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※百合
※この物語はフィクションです
ゆの
かれん
彼女はどこか不服そうに答え、カッターをポケットに閉まった
私はその様子に若干安堵した
ゆの
かれん
かれん
つまらなそうに彼女は前髪をいじると私を急かした
ゆの
ゆの
かれん
かれん
彼女は少し顔を歪めた
気に食わない態度だが、喧嘩するわけにはいけない。私は話を続けた
ゆの
ゆの
かれん
私の不機嫌を察したのか彼女の口が重くなる
ゆの
私の様子を見て観念したように彼女は話し始めた
かれん
ゆの
かれん
拍子抜けの回答だった
ゆの
かれん
戸惑っている様子の彼女の手を握る
ゆの
かれん
ゆの
私は目を合わせた
彼女は逸らさず私の目を見つめた
ゆの
かれん
彼女は小さく頷くように答えた
ゆの
そう、大好き
私はなつみちゃんのことが大好きだ
ゆの
♡
ゆの
私はかれんちゃんの手を離した
かれん
ゆの
拳に力が入る
ゆの
かれん
ゆの
かれん
かれんちゃんは何かを察したように私の回答を促した
私は息を小さく吐き出した
ゆの
ゆの
それが私の答えだ
私が捻り出した最善の答え
かれん
かれん
彼女は淡々とどこかつまらなそうに話した
ゆの
かれん
ゆの
かれん
ゆの
屋上から出ていく彼女の後ろ姿を見送る
どうやら交渉はうまくいったようだ
ゆの
あの見下したような目
ゆの
かれん
かれん
結局、ゆのは見返りが欲しいだけ
その程度の愛
かれん
かれん
彼女は本気だった。裏切ることは無いだろう
もう外はだいぶ暗くなっていた
かれん
かれん
かれん
私は幸せを噛み締めながら歩いた
愛する人(タヒ体)の元へ