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匿名監察記録資料
第七話
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またみどりくんの所だ
研究員 匿名No.11
インタビュー対象 SCP-深緑の監視人 インタビュアー 匿名No.11研究員
記録開始
匿名「…わざと?」
深緑「バレた?」
匿名「やっぱり」
匿名「コンちゃんのことは昨日聞いた、SCP-地獄の画は失敗が続いて一時休止」
匿名「でもSCP-堕天使の金はどうしたの」
深緑「聞いてなかった?」
深緑「SCP-堕天使の金がもう未来予測出来なくなったの」
匿名「……聞いてる」
深緑「元々金を求める面倒臭い奴として扱われてたから未来予測するの断っても違和感が無かったけど」
深緑「断る本人が疲れたらしいから実験をコンちゃんみたいに全力阻止してる」
深緑「いくら人間でもSCPには勝てないからね」
深緑「あとそろそろヒント沢山教えても言い頃だから」
匿名「俺の体事情よく分かってんのが1番怖いんだけど、そういう能力あんの?誰か」
深緑「別に」
深緑「この実験施設の記録者側にも一人仲間が居るだけだよ」
深緑「Dクラスは別に気にされないけど匿名研究員は保護された者を研究員にしてる訳でしょ?匿名のデータがあるからね」
匿名「なんでそんな物知りなの怖い」
深緑「国の幹部での仕事がそういう役割だったからね…」
深緑「幹部が総統を助ける為に何も情報を持たずに助けに来るわけないでしょ、ただの自殺行為、それに俺らの国、有名国だから」
匿名「ほんとに?やばくね?」
深緑「だから言ってるでしょ…」
深緑「あと君の名前教えようか」
匿名「お願い」
深緑「君の名前はらっだぁ、他の人にはらだおくんとからっでぃって呼ばれてる」
匿名「らっだぁ…か」
匿名「ありがとう」
深緑「ヒントはここら辺で終わりかな、ヒントって言っても答えだけど」
深緑「名前とか思い出を知っても自分自身が思い出せてる訳じゃない、だから、らだおくんは思い出すだけでいいの」
匿名「待って」
匿名「なんでみどりくん達は記録者側じゃなく研究員じゃなくSCP側に居るの」
深緑「……次のヒント言うのちょっとだけ遅くなるけどいいよね」
匿名「うん」
深緑「らだおくんは半人間だけど俺ら4人はバケモンなの」
深緑「まぁ俺もちょっとだけ人間の血はあるけど」
深緑「まぁSCPになれるんだよ」
深緑「それ程、化け物級の国」
深緑「あと……」
深緑「言い忘れてた」
深緑「記録者側に1人仲間が居るって言ったでしょ」
深緑「そいつの色は紫ね、覚えてといて」
深緑「その人も、幹部の一員だよ」
深緑「忘れないでね」
匿名「うん」
実験記録完了
結果失敗
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「ここ最近通信が酷くないか」
「……彼が来てから…」
「もしかして」
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あれ……ここどこ?