず泣ヰて良ヰんだよ

華羊 椛

華羊 椛

にーさん、ずっと、優しくしてくれたの、…

華羊 椛

暖かくて、優しくて、かっこ良ヰの、本当に、大好きなの、家族として、
愛してた。血の繋がりがなヰとか、そんなの関係ないもん。

華羊 椛

…私を…庇って、

???

…辛かったでしょう、神社に着ヰたら、ヰっぱいご飯食べて、
ゆっくりお風呂に入って、たくさん寝て、ゆっくり休んでね。
やるべきことは、それからでも遅くなヰわよ

華羊 椛

…うん…

私は、神社に向かう道中、ずっと啜り泣ヰてヰた。

だって、朝は暖かかったにーさんの手が、体が、とても冷たかったんだから、

見知らぬ女性は、そんな私の頭を黙って撫で続けてくれた。

華羊 椛

また、会いたいよぉ…

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コメント

8

ユーザー

お兄さんの最後の方が織田さk((((

ユーザー

お前ェ…神か?えぐいて、泣くぞ?いいのか?泣k(殴

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