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#日記
QuartoMew
1,193
シュメール
80
蝶姫
477
――朝。
月詠市の中心に建つ、名門・月影学園 今日も校門には、たくさんの生徒が集まっていた。
その中に5人の姿がある。 天城玲夜。 九条黎。 白雪澪。 東雲雫。 黒瀬凪。 学校では、ただの高校生。
誰も知らない。 この5人が夜になると別の顔になることを。
黒瀬 凪
天城 玲夜
黒瀬 凪
九条 黎
黒瀬 凪
九条 黎
黒瀬 凪
雫が笑う。
白雪 澪
澪はそんな3人を横目に見ながら、静かに本を閉じた。
東雲 雫
その一言で、5人はそれぞれの席へ戻る。
誰も知らない。 この日の放課後、 5人を大きな事件へ巻き込む依頼が届くことを。
放課後
――カラン。
月詠市の外れ。 古い洋館を改装した喫茶店。 Luna
店内には、コーヒーの香りが漂っている。 店長の月城朔は、いつものようにカップを磨いていた。 その時
──カタン。
店の外から、小さな音がした。 朔が窓の外を見る。 そこにあったのは、 1つの黒いポスト。
そして ━ ━
黒い封筒。 朔は封筒を手に取った。 裏側には、🌙♣️ のマーク。
月城 朔
閉店時間
━ ━カチッ。
本棚の奥にある隠し扉が開く。 5人が地下へ降りてくる。 巨大なモニター。 並べられた資料。 そして、中央に置かれた黒い封筒。
月城 朔
天城 玲夜
朔が封筒を開く。
【依頼】
依頼人:九条財閥 依頼内容:
”盗まれた宝石を取り戻してほしい。”
宝石名――
《Luminous Moon(ルミナス・ムーン)》
東雲 雫
黒瀬 凪
九条 黎
黒瀬 凪
黎が資料を見る
そして―― 動きが止まった。
天城 玲夜
九条 黎
玲夜が資料を見る そこに書かれていた名前
九条財閥。
黒瀬 凪
雫が黎を見る
東雲 雫
沈黙
九条 黎
白雪 澪
九条 黎
そう答えた黎の表情は、 いつもより険しかった。
月城 朔
モニターに宝石の写真が映る。 月明かりのような白い輝き。 中央には、青い光が閉じ込められている。
月城 朔
天城 玲夜
朔は一緒だけ黙る
月城 朔
九条 黎
月城 朔
画面には警告マークが表示される。
ACCESS:UNKNOWN
月城 朔
別の写真が映し出される。
黒崎怜央(くろさき れお)。 世界的な宝石コレクター。 しかし裏では、 情報屋として知られる人物。
天城 玲夜
九条 黎
白雪 澪
月城 朔
5人が顔を見合わせる。 そして玲夜が立ち上がった。
天城 玲夜
月城 朔
任務開始
標的は、黒崎邸。 今夜そこで、 《Luminous Moon》の秘密展示会が開かれる。
しかし―― 展示されるはずの宝石は、 すでに黒崎の手元にある。
天城 玲夜
九条 黎
東雲 雫
黒瀬 凪
天城 玲夜
黒瀬 凪
朔が5人を見つめる。
月城 朔
月城 朔
5人が静かに答える。
5人
月影学園の生徒だった5人は、 まるで別人の顔へと変わる。 黒系の衣装。
それぞれのコードネーム Obsidian(オブシディアン)。 Azure(アズール)。 Amethyst(アメジスト)。 Ivory(アイボリー)。 Nox(ノクス)。
そして―― 月城朔が静かに告げる。
月城 朔
5人は夜の街へと消えていく。
その頃
黒崎邸。 誰もいない展示室。 《Luminous Moon》の前に、 一人の男が立っていた。 黒崎怜央。 彼は宝石を見つめ、 小さく笑う。
黒崎 玲央
その手には、 黒いカード。 そこに描かれていたのは―― 🌙♣️
黒崎 玲央
NOXISの初任務。 その夜、 5人はまだ知らなかった。 この宝石が、 10年前の事件と繋がっていることを。 そして―― 自分たちの過去さえも、 この夜から動き始めることを。
コメント
1件
うわ、面白かった!高校生って顔と裏の顔のギャップがいいですね。特に九条黎が同じ名字の依頼人に動揺してる描写、気になります。「必ず5人で帰る」って掛け言葉も、5人の絆が感じられて好きです。ラストの黒崎の「待っていたよ」も不気味で、10年前の事件との繋がりが気になる…次が楽しみです!