- 紹介 -
・名前:はん・じそん(はん) ・生年月日:2000年 9月14日 ・年齢:21歳(韓国:22歳) ・役割:主人公/不良 ・性格:不良だから怖い印象が強い/ でも意外と人見知りで・・・
・名前:きむ・○○ ・生年月日:2000年 10月28日 ・年齢:21歳(韓国:22歳) ・役割:?? ・性格:優しすぎて困る
僕に訪れた、” 春の奇跡 “ ____
男1.
男3.
男2.
🐿はん.
ボコボコにされて 倒れ込んでいる俺に、
こいつらは、煽りに 煽って俺を見つめる。
男2.
男3.
男1.
激痛が走る。
疲れ果てた 俺の体はボロボロで、
見るにも耐えない程の 血が溢れだしていた。
🐿はん.
俺は否定せずに、
痛々しい攻撃を、 受け続けた。
今日は、完全に 負けてしまったみたいだ。
男1.
男2.
男3.
男1.
ニコッと不気味な 笑顔を浮かべて、
あいつらは、 去っていった。
🐿はん.
まだ神経は 残っている腕で、
俺は頭を抱える。
喧嘩に負けたのは、 今日が初めてだった。
しかも、 桜の下でなんて。
悔しくて、 恥ずかしくて。
起き上がれない体を見て、 もっと悔しくなる。
🐿はん.
いつしか、 言葉は溢れていた。
その時 ——
??.
ちょっと低めの声が、 俺の上から降ってくる。
驚きのあまり、すぐに まだ痛い顔を上げてみた。
そこには・・・
目つきはちょっと 怖そうだけど、
瞳を見れば優しさが 伝わってくる様な。
そんな女性が、
俺を心配そうに 見下ろしていた。
これは、奇跡以外の 何者でもなかった。
俺を変える きっかけにしてくれた、
大事な大事な 宝物だったから ——
- 次の日 -
昨日の彼女が、頭から ずっと離れなかった。
「救急車、呼びましょうか?」 の声も、
顔も、髪型も、 見下ろす瞳だって。
脳裏上には、 彼女がいたんだ。
恋を したことが無い俺は、
これが恋だとは 思ってなかった。
特に感情がわからない まま彼女を考え、
気づけば、昨日の 公園まで辿り着いていた。
🐿はん.
この時の俺は、 何だか変わっていて、
「綺麗」なんて 言ったことも無いのに、
勝手に 口が喋っていた。
なんか、綺麗に 見えてたんだろう。
すると ——
??.
聞き覚えのある声が、 隣から聞こえた。
まさか、と 思い俺は隣を見る。
🐿はん.
一瞬、夢かと思った。
脳裏上に ずっといた彼女が、
隣に立っていたから。
??.
??.
緊張が走る。
女性と話した事は 一切無くて、
言葉に 詰まってしまった。
🐿はん.
とりあえず答えると、
彼女は、何故か ニコッと微笑んだ。
??.
笑う姿は、桜と並ぶ くらい美しかった。
惹きつける様な、 そんな笑顔。
気がつけば、 俺は言葉にしていた。
🐿はん.
彼女は、 また笑って答える。
??.
○○.
不良で、よかった。
不良じゃなければ、 喧嘩をしてなければ、
きっと、
彼女に出会えて いなかったはずだから。
これは、 春の日に訪れた、
不良の俺の、 奇跡の出来事____
- 不良の俺の “ 奇跡 “ 長編 -
- END -
コメント
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なんか最近だんご投稿してねぇな〜って思ってたらすーぐ帰ってきたなこんにゃろ
はんくんは口で勝てる(