ベック
彼と廊下ですれ違った時、
そんな言葉が聞こえてきた
彼の独り言だったのかもしれない
でも、足を止めてしまった。
哀歌
止めさせられていた。
ベック
哀歌
そのまま、立ち去ろうとしたのに、
ベック
哀歌
口が滑って、ついうっかりだった
その言葉の後、彼は動きを止めた
哀歌
1度聞いたことのあるセリフ
でも、今回は頭に血が上っていない
ベック
哀歌
彼は自由な人だから、
私を利用して終わっていくだろう
まるで、どっかの誰かさんみたいに。
ベック
ベック
哀歌
ベック
時間が無いことを口実に、
私と向き合ってこようとする
シャンクス
哀歌
私とベックさんの仲介者のように
まるで私を守るかのように
お頭は、私の目の前に立った
私の目には、お頭の大きな背中が頼もしく見えた。
シャンクス
哀歌
その時、お頭の雰囲気が変わって
隠されていた本当の姿が
あらわになった――
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