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秋斗
一弥
雅也
男と男の勝負
一瞬の決着だった
……と思われたのだが
秋斗
一弥
雅也
一弥
秋斗
秋斗
束の間の静寂
しかし、次の瞬間には
一弥
秋斗
一弥
秋斗
雅也
手に汗握る戦い
一弥さんの突然の掛け声で 俺は咄嗟に出した
その手
雅也
雅也
秋斗
一弥
一弥
秋斗
一弥
一弥先輩のいやらしい顔だ
見透かしたような鋭い目付き
口の端をつり上げた不敵な笑み
高校生でここまでの悪人顔を出せるのは この人しかいないだろう
だが、ここで怯んではいけない
俺は受けて立つことにした
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
雅也
雅也
雅也
雅也
一弥
秋斗
一弥
一弥
秋斗
秋斗
一弥
雅也
雅也
一弥
一弥
秋斗
雅也
雅也
秋斗
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
雅也
「「アイコでしょっ！！」」
俺たちは同時に手を出した
3人の意識はそこに集中する
輪郭がぼやける
これは 俺たちの闘志が燃えているからか
その、陽炎だ
ゆらゆら ゆらゆら
そして 段々とはっきりしてくる境界線
俺は5本の指を伸ばしていた
パー、だ
対する相手は……
指を伸ばしている
その数
5本
一弥
秋斗
一弥
雅也
雅也
一弥
秋斗
秋斗
秋斗
一弥
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
一弥
雅也
一弥
秋斗
雅也
雅也
秋斗
一弥
雅也
雅也
一弥
秋斗
雅也
秋斗
一弥
雅也
一弥
秋斗
雅也
秋斗
一弥
雅也
雅也
雅也
秋斗
一弥
一弥
雅也
一弥
秋斗
雅也
秋斗
秋斗
一弥
俺たちはあれから 何度も何度もジャンケンを繰り返した
もう、何百回か分からない
もしかすると 何千回かもしれない
魅入られるように ただ無心で繰り返した
いつの間にか、日は暮れた
秋斗
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
秋斗
一弥
雅也
ドサッ
雅也先輩が倒れた
だが、どうでもいい
早く、早くジャンケンをしないと……
俺の身体は勝手に動いた
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
秋斗
一弥
ドサッ
今度は一弥先輩だ
2人ともまったく動かない
おっといけない
ジャンケンだ
ジャンケンをしなければ……
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
秋斗
ドサッ
俺は倒れた
意識が遠ざかる
ダメだ
俺には……まだ……
大切な……
ジャンケンが残されてる
早く、早く、早く
次の手を出さないと
秋斗
そこで 視界に暗闇が襲いかかってきた
俺の意識は二度と戻らなかった
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