お疲れ様です!
皆様、沢山の♡やコメントありがとうございます!
本当に嬉しいです!!
そしてアンケートのご協力ありがとうございます!
本当はそろそろ終わりの予定でしたが
ちょっと子供の視点を1話増やそうかと思ってます
あ、早めに最後が見たければ割愛しますので
お気軽にコメントでいらんと言ってくださいw
今回はprちゃん視点です
mzがぬいぐるみを洗いに行ったので
3人で仲良く布団の中へ
pr
kty
tg
pr
kty
tg
するとtgはぬいぐるみを見た後
ねだるような目ををしながらお願いをしてきた
tg
pr
kty
pr
目をキラキラ輝かせて見つめてくる子供達
パパがおらんくなって暫くパパの話をせんかったけど
元々2人ともパパ好きやったし
こういう事あるとやっぱりパパ不足か
ぬいぐるみで尚恋しくなったかな
pr
pr
kty
tg
pr
tg
kty
pr
tg
pr
kty
tg
kty
tg
いやいやいや
だとしたらえらいこっちゃ
なんてツッコミは置いといて寝かしつけ
pr
kty
tg
pr
それから2人の話をめっちゃした
パパは明るくて元気で
みんなを笑顔にする力があった事
ktyのパパはかっこよくておもろくて
何よりめっちゃ優しかった事
自分も目を閉じ2人の思い出に浸りながら
子供達が自慢できるように
パパのいい所を沢山、沢山
ak達にも届きますようにと願いながら
ねぇak
今の生活も勿論楽しいけど
akがおったら何百倍も楽しく過ごせてたんやろうな
そう思う事は
やっぱり惨めな事なんかな?
pーのすけ!
ねぇpーのすけ!
pr
よかった、気付いてくれて!
pr
緊急だから急いで話すけど
mzちがお風呂でのぼせちゃってる
助けてあげて?
pr
本当だよ
お願い出来る?
pr
よかったぁ!
ありがとう!
あとさ、もう1つお願いがあるんだけど
聞いてくれる?
pr
俺達、もうすぐ帰るけど
その時は、笑顔で迎え入れて欲しい
pr
pーのすけのね
『おかえり!』って笑顔で言ってくれるの
大好きなんだ
その『おかえり』をして欲しい
pr
約束、してくれる?
pr
本当?嬉しいな
さ、mzち助けてあげて?
pr
大丈夫、安心して
ずっとpーのすけの隣にいるよ
大好きだよ
pr
pr
その見えない姿を追いかけたくて
俺は急いで身体を起こした
でも目覚めたそこはただの暗い部屋に
子供達の可愛い寝顔と何の変哲もない
さっきまでと同じ風景
ただ違う事と言えば
俺はあのくまのぬいぐるみを抱きしめていた
pr
夢だったんだろうか
でも夢で終わらせたくなくて
俺は風呂場にダッシュで向かった
pr
風呂場に来てみると
今にも湯船に落ちてしまいそうな程
ぬいぐるみを抱きながら
ぐったりとしていた
pr
意識が朦朧としているmzを何とか引っ張り出す
tg
kty
俺の騒ぎに気付いた子供達が
眠そうな目を擦りながらお風呂場まで来た
pr
pr
tg
kty
mzをリビングまで運び子供達に
タオルで身体を拭いてもらうようにお願いする
kty
tg
kty
そんな子供達の声を聞きながら
俺はお風呂に浸かりきった狼のぬいぐるみを拾い
脱水しながら考えた
あの時確かにakは言った
mzが『のぼせてる』って
行ったらホンマにのぼせてた
ktyもパパと話したと言ってた
それも今じゃないとわからんことを
て事はあれは夢やなくて
ホンマにakからのメッセージ
だとしたらakは言ってた
『もうすぐ帰ってくる』って
信じて、えぇんやろうか
mzに言ったほうがいいんか
変に期待さすのも嫌やし
自分だって期待して
何も起こらなかった時の代償が大きすぎる
pr
そんな事を考えていたら
洗濯機から脱水の合図が聞こえたので
ぬいぐるみをベランダに干した
次の日アラームで目を覚ますと
mzは既に起きていて朝食の準備をしてた
pr
mz
pr
mz
へへっ、と笑いながら下を向いたmzの顔は
嬉しいと苦しいが見え隠れするような
何とも言えない苦笑いを浮かべてた
mz
mz
pr
mz
mz
そう言って笑ったmzの目から
堪えていたであろう雫が流れ
ポタポタとまな板を濡らした
mz
mz
その涙を止めるために上を見上げ
mz
無理くりな笑顔を浮かべて
mz
自傷気味に笑うなや
見てる俺まで苦しくなる
pr
mzもお風呂で会うたんや
すると昨日の事が蘇り
俺まで涙が溢れ出た
その辛さを共有するように
俺はmzを抱きしめた
mz
mz
mz
mz
mz
mz
その辛さがひしひしと伝わる
俺もmzも頭ではわかっている
ちゃんと線引いて割り切らなって
でもその大好きな存在を感じてしまうだけで
こんなにも求めてしまう
情けない俺たちを
ちょっとでいいから許して欲しい
pr
pr
mz
mz
mz
pr
pr
pr
pr
pr
mz
pr
その事実を受け止めたmzは
俺にしがみつくように
今にも崩れそうな程泣きながら
mz
mz
mz
次に出てくる言葉はわかってたから
不覚にも涙が止められず
腕に力を込めて
蚊の鳴くような声で俺達は呟いた
『会いたいよ』
pr
pr
何とか奮い立たせていた偽りの元気も
ちょっと触れただけで
こんなにも脆く崩れる程
俺もmzも、もう限界
mz
嘘くさい淡い期待
蜘蛛の糸のように垂らされたそれに
追い縋ってしまうことは
いけないことですか?
コメント
12件
フォロー失礼します。 がち神降臨☆
コメント失礼しますm(_ _)m 帰って来るという言葉から色んな発想を考えたけれど難しすぎて諦めましたw でもこれまでのストーリーで亡くなったっていう描写が1個も無いから亡くなっていないと信じたいです😭 続き楽しみにしてます これからも頑張って下さい💪