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もちもちうさぎ@限界生命
598
ご本人様の関係❌
夕方
Mikoto
Lan
Kosame
2人の可愛い弟を両手に、すち達の帰宅を俺らは待つ。
退屈は嫌だ!なんて2人とも言うけど、3人が帰ってくる直前の決まった時間にはいつもこの部屋のソファーに座っている。
健気すぎて、可愛いよね。ほんとうに
Mikoto
Lan
Kosame
Mikoto
珍しくお怒りの様子のみことはジタバタしながら部屋の中でストレス発散をしている。
こんなみことも見れるんだなぁ、なんて思いながらいち早く玄関の扉が開いてすちが帰ってきてくれるのを待つ。
ガチャッ(扉
Lan
Mikoto
Kosame
Lan
俺にはよく聞こえないけど、2人はいつもとなんか違うことに気がついたみたいでソファーから立ち上がる。
遅れて俺も立ち上がろうとしたところでリビングの扉は開かれる。
ガチャッッ(リビングの扉
Coe
Relu
Lan
Relu
Coe
ぷにぷに(頬をつつく
Lan
suchi
illma
俺らの家では見ることの無い 「女の子」という存在。
もちろんこさめちゃんもみこちゃんもビックリしすぎて固まってるし、俺といるまちゃんにはどうしようもなかった。
Lan
Coe
Relu
Lan
Coe
suchi
突然指をさされ「友達」と呼ばれる。
俺に友達なんて居ないし、俺まだこの人たち怖いんですけど
Lan
Lan
suchi
知ってるよね?? 俺、女の人無理だって言ったよね、君に
Coe
Relu
Relu
Lan
suchi
illma
少し黙った跡に初めて聞く、怒りの籠った声。
近くに座ってたみここさはやばい雰囲気を感じ取ったのか、すっといるまちゃんの後ろに隠れる。
ついでに俺も隠れる。
Relu
Relu
Lan
Lan
Coe
Lan
suchi
Coe
Coe
Relu
Relu
Lan
illma
suchi
そう、最初からこのふたりの目的は可愛いらんらんの写真が欲しかったらしい。
写真をくれって要求されたけど俺らはそんなもの持ってなくて、無いって言ったら
「じゃあその子に会うまでついてく!」とか言い出して、2人して家まで着いてきた。
Coe
ぎゅっ(2人を抱きしめる
Mikoto
Kosame
illma
グイッ(服を掴む
Coe
illma
Relu
suchi
Relu
Coe
Lan
Coe
Lan
Relu
Coe
suchi
illma
illma
suchi
Mikoto
Kosame
Kosame
相変わらず知らない人の前だと毒舌になるこさめちゃんはどこからかタオルを取ってきて、みこちゃんと自分の体を拭き始める。
ついでにって感じで俺も拭いてくれるけど、そんなに知らない人ってバイ菌みたいな扱いなの…?
Lan
いきなり家に突撃してきた2人のガチの女の子の為になぜか俺が女装をする。
すちはずっと申し訳なさそうに謝ってきたけど、俺自身はあんまり気にはしてない。ただ、誰かが傷つく前に帰ってくれればいい。
illma
Lan
illma
illma
suchi
Lan
なんか、今までにないくらいにすちの顔が悲しいことになってる。
女の人に囲まれたせいかな?それとも家に入れたせいなのか…?
Lan
Coe
Relu
Lan
Coe
Relu
Coe
Lan
Coe
Coe
illma
Mikoto
Kosame
Natu
Relu
Natu
suchi
意外にも、このふたりに俺らの兄弟が慣れるのは早かった。
すちも普通に喋れるようになってるし、いるまは保護者のような目をしながら全員の監視をしていた。
Lan
Coe
Relu
Lan
パシャッ(カメラ
夜 11:00
suchi
Lan
Lan
suchi
すちの慣れた手つきで行われる皿洗いをリビングで見ながら、ふたりで話す。
俺は家事なんて何一つ出来ないから見て学び中だ。
Lan
suchi
Lan
suchi
Lan
この家にいて、特に素性が分からないのは俺はすちだと思ってる。
学校では常にいるまとすちは一緒に行動してるのを見た事あるけど、その時のすちは守られてた。
それにいるまもすっげぇ怖い顔して周りを睨みつけてたから、あぁ、関わっちゃいけないんだなって薄々感じてた。
suchi
Lan
suchi
Lan
suchi
suchi
Lan
suchi
suchi
suchi
suchi
Lan
すちは話してる間、俺の目を見てくれることは無かった。
それに、ずっと「だけだから」なんて、自分を卑下するような言葉ばかり…思っていたよりもずっとネガティブな考え方。
俺とは真反対な性格なんだなぁとか思いながら、きっとこれは長男としてみんなを守ってきたからなんだと分かった。
Lan
Lan
suchi
Lan
Lan
Lan
Lan
suchi
すっ…(すちの腕を握る
Lan
Lan
すちの皿を洗う腕は俺の手の中に捕まっていて、もう離す気はない。
不定期に体が揺れる感覚がすちの体から俺の腕に伝わってきて、ゆっくりと背中に手を回して抱き締める。
suchi
Lan
すちからの返事は無い。 顔の横から啜り泣くしゃくり声と震えているすちの体だけが温かさを主張する。
それだけでいい、 それがいいと思えた。
結局、すちはみことのところには行かずにリビングのソファの上で寝てしまった。
俺が運べたら良かったんだけど、昔から非力な俺には軽いすちですら運べる力は無い。
suchi
Lan
黒と緑の長袖のパーカーの下には、白くなった傷やまだ治りきってない酷い傷が何個もあった。
ていうか、こんな時期に長袖着てるのもなんかおかしいなとは前々から思ってはいた。
Natu
Lan
Lan
Natu
Lan
Natu
Lan
Natu
Natu
Natu
Lan
Natu
Natu
Lan
なつは時折、難しい質問をしてくる。
答えのない問題に答えを求められてるような気分になって、誰の質問よりも真剣に考えこんでしまう。
Natu
Lan
Natu
Natu
Lan
Natu
Natu
Lan
なつはすちを優しく抱き上げて、自分の胸にすちの頭が来るように動かしてから2階へと上がっていく。
ガチャッ(扉
Natu
Mikoto
Mikoto
Natu
Mikoto
Lan
Mikoto
だらしなく口と目を大きく開けて、オーバーリアクションでみことは顔だけで返事をする。
すちをベッドの上に置いて、なつはみことに「おやすみ」と言ってみことをすちの横に寝せてから部屋を出る。
Lan
Natu
Lan
Natu
Natu
Lan
Natu
そこから俺らはずっと、みことの天然話やサイコパスエピソードにお兄ちゃんっ子な可愛い弟の話を鳥のさえずりが聞こえるまでした。
知れば知るほど可愛いけど、何を考えてるのか分からないのがずっと心に残ったまま
2人の寝息がする寝室の前で結局、朝方には俺となつは眠りについていた。
コメント
3件
りおん、今回の話めっちゃ良かった…!らんらんがすちに向けて「好き」って連発するシーン、心臓ぎゅってなったわ。あの暗い気持ちに寄り添う優しさが、ちゃんと刺さるんだよな。すちの過去の話も重かったけど、らんらんが「この傷も歴史だと思えば好きになれる」って言うのが、すごく響いた。なつとの朝まで話すシーンも、家族の関係性がよく見えて良かった。続き気になる!