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マジで最高、フォロー失礼します!
え、語彙力すご...フォロー失礼します((
最っっ高です!もう全作品が最高です
生徒1
生徒2
俺が廊下を歩けばそんな声がヒソヒソと聞こえてくる
俺はその声がする方を睨みつけた
生徒1
柚木
柚木
生徒2
一人がもう一人の手を引いてさっさとどこかへ走っていった
柚木
柚木
生まれつきの目つきの悪さから喧嘩に巻き込まれることが多かった俺は、学校では不良と呼ばれるようになっていた
確かに売られた喧嘩は買っているが、何もしてこない奴にいきなり襲い掛かるなんてことはしたことない
のに、ここの奴らは皆勝手な偏見で俺を避けている
一人を除いて、
匠
その男は俺の名前を呼ぶと近くに寄ってきた
匠
柚木
柚木
こいつは井田 匠(いだ たくみ)
俺の幼馴染だ
家が隣なこともあり、幼い頃からよく遊んでいた
昔から無表情で感情が表に出ないところは変わっていない
匠
匠
柚木
柚木
匠
匠は昼頃に絡んできたやつとの喧嘩の際にできた傷を指摘した
匠
匠
柚木
いつまでも子供扱いする匠に苛つきながらも俺は水道の方へ向かう匠の後を付いて行った
生徒2
生徒1
いつもの帰り道、
約束をしている訳では無いが、いつも何となく一緒に帰っている
唯一俺が心を許して話せる相手だ
一緒にいて悪い気持ちにはならない
匠
そんなことを言っている傍から、名前の呼び方が気に入らず虫唾が走る
柚木
柚木
匠
匠
匠
匠は真剣な顔で首を傾げた
柚木
柚木
柚木
柚木
柚木
俺はさっきも言ったように目付きが悪く、身長だってまあまあある
女っぽい名前が死ぬほど似合わない
だから俺はこの名前が嫌いだ
匠
匠
納得してないような返事をされる
柚木
匠
柚木
柚木
匠は顎に手を当てて考え込んだような素振りを見せると俺の方を見た
匠
驚いた
いきなり何かと思えば、
目の奥を見られるような視線が照れくさい
柚木
柚木
俺と匠はあのまま匠の家へと向かい、大きなテレビに向かってコントローラーを動かしていた
柚木
柚木
俺は匠の背中を手のひらで強く叩いた
匠はしばらく黙り込むともう一度コントローラーを握りしめた
匠
柚木
俺は完全に有頂天になっていた
柚木
匠
柚木
匠
匠
柚木
柚木
匠
柚木
柚木
そんなことを余裕ぶっこいて言い放つと、匠が少し驚いたような顔をした
匠
匠
珍しく匠が軽く笑う
その表情に少し不安になる
柚木
匠
柚木
匠は俺の声を聞くことはなく、スタートボタンを押した
俺は敷いてあるカーペットに顔を埋め込んで床を何度も叩いた
柚木
柚木
匠
匠
匠
柚木
柚木
俺はさっきまでの自分を恨み、唇を噛み締めた
匠は満足気にふん、と俺を見た
そして少しすると匠は口を開いた
匠
匠
柚木
俺の頭に少し遅れてその言葉が聞こえてくる
理解するのに時間がかかった
柚木
柚木
匠
匠
柚木
匠
匠は少し不満げにムスッとした
匠
柚木
柚木
柚木
匠
匠
俺は匠の口を手で強く押えた
柚木
柚木
匠
柚木
柚木
匠は無言で俺に何かを訴えている
柚木
俺は立ち上がり、部屋のドアへ向かった
ドアノブに手をかけると後ろから匠が寄ってくる
匠
匠
匠
匠
匠はドアノブを握る俺の手に手を添え、体を密着させた
柚木
匠
後ろから抱きしめられ、耳に匠の口が近付く
匠
柚木
柚木
匠
俺の手を握るその力が少し強まる
匠
柚木
柚木
柚木
匠
柚木
柚木
柚木
匠
匠
柚木
匠はずっといつも通りの顔と声のトーンで話している
そのせいで余計おかしくなりそうだ
柚木
柚木
柚木
俺は逃げる策を考えようとすると俺の体の力が抜けたことに気が付いたのか、俺のズボンと下着の中へ手を入れてきた
柚木
匠
匠は俺のを優しく掴んだ
匠
匠
柚木
本当に触られていることに混乱し、全身から汗が流れ、鼓動が早くなる
しかし匠はお構い無しに掴んだそれを上下に動かした
柚木
匠
柚木
俺は意地でも感じないよう、歯を食いしばった
だが、匠はそれに気付いて動きを速くした
柚木
柚木
しかしやっぱり自分でもあまり触ることのない場所をこんな風に触られて力が抜けてしまう
柚木
匠
柚木
俺が強がっていると指が当たった所がゾワッ、と何か反応してしまった
柚木
匠
匠
ビクン、と体が跳ねる
柚木
俺はドアノブを掴んでいた手を放し、両手でドアに手を付き体を支えるようにした
反応した所を集中的に触られ、段々と腰が引けてくる
匠
柚木
匠は俺のズボンを膝元あたりまでおろし、唾液が絡んだ指を穴に押し付けた
柚木
柚木
匠
匠
柚木
押し付けられていた指が中へとゆっくり挿入されてくる
柚木
柚木
後ろだけでなく、前もしつこく弄られ体が小さく跳ね始める
柚木
柚木
柚木
後ろを抜こうと前に腰を動かすと、前の物が擦れ、同時にまた指が奥まで挿入されてしまう
柚木
指は中で曲げたり伸ばしたりして順調に拡張を進めてるらしい
まだ前段階と言っていたが、俺にはもうこれすら耐えられそうにない
柚木
柚木
柚木
柚木
柚木
柚木
俺が目を力強く瞑って我慢しているとゴリッ、と何かに指が擦れる
柚木
柚木
柚木
匠
柚木
柚木
俺の返答を聞いた匠はもう一度思い切り奥に指を突っ込んだ
柚木
柚木
柚木
ドアに手を着く右手に噛み付き、声が出ないようにした
匠
指が激しく出し入れされると吐息が漏れる
柚木
柚木
前の動きもどんどん速くなる、
柚木
しかし我慢をすればするほど今俺は幼馴染の男にこんなことをされているのか、と羞恥心に襲われる
今、こいつの目には俺はどのように映っているのだろう、と
柚木
体が熱い
匠
俺は跡がつくほど強く手を噛むと中に入る指がもう一本増やされる
柚木
匠
匠
そんなことを言いながら、匠が手を抜くことはなく、中の壁を強く擦る
柚木
2本の指で穴を広げたり、壁をぐにぐにと揉まれたり、今にも声が出てしまいそうだ
柚木
俺が我慢して声を漏らすとその指はもっと声を出させるかのように奥を突いてくる
柚木
手を噛む力も抜け、俺は情けない声を上げる
柚木
腰がカクカクと震え、立っているのがやっとだ
匠は俺のその様子をわかっていながらも指の動きを止めない
柚木
匠
柚木
柚木
止めさせようとするが、匠はやはり手を止めず、また奥を突かれる
柚木
俺は体を何度も跳ねさせて液を吹き出した
柚木
指が抜かれ、前も手を放されると、ドアに体重をかけたまま膝から崩れ落ちた
柚木
柚木
さっきまでの光景が一気に思い返される
恥ずかしくて仕方がない
柚木
俺は匠に話しかけようと後ろを振り返ろうとすると、俺の体が急に浮く
ズボンを履き直すまもなく匠に担がれてしまったようだ
柚木
匠は少し歩くとソファーに俺をポイッ、と投げた
柚木
起き上がるため後ろに手を着くが、上から匠が俺を跨いできた
柚木
匠
匠
柚木
俺の話は聞こうとせず、匠はズボンのチャックを下ろし、脱ぎ始めた
柚木
そして俺の両足を広げて持ち、ソレをゆっくりと挿入した
柚木
柚木
しつこく広げられた奥にソレは躊躇なく入ってくる
柚木
柚木
指よりも太く、長いソレは俺の中をピッタリと満たした
匠
柚木
柚木
柚木
柚木
匠はゆっくりと腰を動かす
柚木
匠
匠
柚木
匠
確かに俺の腰は匠の動きに勝手に合わせてしまっている
それに自分で気付くと俺は一気に顔が熱くなる
匠
柚木
恥ずかしさのせいかじわじわと視界がぼやける
匠
匠
柚木
匠はいきなりもう一突きする
柚木
目に溜まっていた涙が溢れ出し、一滴一滴が頬を濡らす
匠
それからも何度も奥を擦られその度喉が熱くなる
柚木
柚木
声が抑えられない、
口からは唾液が零れ、きっとだらしない姿に違いない
柚木
柚木
匠
柚木
匠
匠は俺を見下ろして小さくそう呟いた
だが俺はその言葉を理解する前に水と肌がぶつかる音が聞こえ、また意識をこちらに戻される
柚木
柚木
少し視線を落とすとソレが出入りする様子がよく見える
そのせいで一突きする度に体が身構えてしまって余計に感じてしまう
柚木
柚木
匠
匠はソレを抜くことも動きを遅くすることもなく、ただ俺を見つめて腰を押し付けていた
今更抵抗したところで効きやしない
それでも俺は匠の腕を掴んで強く握り、離そうとした
匠
匠
柚木
俺は余裕気な匠を睨みつけた
匠
匠
匠は一度汗を拭うと俺の腰を掴み奥を突いた
柚木
柚木
匠
匠
柚木
柚木
腹の辺りに重い衝撃が何度も伝わってくる
気持ち悪くて仕方ないのに、どうしてかそれが快感に感じてしまう
柚木
快感を抑えるように拳を強く握る
柚木
柚木
匠
柚木
柚木
柚木
柚木
匠
匠
匠は俺の手を握ると俺の目を見つめた
匠
匠
匠
俺は言われた通りに涙でぼやける視界で匠の目を見た
そして、どこか懐かしく感じるほどに優しく俺の頭を撫でた
柚木
柚木
柚木
柚木
柚木
柚木
俺は匠の手を握り返して大きな声を出し達してしまった
今度こそ中の動きは止まり、匠のものが抜かれる
柚木
引き抜かれる時に中が擦れるだけで体が小さく跳ね、吐息が漏れる
頭がぼーっとしておかしくなりそうだ
体が思うように動かない
匠
匠
柚木
匠
匠
柚木
柚木
柚木
匠
柚木
いくら今強気になっていても鈍感で世話焼きな幼馴染に抱かれたという現実は変わらない
……そして一瞬でも気持ちいいと思ってしまったことも、変わらない
柚木
柚木