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月見くじ 第2話です。 お楽しみください。 空穂音 心

お前 今日どっか行ったか?変なとこ。

夏帆

なんで?

お前の後に黒い影が見えるんだけど。
まぁ、2日あれば消えるだろうけど…

兄は霊感が人一倍強い。

夏帆

月見くじの神社に行った。
清香と

はっ!

お前もしかして…いや。
引いてはないな。

夏帆

うん。

夏帆

お兄ちゃん 何か知ってるの。
このおみくじの事!

……………。

とりあえず夏帆 絶対に引くな。
わかったな。

夏帆

うん。
でも…なんで?

いいから…引くな。

すると兄は自室に入って行った。

夏帆

ちょっとお兄ちゃん?

清香

晴人?どうしたんだろ?

ーメッセージのやり取りー

晴人

ごめん。大事な話がある。今いいか?

清香

どうしたの?

晴人

実は、当分会えなくなった。

清香

えっ!どうして?

晴人

実は来月まで親の仕事の関係で
急遽 海外へ行く事になった。

清香

そう…なんだ…

晴人

今のところ来月で戻る話だが
どうなるかわからない。

清香

えっ!それって
来月になっても戻らないかもって事?

晴人

あくまで可能性の話だけど。

晴人

俺を待っていてくれるか?
無理なら…別れるしか…

清香

嫌だ。晴人が迎えに来るの
待ってる。

晴人

そうか。
よかった。

晴人

うん。ちゃんと迎えに来るから。

清香

絶対だよ。

晴人

あぁ、絶対だ。
ありがとう。清香。

清香

そんなのいいよ。

晴人

愛してるからな。

清香

うん。愛してる。晴人

清香

また連絡するね。

その時、清香はおみくじが頭に過る。

ヨクナイコト:想い人が遠くなる。

清香

これ、当たりすぎだよ…
ちょっと怖い。

すると

”キミハまだ逃げれない…ニガサナイ”

清香

えっ!今のなに?

部屋には清香1人。誰もいない。 にも関わらず声がした。 清香のすぐ隣から

夏帆

おはよ。

清香

おはよう。

夏帆

あれからどう?おみくじの効果。

清香

当たり過ぎでマジ怖い…

夏帆

じゃぁ もう月変わったし、
神社行くの忘れたらだめだよ。

清香

ねぇ 一緒に行かない。

夏帆

ごめん。今日バイトなんだ。

清香

えぇ〜。ひとりは嫌だよ。

”来なくてもいいよ。その方が面白いよ”

清香

なに? 誰?

夏帆

ん?どうしたの?

清香

今 声がした。
来なくていい。て

夏帆

何も聞こえなかったよ。
とりあえず行っときなよ。神社。

夏帆

災いだっけ?
起きたら怖いし。

清香

うん。行ってくるよ。

清香は夏帆に言わなかった。 あの神社行ってから変な声が 頻繁に聞こえることを…

清香

すいませーん。

住職

ちゃんと来られましたね。
よかったですよ。ほんとに…

不気味な笑みをこぼす住職

住職

では、どうぞ。
こちらへ。

清香

はい。

住職

そういえば今日はお友達は
いないのですね。

清香

あぁ 夏帆ですか?
今日はバイトで。

住職

そうなんですか。
じゃぁ お友達は引かなくて

住職

よかったですね。
引いてたら”災い”が…

清香

あの〜 災いって
何が起きるんですか?

住職

………………。

住職

それは私にも分かりかねます。

住職

だから、私の言えることは
必ずあと4回必ずお越しください。

住職

必ず

清香

あの…途中では…その…

住職

止めれませんよ。

清香

そうですか…

住職

では、お引きください。

清香

はい。

渋々 くじを引く。 そっと紙を開くと…そこには…

清香

えっ!なにこれ…

第2話はここまで。 さぁ、今回 清香の引いたおみくじの ”月見くじ”の内容とは…? 3話へと続く…

また、他の作品もあるので是非 お楽しみ頂ければと思います。 空穂音 心

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