☁短編集☁

nmmn理解なし、地雷ぐっばい

どろどろ系しかかたんのじゃ

赤受けさいこう

熱／青赤（桃赤）

ﾊﾞｼｯ､

君なんて嫌いだ。

俺の好きな君は、こんなんじゃないから

辛い、辛い

この気持ちだけだった。

引き出しを開け、

体温計を探す。

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

頭、がんがんする

重い足取りでリビングへ向かう。

そっか

確か今日は桃くんの家に行くとか言ってた気が、

リビングの真ん中にあるソファに寝転び、

熱が冷めるのを待った。

そろそろ寝れる、

そう思った時__

ｶﾞﾁｬｯ

どうして、

桃くんの家に行ったんじゃ…ｯ

やばいやばい、

ソファで寝てたりなんかしたら、

怒られちゃう。

どんどん近づいてくる足音。

そして、俺は咄嗟に毛布を被った。

どうかバレませんように

そう思ったが、高熱を出しているのに毛布なんか被ったら

辛くて辛くて仕方ない。

頭、いたい、

誰か、助けて…ｯ

ﾊﾞｻｯ､

やばい、

見つかった。

ﾋﾟﾀｯ

こんなわがままいったの

久しぶりだな。

彼の丁寧な優しさが

嬉しいはずなのに、なんで、

ﾁｭ

どうして、そんな目で見るの

どうして、どうして…ｯ

やっぱり俺は、

君のこの心地良さがすき。

熱を出すのも

悪くないなぁとか思っちゃったり。

えんど