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ベック

――降りるんだってな

彼と廊下ですれ違った時、

そんな言葉が聞こえてきた

彼の独り言だったのかもしれない

でも、足を止めてしまった。

哀歌

え、?

止めさせられていた。

ベック

明日か?船をおりるのは

哀歌

...はい

そのまま、立ち去ろうとしたのに、

ベック

まだ話は終わってねぇだろ

哀歌

話す気なんてないくせに。

口が滑って、ついうっかりだった

その言葉の後、彼は動きを止めた

哀歌

私の気持ちなんて、ベックさんに分かるはずない

1度聞いたことのあるセリフ

でも、今回は頭に血が上っていない

ベック

そんな事をしても、俺の名前は呼んでくれるのか

哀歌

何でそこまでして引き止めるんですか

彼は自由な人だから、

私を利用して終わっていくだろう

まるで、どっかの誰かさんみたいに。

ベック

引き止めるための口実が、

ベック

まだ見つかってないから。

哀歌

私、忙しいんですけど。

ベック

どうせ、あと明日なんだろ

時間が無いことを口実に、

私と向き合ってこようとする

シャンクス

もうそこまでにしてやってくれないか

哀歌

!お頭...

私とベックさんの仲介者のように

まるで私を守るかのように

お頭は、私の目の前に立った

私の目には、お頭の大きな背中が頼もしく見えた。

シャンクス

俺が、あの話をしなかった理由がわかるか

哀歌

え、

その時、お頭の雰囲気が変わって

隠されていた本当の姿が

あらわになった――

赤髪海賊団は、私を愛してくれました。

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