あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
最近悩みがある
悩みというか、事件まで進みそうなこと
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最近付けられている気がする
いや、多分というか絶対
仕事が終わるのが元々遅いから俺は絶好のターゲットなのかもしれない
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本当は早く帰りたいものの家を特定されるのも怖い
だから遠回りで家に帰ることにした。
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もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
本当に小さいが、そんな声が聞こえた気がした…
がちゃ…
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230(🐱)
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ぽん
230
230
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230
230
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ヒョンは俺の心の支えになってくれる。
ヒョンがいるから俺は耐えられるのだ
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スマホをいじりながら風呂が沸くのを待つ
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230
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……………………
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歯磨きを終わらすと寝室に向かう
ヒョン、もう寝ちゃったかな
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布団に潜る
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そうやって気遣ってくれるのも大好きだ
俺はこの人を好きになってよかった
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俺の頭はすごく疲れていたのか
すぐに思考は溶けて、眠りに入っていった
朝、ヒョンから見送りをしてもらって
会社に向かっていた
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ぴろん!
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スマホから軽い振動を受ける
…そこには知らない番号があった
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そこに書いてあったのは
もぶ
不在着信
もぶ
不在着信
もぶ
不在着信
もぶ
不在着信
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
…は、
なにこれ…
気持ち悪、
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俺は怖くなって全力で会社まで走った
指の震えだけはずっと止まらなかった
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会社の人
会社の人
会社の人
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会社の人
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会社の人
会社の人
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会社の人
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ああ、迷惑かけてしまった
最悪だ
他人にこんなに言ってもらうなんて…
俺のことなのに
…はやく解決しないと日常にも支障が出てしまう
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…
やっぱり付けられているか
今日も昨日も、ご苦労様だな
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トントン
ふと、肩を叩かれた
嫌な予感もするが後ろを振り返る
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もぶ
もぶ
…こいつが…
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もぶ
もぶ
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もぶ
もぶ
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俺は手に持っていた
目眩しスプレーを躊躇なく相手にかけた
もぶ
もぶ
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もぶ
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がんっ
もぶ
ばき!
もぶ
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くるりと方向を変えると
走り出す
こんなに強気で言っておいて
本当は怖くてしかたなかった
……
……
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
ナムギュくん♡♡♡
ガチャっ!
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気持ち悪い
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
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立っていられなくなって膝を地面につく
吐き気が止まらない
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230
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ひょんがいる
おれのひょんだ
ああ、まだいきてる
だいじょうぶなのに
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俺はヒョンに抱きついて泣いた
もう恥ずかしいとかはなかった
ただ苦しかったから
ヒョンは黙って俺の背中をさすってくれた
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………………
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ベットに入ったよ!
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だめだ
やっぱり震えが止まらない
呼吸がすぐ荒れてくる
やっぱりアレがなけりゃダメだ
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誘惑には勝てない
俺はこっそりと布団を抜け出した
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袋を取り出し中に入っているものを
口に放り込んだ
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230
がちゃ
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結局昨日は一睡もできなかった
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昨日の夜のことはほんとんど覚えてない
記憶が飛んでいた…みたいな
だからまだ平気だ
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俺は急いで会社に向かった
今日はとんでもなく仕事が捗った
眠くなることもなかった
やっぱりアレはすごい
でもやめないとダメだ
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もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
がちゃ
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ぴんぽーん
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がちゃ
もぶ
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もぶ
もぶ
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もぶ
よく考えたら開けてはいけなかった
ドアスコープからのぞけばよかったのに
判断が鈍っていたのだろうか
もぶ
もぶ
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もぶ
いきなり首筋に電流が走った
どうやら相手はスタンガンを持っていたようだ
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どん、と音を立てて視界が斜めになる
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もぶ
やばい
頭はそう考えていても体は動かない
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ひゅんっっ
刹那、何かが俺の横を飛んできた
眩む目をこらしてみると
ヒョンが、いた
男を蹴っ飛ばしたのか、少し奥に男が倒れていた
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230
230
230
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230
230
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どかっ!
もぶ
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230
もぶ
230
がん!
もぶ
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230
230
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ヒョンは男の髪を掴むと
壁に頭を打ちつけ始める
がんっ
もぶ
230
がん゛っ
もぶ
もぶ
230
230
124
がンっ゛がんッ゛!
もぶ
230
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がんっ”ガんッ゛゛ッ!
もぶ
230
230
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…殺した?
殺してしまった
やってしまった
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ヒョンの体が斜めに傾くと
地面にうちつけられた
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…おかしい
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よくみるとヒョンの目は焦点があっていない
顔が火照っており、熱い
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確認してきたところ
もしかして、ではなく
ヒョンは本当にアレを
クスリを飲んでいた
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…絶望している暇はない
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隠さなければ
空き家の裏側
俺は1人で死体にブルーシートを巻いていた
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包んで紐で締めると
掘っておいた穴に放り込む
どちゃっ
この前の雨のせいで少し地面が湿っていた
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…ヒョンは、家のベットに寝かしている
まさか、見つけてしまうとは
いや、俺の不注意だ
わかりやすいところに置いておくから
本当に馬鹿だった
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寝ているヒョンを見ながら考える
これからどうしようか
もし、ヒョンがクスリを強請ってきたら?
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それでも無理だったら
…もうそこまで考えられない
…最悪
ヒョンを殺すことになるかもしれない
もし死体が見つかったらの話だが
そうだったら俺も死ぬ
恨まれるかもしれないが
しょうがないのだ
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さら、とヒョンの頭を撫でる
どうか、全て忘れていますように
なかったことになっていますように
神なんていないと思うけど、今日は信じてやる
だから、どうか
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寝ようか
もう
忘れよう
いい夢を見られるように
大丈夫
俺にはヒョンがいる
いつまでも、いつまでも
これから先、ずっと
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呟き、ヒョンの頭から手を離す
そしてヒョンと指を絡ませて
優しく握る
これから先、俺から離れられないように
ずっとそばにいてくださいね
ヒョン
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
あまたの
next→♡1000
今回も調子乗りすぎか?
コメント
6件
サノスかナムギュが誘拐されるとかどうすかね?
サノスがなむぎゅに甘々になる?とか...どうでしょうか!
// あぁぁぁいつも最高すぎる😭