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佐伯

あれ?

佐伯

空いてる

ガチャ

おかえり初ってえっ?

佐伯

えっ?

(なんだこいつ)

(なんで初をお姫様抱っこしてんだよ)

佐伯

私は苦水の会社の上司佐伯です

佐伯

あなたは誰ですか

(ああ会社の上司か)

初と同居してる幼なじみの落雷だけど

佐伯

ああ幼なじみ君ですか

分かったなら初を渡せ

佐伯

はいはい

うーん

んって紺?!

なんでお姫様抱っこなんかして

立てるか?

うん

てっ先輩

あの送っていただきありがとうございました

佐伯

別に

佐伯

じゃあ車停めてるから

はいっ

これから忙しくなるんだって?

そう

ちょっとね

じゃあ俺もう寝るね

うんおやすみ

パタ

あー気まず

とりあえず私も寝るか

それから何日間がたった

ある日の事

佐伯先輩

苦水

なんですか?

佐伯先輩

あのさー今日休みだからそのー

佐伯先輩

俺と出かけない?

佐伯先輩

もしかしてなんか予定あったりする?

特になにも

行きましょー

ありがとうございます

佐伯先輩

じゃあここに来て

佐伯

あー苦水

先輩!

誘っていただきありがとうございます

佐伯

いいよそんな

佐伯

色々行こうと思ってるところあるから来て

はいっ

今日はありがとうございました

佐伯

いいよ全然

佐伯

たまにはこういうのも

というかここの高台綺麗ですね

佐伯

それは君もだよ(小声)

えっ?

先輩なんか言いました?

佐伯

いやなにも

じゃあ私帰りますね

今日はありがとうございました

じゃあ

佐伯

まって

佐伯

やっぱり嘘

佐伯

君も綺麗だよ

えっ?!

佐伯

あのさーその

佐伯

苦水

佐伯

もし良かったら

佐伯

結婚を前提に付き合ってくれないか

えっ?!

えーと

佐伯

別に今すぐじゃなくていい

佐伯

急いでないから

佐伯

ちゃんと考えて欲しい

わかりました

ただいまー

おかえり

どこいってたの?

あっ

えっとー

先輩とちょっと出かけてた

そう

その調子だと何かあったみたいだな

実は

先輩告白された

は?

結婚を前提にだって

ふーん

で?

でって?

へ、ん、じ

あー

別に急いでないから

真剣に考えて欲しいって

だからまだ

そう

今のところはお受けしようかなって

えっ?!

今のところはお受けしようかなって

えっ?!

(絶対に嫌だ)

(だって俺は)

(初のことが)

(好きなのに)

気づいたのは高校2年の時

(裏庭?)

(なんで初がここに)

初が男子に連れて行かれるのをみて

とっさにあとをつけた

クラスの男子A

でなんだけど

なんか話があるんだよね

(話?)

(初に何の話だ?)

クラスの男子A

あの!

クラスの男子A

好きです。

クラスの男子A

付き合ってください

えっ?

(は?)

クラスの男子A

考えといて

うん

あの後俺はなぜか分からないけど初に告白したやつを呼んだ

クラスの男子A

なんだよ

あのさー

初に告ったやつ

なかったことにしてくんね

クラスの男子A

は?

クラスの男子A

なんでだよ

いいから

クラスの男子A

いやだよ

俺に立ち向かうのか?

クラスの男子A

ひっ!!

その時俺は空手大会で優勝していた

クラスの男子A

わかったよ

クラスの男子A

てか

クラスの男子A

お前も好きだったのかよ

は?

クラスの男子A

苦水さんのこと

好き?

なんでだよ

クラスの男子A

こんなことするなら好きだろ

好きなのか

この時俺は初めて初のことが好きなのを知った

それからずっと好きで

今に至る

ダメだ

え?

なにが

好きだ

そりゃ紺のことは私も好きだよ

その好きじゃない

え?

1人の女として

えっ?!

ガキの頃からずっと好きだ

なによこんな冗談

嘘じゃない

信じられない

嘘でし…

ちゅっ

プハッ

ちょいきなり…

これでも信じられないか?

うん

なんで

だって

私だってずっと好きだったもん

え?

私だってずっと好きだったもん

(ああ言っちゃった)

え?

私も

今までずっと好きだった

でも諦めようと思ったの

え?

だから

高校の時

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