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冬靄 (ふゆもや)
冬の冷え込んだ朝、 大気に低く立ちこめる 煙のような白い霧のこと。
あれから2週間程。
北くんは春高のことや 課題のことで
数回メールをくれていた。
以前と変わらない 接し方をしてくれるけど、
私達の距離は ずっと近付いた気がしている。
そして、冬休みが開けて。
氷野天花
北信介
校門前で会った 北くんに声をかけると、
いつも通り返してくれた。
久しぶりに顔を見るはずなのに、
連絡をしてくれてたからか 不思議と寂しくはなかった。
氷野天花
氷野天花
北信介
氷野天花
はい、と新しいカイロを 鞄のポケットから出すと、
受け取ろうとした北くんの 手の指が少しだけ触れる。
北信介
お互いに何も言わないし、 反応もしない。
けれど、これだけで手が熱くなる。
氷野天花
北信介
氷野天花
氷野天花
北信介
北信介
氷野天花
三学期からは受験勉強のために 自由登校だけど、
会えると分かって ほっとする自分がいた。
静かな教室に
ペンを走らせる音と 紙をめくる音だけが鳴っている。
私は一度ペンを置いて 伸びをした。
氷野天花
氷野天花
時刻は午後3時。
荷物を鞄に仕舞っていると、
席を立った北くんが 歩み寄ってきた。
北信介
と、コトリと机の上に 缶のカフェオレが置かれる。
氷野天花
北信介
氷野天花
氷野天花
そう鞄を漁ると、
北くんは止めるように 首を横に振った。
北信介
氷野天花
氷野天花
氷野天花
有難く貰うと 満足気に頷く北くん。
北信介
氷野天花
北信介
北信介
氷野天花
帰るタイミングが同じだったなら 何ら不自然ではない。
けど、今までは 部活もあったし、
北くんから誘われるなんて 考えてもいなかった。
氷野天花
氷野天花
北信介
小さく微笑んだ 北くんの表情が甘い。
ギュッと苦しくなる胸を 手で押さえて、
イスから立ち上がった。
コメント
15件
もうてぇてぇです… 北さん…今のは反則ですって…沼っても一生抜けられない様な男ですね🤦♀️💞 天花ちゃんの反応とかがもう可愛いすぎます🫵💖
北さん、無自覚ドカメロ男すぎて好きです‼️‼️😻 もーーほんとに北さん…関われば関わるほど沼深いいい男だと思ってます⊂( ᴖ ̫ᴖ)⊃ 北さんからのお誘いいいんですかーー!?!? てまり様の書く夢主ちゃんの性格好きです😓‼️💖💖
カイロ渡すのとか憧れの展開すぎる😻 北さんが誘うのめっちゃ良い😭😭 前に飲んだところ見たってちゃんと天花ちゃんの事見てるってことだよねありがとう(?)