小学四年の2月…………
俺、日向人、蒼衣、悠奈の4人はよく遊ぶようになっていた。
ある日……
悠奈
ねぇ、明日私の家来ない?
蒼衣
ほんと!?いいの!?
日向人
俺らも行くよな?
結陽
おう、もちろん
帰宅……
結陽
(女子の家……)
結陽
(しかも好きな人…………)
結陽
(やべぇな…………)
翌日、放課後…………
悠奈
じゃ、後でね~
結陽
うん!
蒼衣
後でね~
日向人
じゃーなー
悠奈家、到着……
ピーンポーン……
悠奈
あ!はやいねー、流石~
結陽
やっほー……
結陽
(緊張する……)
蒼衣
結陽早いね~
結陽
お、蒼衣じゃん
結陽
日向人は……家遠いしまだか
悠奈
入って、どうぞ~
結陽
おじゃまします……
蒼衣
おじゃましまーす
数分後……
日向人
おう!遅くなった!
結陽
やっと来たかぁ……(笑)
悠奈
揃ったね!
そして俺らは悠奈の部屋で人生ゲーム等をして楽しんだ。
ちょっとして、皆でリビングに降りた。
その時……
蒼衣
日向人……
日向人
なに?
蒼衣
…………ちょっと来て!!
日向人は半ば蒼衣に連れてかれる感じで悠奈の部屋に行った。
結陽
なんだあいつ……
悠奈母
ごめんね、突然だけどこれ手伝ってくれない??
悠奈母
こーゆーのは男子の方がいいかなぁって……
結陽
あ、大丈夫ですよ!全然やります!
悠奈
私もやるよ!
悠奈の母さん除けば二人きりの状況。
もちろん……
結陽
(くっそドキドキすんだけど……///)
悠奈母
ありがとねー♪
そして、二人が降りてきた。
結陽
なにしてたんだよ(笑)
日向人
いや、ちょっとね(笑)
蒼衣
うんうん(笑)
17:00……
結陽
帰るね!
日向人
俺もだな
蒼衣
私もかなぁ
悠奈
今日は楽しかったね!ばいばい!
結陽
うん!おじゃましました!
日向人
おじゃましました~
蒼衣
おじゃましました~
悠奈母
はーい!また来てね~
これが、小学四年生の最後の思い出だった。
この時はまだ、来年度の新たな出会いの予感なんてなかったのに……