この作品はいかがでしたか?
312
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粗範87年 夏
城で働く決意をした シゼ・ノーディンは2人の従者に 見送られ
16年間住んでいた家に 別れを告げました。
そして
この日はシゼの 16歳の誕生日でもありました。
アレン
アレン
シゼ
アレン
アレン
シゼ
シゼ
アーク
アーク
シゼ
ずいっ、
猫のぬいぐるみを渡される
アーク
アーク
アーク
アーク
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
ガラッ……ガタッガタッガタッ (窓を閉め、馬車が走り出す)
アレン
アレン
アレン
アーク
アーク
その後
シゼは数時間ほど馬車に揺られ 働き先のルシタス城まで着きました。
クリジアの街を支配する ギリカール帝国の城 【通称: ルシタス城】は
ギリカールの都に生まれた 第二王子が生活なされていて
クリジアの民による血税を ふんだんに使った たいへん豪華なつくりになっており
クリジアへの差別の根を張る 恐ろしい建物でもあることから
人々からは【地獄の花園】とも 呼ばれていました。
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
ガヤガヤガヤ…
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
ローゼ
ローゼ
シゼ
1人の白髪の少女が 台に上がる。
「「「!!」」」
ローゼ
「「「ごきげんよう。」」」
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
「!…」
「ローゼ様…お美しい。」
「なんと清らかなお心 なのでしょう。」
「私達の姉だなんて、 もったいなきお言葉っ!」
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
「「「「はい!」」」」
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
シゼ
ザワッ!!
「え…誰?」
「シゼ・ノーディン?」
「聞き間違えかしら? 確かその名はクリジア人のはずよ。」
「王女様がクリジアの名を言うなんて…一体どこにいるのよその女は!」
「だめよ!見ちゃだめ! 目が腐るわ!とっとと帰りましょ!」
ゾロゾロ…
(侍女達が帰って行く)
ローゼ
シゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
シゼ
ローゼ
ローゼ
ローゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
「おい、あれ見ろよ。」
シゼ
「張り紙にあった クリジアの侍女だ。」
「なぁんだ、 まだちっこいガキじゃねぇか。」
「色気もねぇクリジアの女を 買うだなんて、よほどターナー家は 金がねぇんだろうな、アハハ。」
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
【ターナー姫の部屋の前】
シゼ
シゼ
シゼ
扉の中から ターナーの姫と思われる 少女の声が聞こえる。
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
ガチャッ!
(ターナーの姫がドアを開ける)
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
シゼ
第1話 おわり
コメント
8件
気まずい……のかぁ(´・ω・`)
シンプルに。シンプルに言おう。好きです。(