テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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、、考えていても仕方ない、

アリス

とりあえず、アラスターの所に、行かないと、!

私は保健室に足を向けた

アリス

アラスター、、!

私は保健室のドアを勢いよく開ける

ベットには、アラスターが横たわっていた

腕や胸には包帯が巻かれている

アリス

ッ、、、

保健医

、、命に別状はないわ。でも、彼には呪いが掛かってる

保健医

この呪いを掛けた者を倒すか、
掛けた者自ら解くか、
いずれにしても、この呪いが解けない限り、目を覚まさないでしょうね

アリス

ッ、、そんな、!

私はアラスターの手を握りながら、名前を呼ぶ

アリス

ッ、、ごめんね、、私のせいで、、

保健医

、、私はこれから会議だから、失礼するわ

そう言い、先生は出て行った

アリス

、、アラスター、

私は彼の手を握りながら、頬を優しく撫でる

アラスター

、、、

彼から返事は返ってこない

アリス

、いつもと、立場が逆だね

アリス

いつもっ、アラスターはこんな苦しい思いを、していたんだねっ、

アラスターの手を私の額に当て、涙を流す

アリス

、、今度は、私が、貴方を助けるよ

アリス

アラスターがしてくれたように、私も、

私は、アラスターの口に、口付けを落とす

アリス

だから、また、桜を見に行こうね

私はそう言い残し、保健室から出る

扉の側には既にイリアが立っていた

イリア

、、アリス

アリス

、、うん、

アリス

、、、付いてきてくれる?

イリア

ハハッ、当たり前だろ?

イリアは豪快に笑う

アリス

ありがとう、

アリス

とりあえず、エミリー達に、この事を言って来ないとね、

私はイリアを連れ、エミリー達の元へ向かった

クリスティーナ

、!そんな、アラスターさんが、、

エミリー

、、それで、アリスはどうしたいの?

アリス

、、私は、

私は、アラスターを助けたい、。

また、あの声が聞きたい、あの笑顔が見たい

アリス

、、私は、アラスターを呪いから解放する為に、掛けた人に会いにいく、上手くいけば交渉で解決だけど、

クリスティーナ

ひ、1人でいくんですか?!

アリス

、、うん、

アリス

これは、私なりの、ケジメだから

私は、知りたい。

あの女性について、何故私の母と名乗るのか

エミリー

、、分かったわ

エミリーはそう言い、少し微笑む

エミリー

アラスターの事は、こっちで任せてちょうだい

クリスティーナ

、、絶対、無事に帰ってきて下さいね

アリス

、、うん、!
ありがとう、2人共、!

私はそう言い、2人に抱きつく

アリス

、、よし、

その後、私はエミリー達と分かれ、自室にて着替えていた

私は、以前アラスターからもらった服に着替えていた

イリア

お!よく似合ってんじゃん

アリス

えへへ、ありがとう、

イリア

んじゃあ、行くか

アリス

、、うん

私は、指輪をはめ直し

アリス

、、行こう、アラスターを助けに

私はイリアの背中に乗り、女性を探しに行く

アリス

、、、

イリア

クソ、どうなってんだ?
魔力を感じられん、

私達は空から、学院の周りを見る

が、何故か女性の魔力を感じられない

アリス

、どうしよう、

その時、イリアと私の前にワープゲートが開いた

イリア

!こりゃあ、

アリス

、、行こう。

私とイリアがワープゲートを潜ると、ゲートは閉じられた

ゲートに入ると、イリアは人型になる

カウンスター

あらわざわざ、自分から来てくれたの?

女性はステンドガラスの窓から視線を外し、 私の方に振り向く

アリス

、、アラスターの呪いを解いてください

カウンスター

アラスター?
あぁ!あの邪魔者ね!

カウンスター

あんなの、貴女には要らないわ

アリス

、、は、?

あんなの?

カウンスター

だって、貴女と私の間にあんな男いらないもの!
悪魔だなんて、貴女が穢れちゃうわ

カウンスター

私は貴女の母だから、今度からは交際する前に、私に相談してね
彼の代わりなんて他にもいるわよ!

カウンスター

だから、彼は諦めて?

女性はニタリと笑う

イリア

お前っ、!!

アリス

、、言わないで

カウンスター

ん?なぁに?

アリス

アラスターを、悪く言わないで、!

ふざけるな、

アリス

彼は、あの時私に、世界の広さを教えてくれた、!!

アリス

走る楽しさを、会話の楽しさを、!!

アリス

全部、全部、!彼が教えてくれた、!!

彼の代わりなんていない、

アリス

そんな彼を、あんなものだなんて言わないで、!!

彼は、アラスターは、

アリス

代わりなんていない、たった1人の、私だけの旦那様だから、!!

そう言い切ると、女性は呆然とし、そのうち憐れむような顔をする

カウンスター

あぁ、可哀想に、あの悪魔に洗脳されているのね、

アリス

ッ、、

次の瞬間、イリアが鳥籠の中に閉じ込められた

イリア

なっ、!!

アリス

ッ、イリア、!!

カウンスター

なら、悪魔の本性を、貴女に見せてあげる

そう女性が言うと、指を鳴らす

次の瞬間、通路から見慣れた赤色が歩いてきた

アラスター

ニャハ!!アリスではありませんか!

アリス

!?、、アラスター、?

そこには、学院にいるはずのアラスターがいた

私はアラスターに駆け寄り、抱きしめる

アリス

アラスター、!!
私、私、!

だが、次の瞬間

アラスター

、、触らないでもらえます?

アリス

、、、え?

私はアラスターに魔法で突き飛ばされ、 アラスターからかなり離された

アリス

な、んで、

アラスター

はぁ、まだ分からないんです?

アリス

、、え?

アラスター

私は貴女になんの情も抱いていません

違う、

アラスター

ただ、一緒にいて都合が良いので絡んでいただけです

アリス

、、、

アラスター

いい加減、疲れたので言いますが、

違う、こんなの、彼じゃない

アラスター

私は、貴女の事が嫌いです

アリス

、、、

イリア

ッ、!アラスター!!お前本気で言ってんのかよ!!

アラスター

えぇ、本気ですよ

アリス

、ッ、

私は泣きそうになるのを堪える

カウンスター

あぁ、可哀想なアリス、今まで騙されていたのね、

カウンスター

さぁ、私の所へおいで?

女性は私に手を差し伸べる

だが、私はそれを振り払う

カウンスター

?どうしたの?

アリス

、、嫌われても良い、

私は、アラスターに向けて歩みを進める

アラスター

、、これ以上こちらに来るのであれば、容赦しませんよ

そう言い、アラスターは触手を出す

アリス

嫌われても良い、、都合の良い関係でも良いの、

私は構わず足を進める

アリス

好きでいる気持ちは、自由だから

アリス

でもね、アラスターのせいで、私、ちょっと我儘になっちゃった

アリス

いつしか、貴方のものになりたいって、貴方のことをもっと知りたいって、そう思い始めたの

アリス

貴方は、それを受け止めてくれた。それが、すごく嬉しかった

私はそう言い、アラスターを抱きしめる

アリス

アラスター、、愛してる、!!

私は、いつもと変わらぬ笑顔で 笑う

アラスター

ッ、、、!

私がそう言った瞬間、アラスターは私の背中に手を回した

アラスター

ッ、、貴女には、、やはり敵いませんね、

アリス

!、、アラスター、戻って、

アラスター

いえ、今は一時的なものです。
少ししたら戻ってしまいます

アリス

ッ、、

アラスター

アリス、私を置いて逃げてください。今の私なら、逃げ道を作る事くらい出来ます

アラスター

このままでは、貴女を傷つけてしまう、!

アリス

、アラスター、

私はアラスターの頬に手を添える

アラスター

アリス

、私は、貴方を助ける為にここへ来たの。
ここで逃げたら、みんなにどんな顔で会えば良いの、

アラスター

アリス、ですが、

アリス

大丈夫、、!私学年一位だよ、?

アラスター

ッ、、ハハッ、貴女は変わりませんね、

アラスターは私を強く抱きしめ、 私を離す

アラスター

、、これが終わったら、デートでもどうですか?

アリス

ふふっ、喜んで、

アラスターは微笑気味にそう言うと、私から距離を離した

カウンスター

旦那さんとの最期の会話、終わったかしら?

アラスター

ニャハ!私の妻が貴女ですか?
もう少し笑える冗談を言ってください

アラスターは触手を出しながら、そう答える

アリス

、、、

アラスター

さて、私は警告しましたが、余程死にたいんですねぇ?

アラスターは本来の姿になる

アリス

、、、

イリア

やめろアラスター!!アリスを殺す気か?!

アリス

イリア、!
大丈夫、、!
アラスターにはまだ、自我がある、!!

イリア

?!本当か?!

アリス

うん、!
イリア、それ壊せそう?

イリア

ちょっと待ってな、

イリアは、鉄格子を掴んでいた手から、徐々に鉄格子にヒビが入いり、

檻が壊れる

イリア

よしっ!手に魔力を込めといて良かったぜ!

イリア

それで、私はアラスターの気を逸らせば良いのか?

アリス

うん、、私はあの人を倒さないと、

イリア

分かった。、、無理すんなよ

イリアはそう言い、アラスターの方へ向かった

アリス

、、貴女の相手は私です

カウンスター

あら、何?それ

私は杖を出し、女性に向ける

カウンスター

私に、反抗するの?どうして?私は貴女に尽くしているのに

そう言い、女性は魔法陣を出す

カウンスター

少し、お仕置きが必要みたいね

アリス

、アラスターは、返してもらうよ

勇敢で、優しく、 とある王子を愛してやまない姫は王子を救う為に 真実に立ち向かう

はいさいまいど!!

いいね数7000、、誠にありがとうございます!!!

感謝しかないよー、!!!

これからも、皆さん方の期待に応えられるよう、頑張りますので

どうぞこれからも!「私だけのラジオスター」をよろしくお願いします!

私だけのラジオスター

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