ハムスター
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ハムスターの仲間
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ハムスターの仲間
ハムスター
ハムスターの仲間
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ハムスターの仲間
ハムスター
ハムスターの仲間
ハムスター
ハムスターの仲間
ハムスター
ハムスターの仲間
ハムスター
ハムスターの仲間
ハムスター
ある夏のこと。
いつも通りの、騒がしい教室。
光が差し込む僕の窓際の席。
そう、今日もいつも通り。
…の、はずだった。
キーンコーンカーンコーン…
ガヤガヤ…
ガラガラガラッ
安西 誠
………
スタ、スタ、スタ、
僕はいつも通り、この人に挨拶をしなければならない。
この場を氷のように寒くしたのは、 2日前に転校してきた、 彼女。寒風 冷だ。 なぜかは知らないけど、彼女は季節を無視して、首にマフラーを巻いて口元を隠している。
ぼく
寒風 怜
いやシカトー!? 僕がこんな人に挨拶をしなければならない理由は、そう。隣の人だから。
なんか…ほら、隣なのに挨拶しなかったら気まづいじゃん?
安西 誠
クラスの中心となる陽キャ男子が、寒風さんに言いやがった。 普段はあいつも寒風さんに何も言わないのに。
寒風 怜
安西 誠
安西が手を挙げて席を立つ。
安西 誠
森 翔太
クラスの女子
クラスの女子
ヒソヒソとクラスの女子達が安西に向けて"ダサい"と悪口を言っている。
安西 誠
安西は顔を赤らめながら寒風さんの横を通って、
安西 誠
と、ボソッと言った。
そして安西は走って逃げてしまったのだ。
ガラガラ…
先生
『おはようございまーす』
先生
森 翔太
先生
この先生は、見ての通り僕達の担任の先生で、優しくて少し天然な所がある。
先生
ぼく
森 翔太
先生
森 翔太
クラスの女子
クラスの女子
先生
なんか…大変そうだな
先生
先生
そんな感じで、僕の1日は今日も平和に終わる。
…はずだった。
放課後…
帰りの会が終わると、寒風さんはすぐに通学バッグを持って帰ろうとした。
その時に、安西が近づいてきて、
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
安西が寒風の首元を掴もうとした、その瞬間。
ぼく
安西 誠
ぼく
その言葉が効いたのか、安西は寒風さんの首元を掴んでいる手を振り払って、今度は僕に近づいてきた。
安西 誠
ぼく
安西 誠
ぼく
僕は黙ることしか出来なかった。 これ以上足を踏み込んだら、寒風さんにも被害が出そうだから。 寒風さんは、この場をじっと見つめていた。何を考えているんだろう?
安西 誠
そして、安西が僕のことを殴りかかろうとしてきた、その時。
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
僕のことを助けてくれたのは、寒風さんだった。でも、どうしてこんな僕をわざわざ助けてくれたのだろう。
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
ぼく
そうして2人は、勝負をするために、グラウンドへと行ってしまった。 僕はどうすればいいのだろうか。
ぼく
安西 誠
寒風 怜
チッ、舐めやがって。 俺に勝てるやつは1人もいなかった。 ましてや転校生が勝てるわけないんだ。
コイツはやはりバカだな…
安西 誠
そしてコイツはボールを蹴った。
―俺はコイツに負けたんだ。
安西 誠
一瞬で勝敗がついた。
何が起こったのか分からないけれど、目の前にある真実はただ1つ。
ゴールにはボールが入っているということ。
寒風 怜
安西 誠
寒風 怜
安西 誠
寒風は振り向いた。
寒風 怜
安西 誠
俺は何も言い返せなかった。
それと同時に、悩んでいたからだ。 "言われたこと"について。
寒風 怜
そうしてコイツは去っていった。
ハムスター
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