_次の日_
のあ
のあ
でも私は病院に行きたくなった。
あの男の子が頭から離れないからだ。
のあ
私はあの男の子に会いたかったから病院に行く日を毎日に変えてもらう。
のあ
今の時間は7:00だ。
のあ
通話
00:00
桐花病院です。どうかされましたか?
のあ
分かりました。少々お待ちください。
のあ
お待たせしました。何日に変更しますか?
のあ
分かりましたー。
のあ
通話
03:33
のあ
病院も忙しいのに毎日なんて行けるのだろうか?
のあ
のあ
今日あの男の子に会えるとなると心がポカポカした。
私は何を聞こうか迷っていた。
名前は?誕生日は?どうして病院に?
のあ
のあ
私はいつもより早めに学校に行くことにした。
のあ
誰も居ない部屋に私は"行ってきます"を言う。
のあ
私の家と学校はかなり遠く、電車で行かないと遅刻するのだ。
のあ
のあ
のあ
〜ドアが閉まります。ご注意ください。〜
のあ
いつもはあまり人が居ないが、今日は結構たくさんの人が居た。
のあ
絵を描きたい気分だったが、きっと電車ではダメだろう。
次は、桃の市〜桃の市です〜
右側の扉が開きます〜ご注意ください〜
のあ
のあ
私は何事も無かったように挨拶をする。
るな
のあ
るなは私の友達だ。ポジティブで自称天才らしい。
るな
のあ
余命のことは言えなかった。
余計な心配をさせたくなかったから。
私は校舎に入ったら真っ直ぐ職員室に向かった。
余命のことを先生に言うためだ。
のあ
先生
のあ
私は嘘をつかず、正直に言った。
先生
のあ
先生
のあ
私は短いと思わなかった。
1年=365日。 365×2=730日 730日もあるならいいんじゃないのか?
のあ
のあ
先生
のあ
先生
のあ
きっと今私は闇に突き落とされたような顔をしていたのだろう。
のあ
先生
るな
のあ
今の私はるなの声が聞こえなかった。
"あの男の子"と"余命"のことで頭がいっぱいだったのだ。
るな
のあ
るな
のあ
るな
のあ
将来の夢...か。
私は高2で死ぬ。夢なんか、叶えられない。
のあ
るな
るな
アイドルか。
のあ
るな
のあ
私の場合は"考えてない"じゃない。
"考えられない"んだよ。
続き⇒400♡
コメント
7件
余命2年かぁ、長いようで短いんだよなぁ、。
素敵&神な作品に出会ってしまった、っ!! 続き楽しみにしておきますっ!(初コメ失礼です、!)
凄く素敵な作品ですね!!次回も楽しみにしています!!