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…𓏸𓏸××年3月24日
恋歌(れんか)
恋歌(れんか)
俺はこの日、彼女と喧嘩をした。
大泣きして家を飛び出した彼女をおれは追いかけなかった。
あの日は大雨。
雨が当たる音が部屋に響く。
遥斗(はると)
そのまま彼女とは音信不通。
自然消滅してしまった。
あのまま月日は流れ、あの後彼女はできたがすぐ別れた
玲奈(れいな)
玲奈(れいな)
玲奈(れいな)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
その後も、付き合っては別れを繰り返した。
気づくともう俺ももう社会人。
上司
上司
上司
遥斗(はると)
遥斗(はると)
上司
上司
遥斗(はると)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
こんな感じで毎日上司に怒られっぱなし
遥斗(はると)
今日も残業が終わり、帰路の歩道橋を歩きながら、誰もいない家に帰る
遥斗(はると)
…恋歌と見に行った夜空を思い出す。
遥斗(はると)
あいつともう会えない現実を改めて実感して
涙がこみ上げてきた。
遥斗(はると)
?
遥斗(はると)
遥斗(はると)
俺はふと声がした方に目線を向けた。
そこにはフードを被った見知らぬ男がいた。
でもあの時の俺はそんなのどうでもよかった
それどころじゃなかった
涙をこぼしながら俺は言った。
遥斗(はると)
遥斗(はると)
?
?
そう言ってフードを被った見知らぬ男は
俺を歩道橋から突き落とした。
遥斗(はると)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
目が覚めると、そこは俺が高校時代に暮らしていた実家の自分の部屋だった
遥斗(はると)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
俺はとっさに携帯を見た
𓏸𓏸××年3月24日
俺たちが喧嘩をした日だった。
遥斗(はると)