テラーノベル
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灰猫
少しキツイピンク色の空、立ち込める紫色の霧の中、神代類は目を覚ました。
類
立ち上がった類の瞳にカラフルな文字が映る。まるで遊園地にあるような大きなアーチ、そして『Welcome to ゆうろぴあ』と書かれた看板。
類
類は一瞬、頭を殴られたような衝撃を受けたが、その正体はわからずじまいだった。
類
類は看板に目を背け走り出す。少し走ると開けた場所に出てくる。そこには…見馴れた18人の仲間が倒れていた。
類
えむ
司
皆が次々に起きていく。混乱しているとなにやらかわいらしいマスコットが出てくる。それはピンク色のタマゴにおたまじゃくしのしっぽを生やした見た目をしていた。
カエルタマゴ
カエルタマゴは巨大なモニターを持ってくる。モニターに写し出されたのはこの場所の説明ムービーだった。 『ゆうろぴあの遊び方 ①アトラクションで遊ぶ ➁メダルを集める ③10枚集めて脱出 誰が最初に脱出できるかな?』
一同
まふゆ
カエルタマゴ
類はゲームオーバーという響きに少しドキッとした。しかし他のメンバーは「フェニランの新しいアトラクションかな?」などとあまり深くは考えていないようだった。
カエルタマゴ
カエルタマゴはそういうとどこかへ行ってしまった。
まふゆ
司
ゆうろぴあを探索する一同
そこで見つけたのは「がんばり山」と呼ばれるロッククライミングのアトラクションだった。
まふゆ
類
類
途中まで順調に登る類、しかし中盤で突如としてスタミナが切れてしまう。
類
類は岩肌で手を離し落ちたはずだった。あの高さから落ちればかなりの衝撃を受けるはずだった。しかし類の体はまるで滑り台でも落ちるかのように緩やかに落ちていった。
えむ
司
類の様子を見たえむ、司などの体力自慢のメンバーがどんどんと登っていく。
類
まふゆ
類
まふゆの発言を信じられないかのように眼を見開く類
その後、何度も挑戦するが結局攻略できずに終わってしまった…。
夕暮れ時、休憩所のドアが「コンコン」と軽快に叩かれる。
逆光を背負って入ってくるカエルタマゴ。その手には、可愛らしい、けれど底が見えない「集金袋」
カエルタマゴ
穂波
穂波が震える声で縋るが、カエルタマゴの瞳は1ミリも動かない。
彰人
彰人が床を蹴り、カエルタマゴの胸ぐらを掴む
彰人
彰人の拳が届く直前、カエルタマゴの身体が「異変」を起こす。 カエルタマゴの愛らしい口の端が、耳元まで裂ける。ミシミシという嫌な音が響き、中から無数の鋭い牙と、ドロリとした暗紫色の粘液が溢れ出す
カエルタマゴ
彰人の腕を軽々と弾き飛ばし、巨大な口が一同を飲み込まんばかりに広がる。 その圧倒的な「捕食者」としての気配に、誰もが腰を抜かし、動けなくなる
結局、恐怖に支配されたまま、一人一枚ずつメダルを差し出すことになる。 袋の中にメダルが落ちる「チャリン」という軽い音が、自分たちの寿命が削れる音のように響く
カエルタマゴ
カエルタマゴはまるでいいことのあったこどものようにスキップしながら去っていく
類
コメント
1件
うわあ、めっちゃいい引き込み方〜!!😭✨ 最初はほのぼのした遊園地かと思いきや、カエルタマゴのあの豹変はガチで怖かった…。彰人の胸ぐら掴みシーンからの変貌、めっちゃ映像浮かんだよ!「ルール違反はお仕置きデミ」って可愛い顔で牙むき出しにするギャップやばすぎる。 類くんがスタミナ切れで落ちたのに「緩やかだった」って言われる不気味さもゾワッとする…ここ、ただの脱出ゲームじゃなくて精神やられそうなのが良い意味でヤバい。続き気になりすぎる!🔥