テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

_次の日_

のあ

うぅ、、朝かぁ、

のあ

.....今日、病院行かなくて良いんでしたっけ、

でも私は病院に行きたくなった。

あの男の子が頭から離れないからだ。

のあ

.....日にち変えますか、

私はあの男の子に会いたかったから病院に行く日を毎日に変えてもらう。

のあ

出ますかね、?

今の時間は7:00だ。

のあ

通話終了

通話
00:00

桐花病院です。どうかされましたか?

のあ

えっとぉ、日にちを変えたくて、

分かりました。少々お待ちください。

のあ

7時半には学校行かないとなんだけど、、

お待たせしました。何日に変更しますか?

のあ

毎日で

分かりましたー。

のあ

通話終了

通話
03:33

のあ

.....迷惑じゃありませんよね?

病院も忙しいのに毎日なんて行けるのだろうか?

のあ

ま、まぁ、少し行くだけですし、

のあ

また会える(ボソッ)

今日あの男の子に会えるとなると心がポカポカした。

私は何を聞こうか迷っていた。

名前は?誕生日は?どうして病院に?

のあ

....まずは友達にならないとですね!

のあ

ちょっと早いですけど学校行きますか

私はいつもより早めに学校に行くことにした。

のあ

行ってきます。

誰も居ない部屋に私は"行ってきます"を言う。

のあ

電車、間に合うかな?

私の家と学校はかなり遠く、電車で行かないと遅刻するのだ。

のあ

今の時間は、7:23

のあ

よし!行ける!

のあ

ふぅ、間に合いましたね

〜ドアが閉まります。ご注意ください。〜

のあ

結構人居るんだな

いつもはあまり人が居ないが、今日は結構たくさんの人が居た。

のあ

絵、描きたいな、

絵を描きたい気分だったが、きっと電車ではダメだろう。

次は、桃の市〜桃の市です〜

右側の扉が開きます〜ご注意ください〜

のあ

よし降りるか

のあ

おはようございます!

私は何事も無かったように挨拶をする。

るな

あ!のあさん!大丈夫だったんですか?!

のあ

え?あ、るなさん

るなは私の友達だ。ポジティブで自称天才らしい。

るな

窓ガラスの下敷きになったらしいじゃないですか!

のあ

う、うん!大丈夫です!

余命のことは言えなかった。

余計な心配をさせたくなかったから。

私は校舎に入ったら真っ直ぐ職員室に向かった。

余命のことを先生に言うためだ。

のあ

失礼します。

先生

ん?桃井どうした?

のあ

えっと、昨日病院に行って余命宣告されました。

私は嘘をつかず、正直に言った。

先生

え?本当か、?

のあ

はい。2年らしいです。

先生

.....短いな、

のあ

........え?

私は短いと思わなかった。

1年=365日。 365×2=730日 730日もあるならいいんじゃないのか?

のあ

....皆には言わないで欲しいです。

のあ

余計な心配をさせたくないので。

先生

....変わったな、

のあ

...はい?

先生

目にハイライト無いぞ。

のあ

ッ!

きっと今私は闇に突き落とされたような顔をしていたのだろう。

のあ

それでは。

先生

....あぁ。

るな

のあさん!

のあ

.....

今の私はるなの声が聞こえなかった。

"あの男の子"と"余命"のことで頭がいっぱいだったのだ。

るな

のあさん!!

のあ

えッ?あ、

るな

聞いてるんですか?

のあ

ご、ごめんなさい、wなんて言ってましたか?

るな

将来の夢ってありますか!?

のあ

......

将来の夢...か。

私は高2で死ぬ。夢なんか、叶えられない。

のあ

私は、、あんまり決めてないですね

るな

私はアイドルです!!

るな

可愛いくて素敵なアイドル憧れてたんですよね!

アイドルか。

のあ

るなさんスタイルとか顔もいいし、叶えられるんじゃないですか?

るな

のあさんの夢聞かせてくださいね!

のあ

.....考えておきます。

私の場合は"考えてない"じゃない。

"考えられない"んだよ。

続き⇒400♡

『君と私が出会ったことは"奇跡"なのかも知れない___。』「完結済み」

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

559

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚